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STRAMONIUM(ストラモニウム)~ギャングの青年と破滅の国~  作者: ユウの小説蔵
逃避行編〜組織からの追放〜

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14/14

ナイト・メア

........零牙

(無事に島を離れた脱出船では、

     淀んだ空気が蔓延していた)


............

(夏美は未だ目覚めず、

  留々花も重くはないが、かなりの怪我を負っている)


おねーちゃん...零牙おにいちゃんは?

(美亜がビクビクとしながら美結の袖を引っ張る)


......美亜、向こうへ行っていなさい

(軽く頭を撫でて客室へ向かわせる)


う、うん.....


*その時、条星が声をあげる*


....零牙(アイツ)のためにも、

俺たちは足踏みしている理由はない.....!!

(船の舵を切り、本土へ進行方向を定める)

組織へ戻るぞ...!


......そう...ですね

(美亜が恐る恐る問いかける)

ところでですが...私たち三人の扱いはどうなるのですか?

監獄島から脱獄はしましたが...

私たちは元は一般人ですし、留々花さんに至っては

元々は政府の人間です...


安心しろ

俺がきちんとボスに掛け合ってやる

「...だが、俺の推測が正しければ.....」




*最悪の結末になる...!!*








**ギャング組織・ナイトメア・本部**




*ギャング組織ナイトメア*

海に面した海岸付近に設営されており、

組織の人間ではない者がこの館へ足を踏み入れると、

政府の幹部レベルの迎撃を受け、

何者だろうと生存は不可能と言われている




よし、みんなはここで待っていてくれ

(条星が船を沖へ停め、1人本部へと踏み入る)


*一階・フロント*


フロントマン、ボスへの面会をしたいのだが

(フロントのベルを鳴らす)


はいはい...では、こちら面会証となります

面会後は証拠隠滅のため、破棄を推奨いたします

(フロントマンが紐を繋いだカードのようなものを渡す)


ありがとうございます

「....ここまで怪しい素振りはないが」


*三階・首領室前*


コンコンコン


ボス、入りますよ

(ノックを三度鳴らし、豪華な扉を両手で開く)


.....ほう、条星か

(ワインを片手に、向き直る)

あの監獄島に収容されていると聞いていたが、

よもや脱獄を成功させたということかな?


.....はい...一名、尊い犠牲はありましたが、

仲間と共に脱出しました

そこでですがボス、監獄島(そこ)で...

三名ほど組織へ引き入れたい者を連れてきたのです!


.....知っている

(予想外の言葉を口にする)

東原 美亜・東原 美結・上代 留々花であろう?


......なっ!?

ど、どうして知っているのですか!!

(一歩後ずさる)


何故かって...?

何故だろうなぁ...?どうしてお前たちの拠点がバレたのか...

何故お前たちのチームにカレンという裏切り者が居たのか...

(姿が変貌していく)

それもこれも....


クッ...!

「やはりこうなるのか...!!」



*館へ踏み入る前*



.....美結、一ついいか?

(美結を呼びつけ、耳元へ囁く)

これは憶測なんだが.......


....えぇっ!?

(美結も流石に驚愕する)


シッ...!

こんな巨大組織を作れるほどの手腕があるボスが、

裏切り者を1人見逃せないと思うか...?

それに、美亜の人体実験の件...誰かの代替者として

選ばれたと言っていたが...きっと俺の代替者として

抜擢されたはずだ.....その時期は、俺にもその話を耳にした


......なるほど

それで、私は何をすればよろしいんですか?


.....怒らないのか?

妹を代替者として...実質的に俺の身代わりにされたんだぞ?


怒りなどしませんよ、あなたがいなければ、

あの監獄島からは一生出られなかったでしょうし...


.......わかった







クッ...!

「やっぱりこうなるのか...!!」


お前たちはどうやら監獄島で、証拠を

掴んでしまったようだな...あの場でモルモットとして

一生を暮らしていればよかったものを....!!


.....俺が

(ポツリと何かを呟く)

俺が、その程度の事を..

読んでいないとでも思っていたのか!!


....何?


*その瞬間*


バリィィィンッ!!!

(窓ガラスを突き破りながら何かが飛来する)


条星さん!捕まって!!

(手を伸ばしながら対角線上のガラスへ突っ込む)


ッ....!!

(手を掴み、窓を突き破りながら館を脱出 する)



ズガァァァアンッ!!!




*空中から船へと急降下する*




ドォォンッ!!

(船へダイナミックに着地)


急いで船を出せ!!

(留々花が素早く舵を取る)


バッ...!!

(その時、割れた窓から何者かが飛び出してくる)


逃しはしない...!!

(現われた人物の名は....)


.....彼は

(舵を切りながら後方を見つめる)


知っているのか!?


えぇ...彼の名は*クロウ*...政府に所属している、

空軍の最高司令官です

(速度をマックスにしてから自動運航へ切り替える)

生物(モデル)は確か.....大火喰鳥(オオヒクイドリ)...!!


ヒクイドリ...空軍のくせに、陸上も行けるってのか......!

(ハッチを閉め、空中からの攻撃に備える)


......完璧な防御体制か

(機関銃を構えていたが、無駄だったようだ)


留々花!ココへ向かうぞ!!

(地図のある一点を指差す)


.....ここは?


この国最大の繁華街及び都市.....




**天環街だ!!!**










part14 END



part14閲覧頂き恐縮のキワミィ

ブクマと評価よろしくね!!

次回は逃避行だよ

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