【完璧な絶望アイドル神ai・saga】②
【絶望ループ】とは相手にとある洗脳の魔法をかけて3手の行動確定させてから行う事で初見殺しが確定する。
しかし、今の私が【グラスレイ】と今の装備品であるお守りを洗脳に対する物に特化しているので奴の魔法は通用しない。
元々の抵抗力だけではai・sagaの洗脳魔法に抗う事はできないのだ。
私に洗脳の魔法をかけようとしている彼女が驚きの声を上げる。
「まさか...! 私の洗脳魔法を上回る抵抗力を持っていると言うの!?」
その言葉に私はこう返す。
「ええ、だってこうして私が貴方の前に立つのは99999回目だから...」
「99999回目? 貴方さっきから何を言っているの?」
「...こっちの話。とにかくいくら強力な魔法やスキルを貴方達が持っていたとしても絶対に攻略不可能な難易度なのでないのなら私が僅かな隙を絶対に見つけ出して見せる」
「訳の分からないことを言わないで。私のこの技は今まで破られた事がないんだから!」
「確かに。貴方はそう思っているんでしょうけど、貴方の【絶望ループ】は既に攻略しているの」
「...私のループを破る? どうやって?」
「簡単な話。3手で殺されるのなら1〜2手で貴方を倒してしまえばいい」
「...貴方正気? 私をそんな少ない手数で私を倒せると思っているのかな?」
「まあ見てなさい」
私はそう言いながら静かに杖を構えるのでした。




