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STRAMONIUM(ストラモニウム)~ギャングの青年と破滅の国~  作者: ユウの小説蔵
逃避行編〜組織からの追放〜

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15/16

行くぞ 天環街へ



ココへ向かうぞ...!この国1番の大都市...天環街へ!!

(地図を指差す)


.......ぅ

(その時、仮眠室から誰かが現れる)

条星...さん.....?


.......夏美!?

動いて大丈夫なのか!?

(夏美は、先の戦いでカレンの裏切りを受け、

  全身の銃弾を四発撃たれ、意識不明の重体だった)


そんなこと...言っていられません.....!!

(上着を羽織り、拳銃を腰へ差す)

...香蓮さんを、一発殴らないと気が済みません!


ったく...無茶するんだから..

(額に手をつき、やれやれと言った様子で)


誰に似たんですかね...?



*その時、留々花がポロッと言葉をこぼす*


美結様、マスターのところへ行かれてはどうですか?

(船の舵を右舷に切る)


......そうね、美亜も1人で寂しいだろうし

(お菓子の入った小さいバスケットを持っていく)



**客室**



........おねーちゃん

(美亜は1人寂しく客室のソファで寝転んでいる)

寂しいよぉ...


ガチャっ


美亜〜?いい子にしてたかな?

(ニコニコとしながら入ってくる)


おねーちゃん!こっち!こっち来て!!

(隣をポンポンと叩く)

おねーちゃん、お船でどこに向かってるの?


それはね、天環街(テンカンガイ)っていう大きな街に向かっているの

(美亜の頭を撫でる)


てんかんがい?何それ!


天環街って言うのはね、

この国で一番大きい立派な街なの

(バスケットから飴を出す)


飴ちゃんだ~!!ちょうだいちょうだい!

(はしゃぎながらソファの上で跳ねる)




**運転室**




留々花、あとどれくらいで着きそうだ?

(運転を続けている留々花へ問いかける)


上陸してから天環街までだと、飛行機は経由しなければ、

車で行っても確実に三日はかかりますね

(左舷へ切る)


なるほど...船の燃料は大丈夫か?


この調子なら、上陸まではギリギリ持つと思いますよ

それよりも...条星さんは知っているかもしれませんが

(指を四本立てる)

ギャング組織・ナイトメアには...ボスである、

羅刹を守護する親衛隊が四名存在します。


.....そういえば、聞いたことがあるな

(顎に指を掛け)

確か...夜叉・カルラ・摩御羅・キンナ.....だったか

四人のモデルは知らないが...


組織を裏切った以上、その親衛隊からの

襲撃を受ける可能性は大いにありえますね

(直線に入り、船を自動操縦へ切り替える)




**監獄島:ミスト・ウェイ**




ゼェー...ゼェー.......

(条星ほどの年齢・背丈の男が秘密基地へと入る)

....条..星......

(バタリと倒れ込む)

俺は...お前に.....




**政府諜報機関: 零課本部**




ただいま戻りました...長官

(白のスーツを着て、黄色のラインが入った軍帽を

           被ったカレンが司令室へと入る)


おや、カレン君か...そういえば、今日があの日だったか

(コーヒーの入ったカップを手に取る)

それで...?Mr.条星のチームの内、一名は始末したのかな?


はい...零牙という彼らのチームでの情報を潰しました

(敬礼する)

これから、引き続き...羅刹殿からの伝令を待ちます


よろしい...ただし、羅刹は我々と繋がっているとはいえ、

要注意人物であることには変わりはない...厳重に対処しろ


.....はっ!

(回れ右をして部屋を出ていく)


......やれやれ...これだから黒崎の一族は....




**船内**




みなさん!見えてきましたよ!!港です!

(留々花が汽笛を鳴らす)


...港

(よろめく体を起こし、夏美が

   新しい包帯を巻きながら窓を見つめる)


夏美...いけるか?

(条星が夏美の服を脱がしながら体を拭いていく)

あまり無理はするなよ


はい...もちろん、そのつもりです

(立ち上がり、ジャケットに拳銃やナイフを仕込む)


全員、船を降りたらそれぞれ武具を調達し、

すぐに天環街まで向かうぞ!

(留々花の肩を叩き)

留々花、美亜はお前が連れていってくれ


承知しました、条星様

(美亜の居る客室へと姿を消す)



ヴヴヴゥゥゥゥ!!!

(汽笛を鳴らしながら港へと到着する)











part15 END



part15閲覧頂き恐縮のキワミィ

ブクマと評価よろしくね!!

次回はあんまり決まってない。

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