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ブラックゲート②

「...はい?」


聞き間違えかと思いもう一度彼女たちのレベルを聞く。


「聞き間違いだと思うけど一葉のレベルはいくつなのかな?」


私の質問に彼女は嬉々として答える。


「私はレベル5300で修が5280だよ」


「...」


私は思わず絶句してしまう。


(レベル5000越えって本当? だったら私たち勇者メンバーよりも強いってことになるんだけど...)


いや、流石にそれはないよねと思いつつも少しだけ心に留めておくことにしましょう。


(....本当にレベル5000越えって事はないよね?)


私がそう思っていると早速ゲート内から高レベルのモンスターが這い出てきている!


常人ならば一瞬で溶けてしまうであろうレベルのモンスターの出現にも2人は全く気圧される事なく武器を構える。


一葉は赤い大剣を、修は白い槍を構えている。


「じゃあママに私たちの実力を見せてあげるね!」


そう叫びながら駆け出す一葉。


「あっ! 姉さん! 1人で戦うのは危険だよ!」


その後を追って走り出す修。


その姿を見て私も後から駆けつける。


「2人とも待ってよ! ....って早い!」


明らかに早い。


私のレベルもかなり高いはずなのに彼女達の方が圧倒的に素早いのだ。


いくら私が後衛職とは言っても高レベルの覚醒者だ。


そんな私が彼女達のことを素早いと評価すると言う事は...。


私はゴクリと生唾を飲み込む。


(これは....思っていたよりも強力な子供達かもね)


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