チョウセンアサガオ
オラァッ!!
(鉄片を空中へばら撒く)
小癪な技ですねぇ....!
(大きくバックステップを踏む)
ラァァァァ!!!!
(距離を詰めて瑠々花の鼻先へ叩きこむ)
ゴォッ!!
(大きく頭を仰け反る)
お返しですよッ!!
*瑠々花の額が激しく条星の額へ激突する*
イッテェなァッ!!!
(膝打ちを瑠々花のみぞおちに直撃させる)
ガフッ!!
(上向きながら目をひん剝く)
オラよッ!!!
(続いて正拳で顎をカチ上げる)
ガゥッ!?
(天井目掛けて肉体が宙に浮く)
ゴォッ!!
(天井へ衝突後、地面へ落ちる)
ア...ハハハ......なかなか堪えますね
(瑠々花が不敵に笑いながら立ち上がる)
....ですが!!
*瑠々花の瞳が青白く光る*
変身ッ!!
(そう叫ぶと、瑠々花の前腕が固い
外骨格のようなもので覆われ、額に触覚が生える)
.....変体か!!
(条星の第六感が警戒アラートを鳴らす)
シャッ!!
(その瞬間、瑠々花が眼前へ現れる)
なっ!速ッ!?
ドゴォォオッ!!!
(強烈な掌底が条星の腹部へ叩き込まれる)
ガァァアアッ!!!
(痙攣したかのように全身が震える)
馬鹿...な......
*一撃だけで白目を剥く*
ガ....ウゥ......
(力が抜けたかのように地面に伏す)
**夏美達のところでは**
変身ッ!!
(夏美と香蓮が一斉に変体を行う)
なっ!?貴様!どこから抜け出した!?
(警備兵の一人が銃口を向ける)
させませんっ!!
(香蓮が銃口へ粘液を飛ばす)
クソっ、能力者が!!
(警備兵も変体を行う....が)
させるかッ!!
(ドーベルマンの変体を
行った夏美が喉元へ食らい付く)
うぐぅッ!?
(喉元を抑えてのたうち回る)
香蓮!こっちよ!!
(夏美が鍵付き扉を蹴破る)
アオォォォォオオンッ!!!
*遠吠えを上げ、注目を引き付ける*
回復ならいくらでもしてあげますからね!!
**零牙達のところでは**
......こっちだ
(ピクっと背ビレが震える)
この壁を挟んだ二つ向こうから
人体が激突する音が聞こえる
は...はい!
(美亜も必死に背後を着いて行く)
条星さんって...どんな方なのですか?
アイツはだな、お兄ちゃん達の
リーダーみたいな..家族みたいな人なんだ...
君も家族が困っていたら必ず助けるだろう?
は..はい...!
(美亜の想像する条星が構成されていく――)
**条星のところでは**
ク...ソ.....
アイツとの距離が...こんなにも遠いなんて.....
(ゆっくりと顔をあげる)
うふふふ...よくみるとあなた、
いい顔立ちをしているわねぇ.....
(その言葉とは裏腹に――)
*ドガァッ!!*
グアァァッ!!!
(鼻部が捻じ曲がる程の威力で
頭を地面へ叩き付けられた)
ほらほらァッ!!
もっといい声で鳴くんですよォッ!!!
(留々花の容赦のない暴力が繰り広げられる)
グッ!グァッ!!
(鼻血がしとどに流れ落ちる)
アハハハハハハァッ!!!
(歓喜に満ちた笑い声を上げる)
ゼェ...ゼェ...
(荒い息を整えながら顔を上げる)
.....バカが
なんですって?
今の貴方の状況の方が
よっぽどお馬鹿さんですけどねぇ!?
(トドメの正拳を側頭部に並べ、振り下ろす)
.....ッチ
*喉粘膜からナニかが口内へ溜まる*
終わりですよォッ!!
ブフゥゥゥゥウウゥッッ!!!!
(勢いよく薄紫色の液体が
留々花の顔面へ降り注がれる)
....こレ..wa?
(留々花の呂律が崩れ始める)
*次の瞬間*
アアアアアアァァァッ!!!???
(留々花の鼻や口、歯茎や目から多量の血を吹きそぼる)
アアアアッ!!来ルな"ァ!!来ルな"ァ!!!
(何かを追い払うかのように両手を振り回す)
.....哀れな姿だな
(そう呟き、軽く留々花の肩を押す)
ア"ッ.....
グシャアッ!!
(優しく地面へ触れたはずの背から血が迸る)
ギャ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ァァッッ!!!!!
**数分後....奇声を発しながら留々花は絶命した**
....グフッ
(条星が5dlほどの血液を吐血する)
やっぱり...リスクが高いか.....
変体...
*チョウセンアサガオ*
主に熱帯欧米国を主とする毒性植物である。
トロパンアルカロイド・アトロピン・スコポラミンという
多量の毒素を含む凶悪な植物。
接種すると、吐き気・嘔吐・倦怠感・眠気・瞳孔散大
意識混濁・興奮・幻覚・麻痺・頻脈・呼吸困難・昏睡
などの、重篤な症状を引き起こす。
たった20g程度でも中毒を起こすほどの強大な力を持つ。
少し...休息が必要か.....
(壁を背に、体をだらりと預ける)
**数m離れた先**
ここだ...だが..急にピタリと音が止んだ.....?
(零牙が反響定位の威力を強める)
......もしかして、どちらかが...
やられてしまったんじゃないですか?
(美亜が恐る恐る告げる)
.....かもしれないな
(コンクリートの壁に大穴を開ける)
*シャチは体重が最大で10トンもあるのにも関わらず、
水中を時速50〜60kmで泳ぎ回る...
圧倒的な筋力が成す偉業である!!*
条星!居るかっ!?
(美亜と共に室内へ飛び込む)
....おぅ、零牙か...?それと隣の子は?
(壁伝いにフラフラと歩き出す)
お、お前まさか!変体使ったのか!?
(急いでそばへ駆け寄る)
そ..その...その人の生物は....危険なんですか?
条星の生物はだな、
使用に多大なリスクがかかるんだ
(条星の肩を背負う)
....この人は?
(ピクピクと痙攣している女性を発見する)
ソイツは...陸軍軍長..留々花だそうだぞ
(条星が掠れる声で教える)
......コイツが...陸軍の最高戦力....!!
(零牙が痙攣している留々花を見つめる)
で..だが
その横の子は誰だ?
(美亜をジト〜っと見つめる)
あぁ、この子の名前は東原 美亜
偶然この子も探している人が居たみたいでさ
.......東原?
「どこかで聞いたような?」
こ、こんにちは!東原美亜です!!
じ、実はお姉ちゃんを探してて...
お兄さんくらいの年齢なんだけど.....
....わかった
(条星の頭へピーンと来る)
んえ?
**ダクトを通るぞ**
part6
part6閲覧頂き恐縮のキワミィ
ブクマと評価よろしくね!!
次回、イーグル参戦




