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STRAMONIUM(ストラモニウム)~ギャングの青年と破滅の国~  作者: ユウの小説蔵
監獄島編〜箱島の監獄〜

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4/14

遺伝子覚醒者収容監獄島: ミスト・ウェイ



ガァアッ!!

(夏美が襲撃者へ噛み付きに掛かる)


おっと!

(のらりくらりと攻撃を(かわ)す)


ラァッ!!

(懐に仕込んでいた投げナイフを三本飛ばす)


シャッ!!

(一本が頬を軽く掠めた)


チッ....!!


あぁ、言い忘れていたな....

(突然甲高い音が拠点全域に鳴り響く)


な、何の真似だッ!!

(再び投げナイフを指に挟む)


*その時、零牙が窓から顔を出す*


大変だ夏美!!

屋敷内に大量の爆弾が仕掛けられているッ!!!


なんですって...!?


ハハハハハハハァッ!!!

(高笑いしながら塀の上からどこかへ消える)


......カチッ

(屋敷内から一斉に起動音が鳴る)

ボガァァァアアアンッ!!!

(爆炎と爆風が一気に屋敷の

   半径20mほどを吹き飛ばしてしまった)


キャアァァアアッ!!!

(爆炎が夏美達を包み込む)














............シュォォォォ

(灰燼が舞い散る中、

   誰かが瓦礫の中から起き上がる)


イッ...タァ......!!

(全身を血しぶきに包むながらも、

    辛うじて生きていた香蓮だった)

へ...変身....!!

(香蓮の姿が夏美同様に変異し始める)


*生物(モデル)は、軟体動物型...

     エラビル科: ヌマエラビルだ*


(額から四本の触覚が生え、皮膚からは薄い膜が

     張られ、直径1mmほどの粘液線が表れる)


ジュァァァ....

(ドロリとした音を立てながら、

    傷口が少しづつ再生している)


み、みんなのところへ行かないと.....!!

(燃え盛る屋敷を突き進む)


ゴォォォォオオ......!!

(血や木がが焼け焦げ、不快な臭いが鼻を突く)


......あれは!!

(窓に寄りかかりながら左半身に

      爆傷を受けた零牙だった)


*零牙へゆっくりと近寄る*


すぐに治してあげますから.....!!

(零牙の左胸に手を置く)

生命転写(ドレイン・シフト)!!!


ギュォォォオオ.....!!

(ゆっくりと傷口が癒えていく)


*ヌマエラビルの能力とは*

自身の生命力を他者へ送り、送った相手を

ゆっくりとだが、治癒することが可能である


....香蓮...か?

(零牙の瞼が開かれる)

俺は...いい.....夏美と...条星を


何言ってるんですか、

全員助けるに決まっているでしょう!!

(零牙を抱えながら窓を乗り越える)


夏美さん!!条星さん!!!

(一階へ横たわっている夏美と条星を発見する)

酷い傷だ...すぐに治してあげますからね!!


*十数分後*


ここまで...来れば.....

(高台へ避難し、自身の傷を治し始める)

みなさん...死なないでくださいね.....


*ヌマエラビルの能力とは.2*

治癒できる範囲には限界がある

壊疽した部位や完全に損壊した肉体、

病に侵された者、すでに命を失った者に対しては、

生命転写を使っても回復は望めない。


jhgfgh

**香蓮の意識は闇へ堕ちる...**



.....全員連れて行け

(何者かがそう呟くと、

   黒服達が意識のない条星達を担ぎ上げる)



**謎の施設へ四名が送られる**



全員目を覚ませ!!

(看守のような服装を着た者が声を張り上げる)


っ....イッタタ.....

(条星が見慣れない場所で目を覚ます)

ここ...は.....?


貴様!何をノロノロとしている!!

(鞭を条星の背へ叩きつける)

さっさと作業房へ移動しろ!!


なんなんだ...急に....?

(言われるがままに他の人達へついていく)


...ねぇ

(誰かが条星の肩を叩く)

災難だったわね、アイツに絡まれて


..... アンタは?

(話しかけてきた相手の外見は、白髪にロングな

    髪型、そして条星とあまり差のない背丈だ)


私の名前は東原(あずまはら) 美結(みゆ)

ここは脱獄不可能と言われている遺伝子覚醒者専用の

収容監獄島、*ミスト・ウェイ島*よ


ミスト・ウェイ...?

聞いたことがない島だな


それもそのはず、この島は表向きには公表されてない

収容監獄島とは名ばかりの人体実験施設よ


....それに、俺以外に仲間が三人居るはずなんだが

(あたりを見渡すが、見知らぬ人物しか居ない)


あなたを運んできた看守達の輸送車に

結構乗ってたし、その中に居るんじゃないかしら?

(通路前を走行している囚人輸送車を指差す)


ウウウゥゥゥ....!!

(うちっぱなしの床を

   ゴムタイヤが走行する音が響く)


..........

(夏美と零牙がこちらを

    覗いているのが伺える)


クソッ...なんとかこの監獄島から

出ることはできないのか!?

(美結の両肩を揺さぶる)


.....一つだけ、抜け出す方法があります

(美結が作業房のあるダクトを指差す)

この部屋の隣には、看守室があります

つまりあそこのダクトは隣の看守室へ

繋がっているということです....

看守室へ行けば、きっと房の鍵があるでしょう


.......なるほど

(作業房の隅にある鉄パイプを手に取る)

ッ....!!


*条星が鉄パイプを集団へ投げ付ける*


何をなされているんですか?


これで暴動を起こすんだよ


*その瞬間*


イッテェな!!誰だ今の!!


っるっせぇな!!俺じゃねぇよ!!


嘘つけ!隣にテメェが居たじゃねぇか!!


情報ありがとうな、俺はそろそろ行くぜ

(ダクトの扉を殴り破る)

すぐ戻るから、俺の分の作業頼んだぜ!


.......はぁ



**ダクト内**



ったく...掃除くらいきちんとしておけよな

(煤まみれのダクトをほふく前進で突き進む)

.....光が見えてきたな


.........あれは?
















part4 END



part4閲覧頂き恐縮のキワミィ

ブクマと評価よろしくね!!

次回は特に決まってない!

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