表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/32

32話目 宇宙大怪獣大決戦ののち、大団円で物語が締めくくられていく様子が語られるくだり

卵さまと人々が、宇宙大怪獣”鯨”と決戦?する様子が語られるくだり


 狩りです。いわゆる宇宙大怪獣といっても自然の動物と同じ?か異質すぎるので意志の疎通が難しいのでそれ以下とか未満とかの分類なので、害虫駆除といった意味合いに近い作業。スケールは果てしなく大きいですが。おおよその大きさは、その巨体は、この惑星の8倍ほど。どうやって維持管理しているのか疑問に思うサイズ。恒星系内に侵入するかしないかですでに、その巨大な身体がによる質量で、歪んだ重力の影響を惑星その他が、受けるているわけですが、そもそもそこらへんの質量やら密度やら、いろいろ世界に対してごまかして生きている変態的な生物であるので、重力影響などは自信に影響が無いように、最低限に押さえたまま宇宙の海を泳ぎまくっています。

 時間の流れがそのままでは箇所によって違うし、周囲の空間も通常の光学センサでは歪んで認識できない、もしくは難しいので、感知する”耳目”を特殊な粒子を使用して行なっている。使用していセンサの根本は、時間をある程度遡ったり、光よりも速度がでていたりする、これまた、謎物質。タキオンとか呼ばれてもおかしくないような気がする。そうして、ワタシの認識で時系列を並べて認識できるようにして、もしくは、時系列を無視できるような認識アルゴリズムを組んで初めて、宇宙怪獣と、同じステージで狩りをすることができるよう。

 狩の準備。トプンという幻聴が聞こえてくるようなビジュアル。惑星そのものを、迷宮のメンテナンスデバイスであるところの、緑色なスライムで覆う。もう既に、メンテナンスデバイスの域を越えているような気もするけど、気にしない、気にしない。呼称はどうでもいい、ので、大事なのはその機能。惑星上の全ての生命体を、取り込み、あらゆる粒子に干渉できる粒子、それを精製して放出、制御するユニットとしてまとめて管理してしまうようにする。個人個人、個体個体それらがそれぞれ、小さな迷宮だと判明するやいなや、脳裏に浮かんだ映像。全てを取り込み、全てで狩りをする。

 中に取り込まれた個人、そのパーソナリティは取り込んだ時間、これも見かけ上のその時点という意味であるけれど、そこで凍結。平行してバックアップも瞬時に取っておく。制御機関も膨大なもの、個人の処理能力と基準にすると、単純計算で10をn乗するところであるところのnの部分、1のあと0が10^1000個ほど並ぶほどの性能に引き上がっている……よう?まあ揺らぎがあるし、そもそも制御方法の計測手段というものが曖昧であるから、少し盛っているかもしれない。

 精製能力もそれに比例しているので、何と言うか、その規模は世界を改変できるほど?宇宙そのもにちょっかいを出せるほどの出力が得られていく。これほどの出力に繊細な制御、斬新な運用をもってして、ようやく本能のまま周遊している宇宙怪獣と同格であるのであるから、色々トンデモない話であり、身も蓋も無い大自然の驚異というものを身近に感じるしだい。いや、これこと宇宙怪獣の存在を大自然の脅威と言ってしまうとそれはそれで何か違うという気もする。

 ともあれ、狩りが始まるわけだけれども、時系列がこんがらがって、過去へ向けて未来からはなった弾丸が、さらに未来に着弾して、効果自体はすでに発生した状況で初めて対象に出会うなどという、こう、ひんまがった情景描写になっていくわけで。それを理解できる形で世界を認識し直しながら、狩りを進めていくという手順、その脳内表現をのちに活用する戦闘レポートして記述するうえで正直通常の時間に従って生きていく個体には理解不能なものになるのでは、無いかな?とか、少なくとも映像やらコメントやらを3次元的な認識で記述することに限界を感じる、ので、それら経過報告には、新しい認識、概念を持たせて記録することになる。

 むりやり、簡易に、状況を、紙とペンで持って表すとするならば。

 

 勝(狩)ったぞー。


 でよいのではないか?

 

 そう表現するしかないような気がそこはかとなくするわけではあるのですが、それはなんとも身も蓋もないので、もう少し努力してみることとする。


 大怪獣はその存在を非実在としているステージから、顕現させていくステージを同時に揺らぎながら位置情報を変化させてくるので、その未来における位置情報に会わせて、巨大質量をかすめていきながら、位相を変化させて、嫌がらせを行ないつつ、その結果のみをすでに存在していた最小である最大の認識場に移動させつつ、高重力による次元曲面の爪で引っ掻いてスピンさせつつ、最小単位の粒子を反転させて、転ばせてみるようなことが未来にわたって行なっているのが、過去のワタシである上でその様子を横目でチラ見しつつ、はるか未来より俯瞰しているわたしが星の流れを操作して相手に不快に感じるような音を響かせておののかせてみて、次元の鏡を空間的、時間的、それらを超えたり、手前に配置したりしつつ、同質量を同時展開して衝突させてみたり、それらのことはほんのいやがらせであって、本命は存在することそのものに対してアプローチであったり、光速より速い物質によって思考している鯨の本能に訴えかけるように、恒星一つを潰して歌?のようなものを歌ってみたり、高重力を使用しての合気道的な何かで間合いを計ってみたり。謎のエネルギーを放出してみたものの、認識をあえて無視したそれが結局過去においても無視されてしまうように見せかけて、おおきく未来への一石となってみたり、それらのことが、同時に発生したこのように振る舞って、いるように見かけ上、発生していた事象が実は無かったことになっていたり、惑星そのものがなにか増加しているというか質量とかいう存在、ワタシという存在そのものが曖昧になりつつも、確固として存在するという矛盾そのものが突きつけられたり、すでに論理的な思考ではなく、そこにそれがそのままにあるという存在そのものが喉元に突きつけられていたりしたり、禅問答に質量を与えた状況を作り出していくようなそのような瞬間瞬間を切り取っていき無秩序に並べていっているようで、さらに超越して俯瞰していくと、何らかの意味をもっているような絵が作成されていたり。


 努力はしてみた。


 ……詳しくは、新しく開発したレコーダに圧縮された情報を、確かな気をもって閲覧するようにして頂きたく思う所存でございます。


 ともあれ、星系内に用意されていた、嫌がらせようの罠から致命的なものまでを充分に使用して、宇宙大怪獣鯨、個体名”白鯨”は狩り倒されたわけである。いつのまに個体名が決まっていたか?過去に遡って決定されていた事象がいまここに確定されていくわけで。

 また、些細なことではあるが、ここ数年から数十年前後の、歴史というか、関わり?関係?世界の歴史?そのものにも影響がでているよう。そのうち致命的なものを修復させられるように、”狩り”の前のバックアップと比較して、コストを睨みつつ修復を開始していく。


 時間が過去から現在未来へと見かけ上一定の速度で流れていくのはやはり落ち着く。質量兵器として使用した、ガスジャイアント(惑星)やら、冷えた質量惑星やら、熱量へ総転換させた内惑星やら、見えない手で振り回して、相手の移動を阻害させたり、脳震盪をおこさせた(脳があったのか?あの怪獣)、衛星やらが消えてしまった質量のバランスをとるように、機動を調整。減ってしまった質量などのリソースは宇宙怪獣の質量でおぎなう。この”白鯨”、質量を畳み込んでいたので、見かけよりそのリソースが多いというか、光学的なスキャンは全く信用できないわけで、それらを展開していって、星系を成形し直していく。一応惑星の見た目は戻しておいたほうがいいよね。星占いとか設定を変えないといけなくなるのはちょっと面倒くさい。

 同時に相当距離を移動していた星系そのものも、おおよそ元の場所に戻しておく。周囲に何もない虚ろな海に置いておくと、目立ってしまうし、そもそも星座とかを変えてしまうと、再生した個々の認識をさらにいじらないとイケナイじゃないか?


 ざっくりと、再設定に指針を指示しつつ、ゆったりと概念の海でただよう。

 さて、細かいところはオートメーションにまかせて、ちょっと休むとしよう。

 自己認識的には数百年単位で働いていたことになっているから……


 ……眠い。疲れた。もう休む。


全て世は事もなし、全てが解決して、そして誰もそれに気がつかない?という状況が語られるくだり。もしくは、大団円?


 どこからか音がする。液体が流れでるようなそんな音。同時に何かに浮いていた身体がゆっくりと液体が引くのと共に、下部の台座?のようなものまで降りていくのが分かる。円筒形の筒のようなもの、素材は硝子?がゆっくりとズレていき、蓋が開く。同時に視界情報が入ってきていることに気がつく。ゆっくりと身を起こす。小さな手脚、白いく細い。

 円筒形の容器、それが横倒しになっているよう。ゆっくりと身を起こし、そのふちに手をかけ乗り越える。

 さて、ワタシはだれだろう?さて私は誰だろう?思考を巡らし、認識をする。記憶を読み取り再起動。

 今度は用意していた、タオルで軽く身体を拭いて、着物を身につける。状態保存の魔法が駆けられたローブやらマント。ちょっとサイズが大きいところは変わらず。ひょいひょいと歩き出し、まずは厨房。用意していた魔法を展開して土鍋でおかゆを作り出し(今回は味噌も使用)ぱくり。

「……千年ぶりくらいの食事?」思わず独り言。うましうまし。

 ちょいと、モニタを呼び出して空間に投影。現状を把握。

 世界はこともなし。迷宮の管理そのものはメンテナンスの結果安定してきているし、そのための補助妖精……小型卵さま軍団と違和感無く付き合っている現地管理者集団、古来からのネットワークが最近復帰してきたという状況で、各地の余剰生産物のやり取りやら、世界規模の統治機関の設立を画策すべきという機運やらが巻き起こっている。

 別モニタを写す。大きめの卵さま身の丈は3mほど?と巨大な雷竜にのって旅をしている猫耳少女さんが映る。おしゃべり雀と口喧嘩をしながら、街道を進んでいく。布教活動をしつつの行商、という様子を隠れ蓑とした情報収集……まあ、今は楽しく旅をしているだけともいえるが、何とも微笑ましい……のかな?卵さまに心酔してしまった吟遊詩人風の密偵君も周囲をちょろちょろとしているようで。そして、結構、あいかわらす、いつもの通りに、面倒事に、巻き込まれているようだけども。いつのもこと。まあ、あのスペックなら問題なし。むしろ周囲の被害が問題?

 他ぺらぺらと映像を切り替えつつ、ワタシと私が眺めていく。結果はすでに分かっているので、暇つぶしというか、趣味での観察ではある。

 辺境伯爵とその家族はまあ、すこしばかりぎくしゃくしているようだけれども、人の生き死にまでには発展していないよう。ご令嬢と少年騎士はなんやかんやで結ばれて幸せ?になったよう。私兵団あらため傭兵団の皆様はやはり元気に各所の迷宮へもぐり込んでいるみたい。

 宇宙怪獣との決戦やら、迷宮機構の暴走による世界の危機やらはすべて無かったことに。そもそも発生していなかったこととなる。長命種も迷宮が生み出したコミュニケーションツールであるところの小型卵さま妖精の発生によって、より穏やかな余生?を過ごしているはず。

 辺境の孤立していた村は、その独自の宗教観と、不断の戦闘訓練&実践と、残した装備のお陰で、古今東西類を見ない実力者集団となっている、ので、”勇者”(笑)がやってきても、立派におもてなしをしてくださるでしょうね。

 ワタシは卵さまとしては、この世に認識されてしまったけれど、ホムンクルスっぽいなにかの本体は結局、社会に接触させなかったし、ちょっと安心。まあ、何か問題が発生したらば、過去に遡って改変してしまえばいいと考えると、気楽というより、思考の質が変質してしまっているような?

 まあともあれ、あとは、他の方々に頑張ってもらいましょう。

 ワタシとわたしは棚上げしていた各種考察と実験を進めていきましょうか?

 ……答えを自分で左右できるのはズルいような気がしますけども。


 すべて世は事もなし。


 思う存分引きこもるといたしましょう。

 ではではみなさんごきげんよう、さようなら。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ