二度と戻ってなるものか
よく"も"...ごの俺にごんなごとォォッ!!!
(ナイフを引き抜いて投げ捨てる)
二度と戻ってなるものか...あんな地獄は.....
(美亜の横で拳を握りしめる)
もうたくさんですよッ!!!
*空気を切り裂きながら拳がクロウの顔面へと迫る*
ッ!!はy..
(咄嗟に防御を出す)
ドゴォォォオオッ!!!!!
(時すでに遅し、拳が顔面へと深く突き刺さる)
グハァァアアッ!!!???
(吹き飛びながら後方の零牙の作戦の影響で
剥き出しになったマンホールへと落ちる)
.........これが....私のケジメです.....!!
(涙目になりながら真上を向く)
.......兄さん....すみません
(自らが手にかけた自身の兄...海将を思い出す)
......マスタぁ
(留々花が顔を美亜の肩口に押し付ける)
......お姉ちゃん
(抱き止めながら髪を払う)
行こう...まだお兄ちゃん達が戦ってる....
......グスッ....はい
(涙を拭いながら立ち上がる)
**北区**
貴様...なぜ我が能力を破れたのだ!?
(狼狽えながら再び超音波を放つ)
さぁな....?テメェの能力がカスだっただけだろ?
(条星が指先を自身の首に向ける)
*指を突き刺し、毒液を注入し始める*
キタキタキタぁ....!!
(毒が脳へと作用し、超音波による
意識障害から強制的に覚醒させる)
......そういうことかッ!!
(一気に臨戦体勢を取る.....が)
おせぇ.....!!
(一気に羅刹の背後に回っており、
残り四本しかないうちの一本を引きちぎる)
どんな気分だ...?羅刹.....
夏美もこんな気分だったのか?なぁ...おい
ぁ....ぁぁ!!!!
(冷や汗を流しながら一気に振り返る)
テメェの命で償ってもらうぞッ!!!
(強烈な右フックを叩き込む)
グバァッ!!!
(血を拭きながら地面へ崩れ落ちる)
ヒィッ...! 待て、待てッ! 交渉だ!!
命だけは助けてくれッ!!
(地に伏し、無様に後ずさりしながら命乞いをする羅刹)
...交渉? 笑わせんじゃねぇよ
(一歩、また一歩と、死神の足取りで距離を詰める)
夏美が…あの時、どんな想いでテメェの顔を見てたか.....
想像しただけで反吐が出るぜ
*条星の全身から、物理的な重圧を伴う殺気が膨れ上がる*
......死ぬ前に、一つだけ教えてやる
(羅刹の胸ぐらを掴み上げ、ゼロ距離で視線を合わせる)
テメェにこれから流し込む毒はな.....
痛覚を千倍に跳ね上げる...指一本をもがれる感覚が、
全身を引き裂かれる絶望に変わるぞ
(指を羅刹の頸動脈に突き刺す)
あ、あ...あぁあああッ!!?
(恐怖と毒の影響で、羅刹の瞳孔が限界まで見開かれる)
まずは...さっきの続きだ
(残りの腕の一本を、ゆっくりと、確実に掴み取る)
ブヂィッッ!!!!!
(肉の焼けるような音と共に、
腕が根元から引きちぎられる)
ギャアアアアアアアアアアッッ!!!!!!
(北区の廃墟に、人ならざる絶叫が木霊する)
**下水道**
...ガハッ...! ゲホッ.....!!
(汚水にまみれ、顔面を粉砕されながらも、
泥の中から這い上がる)
あのアマ..よくも…よくも私をォ.....ッ!!
(暗闇の中で、クロウの右目が
不気味な赤色に発光し始める)
...フフ..ハハハッ! だが、これでいい…
リミッターは外れた..この地下から、
私は無事に生還する....!!
.......そんなことだろうと思いました
(何者かがマンホールから入ってくる)
....あなたは生に執着する醜い人間です
*生命転写で傷を治癒した香蓮だ*
.......ッ...貴様は....!!
(クロウの瞳が再び絶望に染まる)
私は...留々花さん達のように甘くはない.....!!
(ナイフを抜いて走り出す)
ま、待て!交渉w..
ズシャアッ!!!
(香蓮が容赦無く首を飛ばす)
ガッ!!!
*雫を垂らしながら、生首が地面へと落ちる*
........惨めな最期ですね
(ぐちゃり、と肉塊が潰れる嫌な音が地下水路に反響する)
...交渉? 汚らわしい口でその言葉を使わないでください
(返り血を浴びた頬を拭うこともせず、
香蓮は冷たく地面を見下ろす)
*クロウの右目の赤光が、
命の灯火と共にゆっくりと消えていく*
...さようなら、救いようのない亡者.....
地獄で夏美さんと...美結さんに詫びなさい
(香蓮は一瞥もくれず、
マンホールの梯子を手をかけ始める)
**北区地上**
ほらよッ!!!
(羅刹の腰を踏みつけて砕く)
ガァァッ!!!
(絶叫しながらも目にはまだ希望が映っている)
まだだ...!!苦労が戻ってくれば..貴様らは全滅だッ!!!
......そうか?
(背後を指差す)
どうやら帰ってきたみたいだぞ...?*二人が*
.........は.....?
(鋭い視線をしている美亜と留々花が歩いてくる)
同業者を二度も手にかけて...すごく不快です....!!
(美亜の手を握りながら歩いてくる)
.......うん...!!
(美亜の瞳にも怒気が宿っている)
**死ねェッ!!羅刹ゥゥゥッ!!!!!!**
part30 END
part30閲覧頂き恐縮のキワミィ
ブクマと評価よろしくね!!
次回は最終回!!




