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STRAMONIUM(ストラモニウム)~ギャングの青年と破滅の国~  作者: ユウの小説蔵
監獄島編〜箱島の監獄〜

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10/18

井戸端会議



.....将軍よ、こちらへ寄れ

(20代半ば程の外見の男性が、

      留々雅を呼びつける)


はい、なんでしょうか.....

(素早く足元へ跪き、言葉を待つ)


将軍よ、陸将(留々花)の姿が見えぬようだが


...私の妹の話ですか

(立ち上がり、言葉を紡ぐ)

あの者なら...奴等(条星達)の元へ寝返ったようです


なんだと....?

(あからさまに嫌悪を露わにする)

今すぐ陸将をこの場へ連れてこい...!!


......ッ

承知しました...!

(素早くドアを開き、立ち去る)


......これだから使い捨ての駒は信用ならん――




**秘密基地**




ラァッ!!

(夏美が鋭い正拳を突き出す)


甘いですよ!!

(香蓮が軽々と背後へ飛び退く)

お返しです!


*足払いを仕掛ける*


よッ!

(高く跳躍する――)



アイツらやってんな~...

(零牙が椅子に腰かけながら二人を見守る)


お姉ちゃん!飴ちゃんひとつほしい!!

(美亜が留々花の上で)


だ~め、一日一個って約束でしょ?

虫歯になっちゃうわよ

(飴玉の入った袋を棚の上へ置く)


む~....!!


まぁまぁ、一つくらいあげてやれよ?

(条星が飴玉を一つ取る)


わ~い!!


もう...美亜に甘いんですから

(美結が不満げにみつめる)


まだ子供なんだから、

あんまり厳しすぎてもあれだぞ?

(肩をすくめながら自身も飴玉を一つ口へ放り込む)


全く.....



*その時、留々花が声を上げる*



みなさん、それぞれ自由ですけど...

当初の作戦会議はどうされるのですか?

(机の端をカツカツと叩く)


あぁ、そういやそんな話してたな

(条星が座るのを皮切りに、全員座り始める)

それでだが、実際にアイツと戦った

三人に直接話を聞きたい


あの者の生物(モデル)は、ハヤブサ(ファルコン)...

美結さんと同等、もしくはそれ以上の

機動力を持っています

(香蓮が実体験を語るように告げる)


そう、それで武器も驚きなのが、アイツの武器は

スペツナズ・ナイフ、刃が飛び出す仕掛けの武器よ

(夏美が傷跡の残る右頬を撫でる)


スペツナズ・ナイフ....外国の特殊部隊の武器だな

(条星が脳内で計画を構築する)

それじゃあ、作戦はこうだ――



*内容はこうだった*

Aチーム: 夏美・香蓮・留々花・零牙の四名

Bチーム: 条星・美結・美亜の三名


Aチームは正面で留々雅の気を引き、

Bチームが脱出の手段を確保する...

美結はこの場所に来て長いんだろ?

なにか脱出手段をしらないか?


......ひとつだけありますよ

(地図の一箇所を指す)

港にある唯一の外界と接することができる...

この島に一つしかない*連絡船*です

たしか乗船可能数はちょうど七名です


よし...それじゃあBチームが先に動き、

Aチームに美亜の反響定位で連絡を送る

それを合図にAチームは交戦を開始してくれ!


.....条星さん、一つ質問なのですが

(香蓮がスッと手を挙げる)


ん?なんだ香蓮


何故留々花さんを美亜さんに付けないのですか?


それはだな、Bチームの作業には

比較的武力は必要がない、だから戦力を正面の

Aチームに集中させるべきだと思ってな


なるほど...承知しました

(香蓮が夏美を連れて再び実戦練習を始める)


ッシャア!!

(零牙も割り込んで参加をする)

ほら!条星も来いよ!!ビビってんのか?


....はぁ、仕方ねぇなぁ

(溜息を吐きながらネクタイを緩める)

ステゴロで俺に勝てると思うなよッ―――




**防波堤基地**




海軍長、作戦はいかほどに?

(一人の兵士が敬礼をしながら問う)


.....奴らの目的と予想できる内容はただ一つ

この島(監獄島)からの脱出...脱獄さ

(留々雅が怪しくにやける)

総員、今から俺の告げる内容を実行しろ―――



**指令室**



.......来たか、空将(空軍将軍)

(先程留々雅と話をしていた人物だ)

いや...我が腹心.....


*クロウ*よ―――

初めから君に任せればよかったようだ...

誰もかれも、君のような*本物*には遠く及ばない

(椅子から立ち上がり、クロウと呼ばれる

         人物の顎を指でイっとする)


......光栄です...我が偉大なる父上.....

*羅刹(ラセツ)*よ...


いい子だ...私と共に、来てくれるか?

(妖艶に微笑む)


.....もちろんです

(羅刹と呼ばれる彼の手の甲へキスを落とす)

私は...いつまでもあなたの味方です.....


*ドアをノックする音が響く*


.....鉛玉を...!!

(来客がショットガンを構える)

お届けに来ましたァッ!!!


ズガァァアンッ!!

(散弾が二人目掛けて射出される)


.....変身

(羅刹がそう呟くと、身体の様子が一変する)


スシャシャシャッ!!

(散弾を軽々と手を交差させてキャッチする)


初心者(ルーキー)

(焼け焦げた散弾の残骸を足元へ溢す)

死ね.....

(瞬き一つの間に襲撃者の背後へ廻る)


ドシャァァァァァッ!!!!

(肩甲骨の丁度ど真ん中を拳が貫く)


ゴハァァッ!?

(襲撃者の口内を血しぶきが満たす)

なに...が....!?おこっ....た...?


全ては輪廻へ還される―――




**ズシャアアアッ!!!**












part10 END



part10閲覧頂き恐縮のキワミィ

ブクマと評価よろしくね!!

次回は特に決まってない

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