現実世界
「戻ってきたのか...?」
俺がそう呟いた時だった。
「キュウウ〜...!」
とリィカが呟きながら一枚のカードとなってしまう。
「リィカ!?」
俺が驚いているとメニュー画面が開く。
『現実世界であなたの使役するモンスターはカードとなって保管されます。呼び出したい場合アイテム欄からカードを使用してください。カードに戻す場合は「戻れ」と念じるだけでカードに戻りアイテム欄に記載されます』
「妙に親切設計だな」
まあ、現実世界において魔物であるリィカを常に周りに置いておく訳にはいかないか。
どう考えてもトラブルの元になるからな。
俺はリィカのカードをアイテム欄に入れながら、そのまま教室を見渡してみる。
一見変わった所はないのだが、教室の真ん中に出口で見た緑の回転球がある。
(あれが異世界への出入り口なのか?)
そう思ったがもう一度触れる気にはならなかったので一度教室を後にした。
「まずは部室に戻ってみよう」
家に帰るのも考えたが、まずは誰か部員が残っていないか見ておきたい。
そう思いボードゲーム部の部室へと向かう。
〜ボードゲーム部〜
俺は勢いよく部室の扉を開いた。
「誰かいないか!?」
そう叫ぶ俺の前に1人の少女が姿を現すのだった。




