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留学生、襲来

 「さてと帰るか」


僕はみんながいる方へ向かっていると、目の前から急に刃物が突き出してた。


「・・・どういうつもりだ、葉月隊長さん」


刃先を突き出したのは葉月だった。しかも目つきがあの時と違って、憤怒、いやそれ以上の形相をしていた。何があった?


「やはり貴様だったのだな。あの噂は本当だったのだな」


噂?一体何の事だ?身に覚えもないし、噂自体知らないし。しかもせっかく助けたのに、あの時の状況と全然変わってないじゃん。面倒くさいけど、どんな噂か知りたかったので


「噂って何だ・理由が無いとこっちも対応が出来ない」


と言った。すると葉月は


「ある男がお前の話をしてな。『ノワールが来た世界は必ず支配される』って言い残して消えていったのだ。最初は冗談かなんかかと思っていたが、さっきの戦いを見てどうやら冗談ではなかったらしいな。貴様は世界を支配するって宣言したな。お前が各世界を支配する前に消そうと考えたまでだ」


なるほど、それなら納得出来るな。確かに世界を支配したいのは本望だが、あくまでそれは面白そうだからって理由でやってるんだけど。たまたまうちと同じことをする輩が現れたから、その輩を潰しているんだけど。しかしその噂をどうやって知ったんだ?それにその謎の男が何故知っている?疑問が残るばかりだ。


「そんな訳で貴様にはここで消えてもらう」


「悪いけどそうはいかないよ」


ノワールは手をかざし、呪文を唱えた。


悪霊召喚術(サモン・ザ・ゴースト)


久々にこの呪文を使う。その名の通りゴーストを呼び出す呪文だ。ノワールの手から色のついたゴースト達がうじゃうじゃと出て来た。ゴースト達に足止めをするよう命令し、彼女達の体を抑えた。


「う、動けん・・・!一体何の魔法だっ!?」


「そもそもこいつらが分からない~!!助けて~!!」


貧血状態のためか、まともに戦うことすら出来なかった。その隙に白沢達をゴースト達に担ぎ上げて、残りのゴーストを回収した。


「じゃあ僕達は帰るけど、これも一応やるか」


そう言ってポケットから小さな玉を取り出した。手のひらで握れるぐらいの大きさで野球ボールぐらいの大きさだ。


「ま、待てぇぇぇーー!!」


葉月が止めようとするも、僕は地面に力いっぱい投げた。すると玉が壊れたと同時に白い煙がもくもくと出て来た。やがて煙は充満し始め、辺りが白世界に包まれていった。


「これ、ドライアイスだから心配することないよ。じゃあね」


そう言って黒い緞帳(ブラックカーテン)を出してその中に入った。ノワールがさっき投げた玉は煙玉だったのだ。これで目くらましや時間稼ぎが出来るから超便利グッズだ。しかもドライアイスだからすぐ充満するし。やがて煙が消えて辺りが見えるようになると、そこはもぬけの殻だった。


「・・・く、くそっ!!!」


葉月は悔しがっていた。刀を地面に強く突き刺したからだ。


「私は負けんぞ。これで終わりと思うなよ!!」


その後、葉月は刀を抜き出して鞘に納めた。それと彼女達を担いで帰って行った。



「あれがノワールか・・・」


「そうだ!!奴こそが世界の支配者、ノワール」


同時刻、遠くの上の方で見物している二人組がいた。一人はモノアイ型の鉄仮面で素顔を隠し、黄金色のローブを身にまとっている。また黒い羽織袴も履いている。ただ性別は分からない。もう一人は茶色のチューリップハットにコート、眼鏡をかけた中年風の男性だ。先ほどのノワールとブラッドの戦いを見ていたのだ。


「あのノワールって奴が最近我々の邪魔をしている輩か?」


「そうだ!!ノワールをこのまま放置してはこの世界、いや全ての世界が奴の物になってしまう。一刻も早く駆除しなくては!!」


どうやら中年男性はノワールのことを警戒していた。どういう訳か彼の内情も知っている。


「確かに我々に楯突こうなど・・・言語道断だっ!!お前の言う通り始末したほうが・・・いや、さっきの戦いを見て思ったが、あの男は結構使えるかもしれないぞ」


仮面人間は彼のことを批判しつつ評価もしていた。


「あの男は我々の作ったカオスをいとも簡単に倒していた。なら戦闘力はそれなりにあるはずだ。そこで我々の仲間に入れれば、奴は自由に行動も出来ないし、世界を支配されることも心配ない」


「つまり首輪と鎖を繋げて手なずけるってことか?」


「そういうことだ」


仮面人間の提案に中年男性も思わずニヤッとしてしまった。それなら世界を支配する心配もないのは確かだ。しかし当の本人はそれを承諾するとは思えない。


「しかし、簡単に仲間に入ってはくれないだろう。その時はどうするのだ?」


「大丈夫だ、餌を用意する。それまでは奴の情報を随一私に送るように」


中年男性はこれを承諾した。その後、仮面人間は黒い緞帳(ブラックカーテン)を出して二人もろとも消えていった。


「おのれノワール!いつかお前の最後が来るのだ!!」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「眠い」


その後、セブンブレイ王国に戻って妹達を回収し、無事地球に帰ったノワール。みんな貧血状態だったけど、回復魔法で一応回復は出来た。そしてみんないつもの日常に帰った。今は学校に行って授業を受けていた。今は一限目の古文の授業を受けている。


「え~と、ここの文を訳すとこういう意味になります」


古文の担当は”呉 朱音(くれ あかね)"と言う女性だ。名前の通り赤い髪でポニーテールにしてるグラマーな女性だ。男子はその美貌にて、女性は愛嬌があって接しやすいってことでみんなから大人気の教師でもある。ただし、僕はこの授業になると眠たくなる。古文、難しいし興味がないから。しかし成績のために一応頑張って授業は受けている。まあ分かりやすく教えてくれるし、そこはいいけどね。二限目は姉さんが担当する世界史、三、四限目は体育だ。担当は”江田島 青澄(えたじま あすみ)”という女性。こっちもなかなかグラマーな先生で青いショートレイヤーの髪をしている女性だ。こっちも結構人気があるという不思議な教師だ。ただし内容はハードだけど。


「今日はこのロータリーを5周してもらいます」


最初っから結構ハードだな。持久走なんて苦手だし、それを5周させるなんて・・・この学校、何かおかしい。しかしこれも授業で成績のために仕方なく走ることにした。その後、何とか5周走り終わった頃になるとみんなばてていた。中には水を飲みに行く人もいた。その後もストレッチや軽い運動などをして体育は終わった。体育は一番嫌いな授業だ。


「は~、は~・・・面倒くさい、だるい・・・」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


その後、昼休憩では白沢と宝華とご飯を食べた。この3人で食べるなんてこれが初かな?


「でさ~、今日の朱音ちゃん、可愛かったね!!あの優しい顔立ちがどうもたまらんのよ!!」


「その話、体育でも聞いたわよ。あと春香さんと江田島先生のこととか・・・」


「ようはこの学校は美人で優しく、可愛い人が多いってことよ!!あなたもそう思うでしょ?」


「何故僕に振る?さっきまで宝華と話してたじゃん?」


白沢には変な所がある。それは可愛い女性を見ると興奮するところだ。いや、女性限定ではないな。可愛い子供や動物、グッズも対象になってる。全く、変な人を仲間にしてしまった。これは僕の間違いだな。これはクラスや学校でも僕と宝華しか知らない。みんな表の顔に騙されているんだ。


「だって~、可愛い物は可愛いじゃん。それにダイヤモンドみたいで綺麗だし」


「仮にそうだとしても、ここには面倒くさい人もいるんだよ。お金持ちのわがまま女とか、すぐに威張る女、プライドが高い女などね」


「全部一緒だし、だいたいあんた、女性を何だと思ってるの・・・?」


宝華は若干引いていた。そういえば、僕はクラスの女子をどう思っているか、考えたことがない。今まで家族、幼馴染、さっきのDQN女しかあったことがないからな。すると扉が激しく開き、そこから田村淳が現れた。息切れをしていることから、そうとう走って来たんだろう。彼は興奮した様子で


「みんな、聞いてくれっ!!このクラスに、留学生が来るぞ!!しかも女の子でとびっきり可愛い娘が!!」


と言うと、みんな歓喜に包まれていた。


「留学生!?初めて~!!」


「女の子だって!?一体どんな娘なんだ!?」


「国はどこからかな?アメリカ?イギリス?」


みんな留学生が来ることで盛り上がっていた。そんなに嬉しいことか?僕にはさっぱり理解出来なかった。


「飲み物買ってくるわ」


「あ、じゃあ私の分もお願い。スポドリで」


「私は紅茶」


「はいはい、お金払ってからな」


二人は黒季に飲み物代を払って自販機へ向かった。この学校の自販機は色んな所に設置されており、食堂近くの自販機はいつも買いに来る生徒が多い。この自販機で有名な商品がおしるこ、ミルクココア、カフェオレなどだ。この3つは上位に入ってもおかしくないレベルだ。食堂の方へ行くも、大勢の人が混雑していて買いにいける状況ではなかった。仕方なく、人気の少ない自販機へ向かった。運がいいことにそこに誰もいなかった。さらに運がいいことにスポドリも紅茶も揃っていたのだ。願ったり叶ったりだ。早速飲み物を買って教室に戻ろうとした時だった。急に後ろから


「あの・・・」


と声を掛けられた。声の主は女性で、発音からして日本人ではなかった。振り返って見ると案の定、外国人だった。金髪の髪にうちの学校の制服を着ていた。何故かサングラスもかけている。


「失礼・・・シマスネ」


日本語を覚えたてなのか、発音が片言だった。見た目とは何か困っているらしい。


「えっと・・・日本語、上手ですね・・・?」


「ア、アリガトウ・・・ゴザイマス?」


「・・・・・」


「・・・・・」


一瞬にして場の空気が固まった。セリフ間違えたかな?すると金髪少女はサングラスを外して


「職員室ハドコデスカネ?ワタシ、今日カラコノ学校通イマスネ」


と言い出した。あ、職員室に行きたかったのね。ていうかそこ裏門だから探しにくいのも分かる。てか何でそこから入ったの?


「ワタシ、コノ町来てまだ一週間ナノデ、道迷ッテシマイマシタネ」


なら仕方がない。せっかくここまではるばる来たんだから、職員室には案内しよう。でもさっきこの学校に通うって言ってたけど?別のクラスか。まあ関係ないか。でも彼女の第一印象、外国人なのか目がサファイアみたいに青かったし、胸が大きかったな。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「今日からこのクラスに転校してきました、”オリヴィア・ペンドラゴン”です。みなさん仲良くしてね」


「初メマシテ、オリヴィアデス。皆さん、ヨロシクお願いシマス」


てさっきの女じゃねえか。まさかこのクラスに入るなんて・・・そういや、そんな噂があったな。何か気まずいな。彼女の名前はオリヴィア・ペンドラゴン、ドイツ人である。彼女とはさっき裏口で出会ったばかりだ。何やら両親の仕事関係で日本に来たようだ。それにしても、クラスどころか他クラスの人まで見に来てるし、留学生ってそんなにすごいのかな?知らんけど。


「え~と、では学校の案内をして頂きたいのですが・・・」


泉夢花、通称夢ちゃん先生が言い出した時、


「Esist in Ordnung.(大丈夫ネ)」


とドイツ語で返してきた。みんな何言ってるのか分からなかったらしいが、僕には理解出来た。何しろ黒子母さんが持っていた本を読んで記憶したから意味が分かっていた。大丈夫って言ってるんだな、でも何で?すると彼女は日本語で


「コウイウノハ初メテ会ッタ人ガヤルモノネ」


と答えた。あれ、初めて会った人って・・・まさかっ!?


「あれ?誰かいるのですか?」


と夢ちゃん先生が言うとオリヴィアは僕の方に指を指して


「案内ヨロシクネ!ソコノアナタ!」


と僕に向かって言い出した。やっぱりなっ!嫌な予感はしてたがこうも命中するとは!クラス中の人は驚いた様子でこっちを見てるし!?いや、僕の快適学園生活が~~!!


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


放課後、僕は彼女と一緒に校内を案内・・・してたはずなのに。


「ネエネエ。アソコアソコ、何カ面白ソウナノアルネ!!」


オリヴィアの自由過ぎる行動に心身疲れていた。何故僕がこんな目に遭わなくちゃいけないのか、学園中の人達が変な目で見てるし。僕の学園生活が~快適計画が~。色んな出来事で注目されてるし。


「あの娘、超かわいいな・・・」


「お人形さんみたいだね・・・」


「へ~あんな顔なんだ」


みんなはオリヴィアの話題で盛り上がっていた。まあ仕方が無いか。するとオリヴィアがやって来て


「ア、ソウイエバアナタナマエ、キイテナカッタネ」


と言い出した。そういえば、名前言ってなかったな。まさかこんな形で出会うなんて夢にも思わなかったし、そもそも関わることなんてないと思ってた。でも名前は教えた方がいいかな、同じクラスだし。


「色田・・・黒季だ」


「シキダ・・・クロキ?面白イ名前ネ」


「そうか?」


「ワタシハイイト思ウネ」


名前を褒めてくれるなんて初めてだ。何か照れくさいな。しょうがないから、もうちょっとだけ付き合うか。その後、再び学校案内をした。食堂、体育館、講堂、音楽室、空き教室、体育倉庫・・・てどこに行きたいんだお前は!?絶対何か考えてるだろっ!?


「アル漫画デヨンダネ。コウイウ場所デハ何カガ起キルッテ!!」


「その漫画、絶対危ない奴だっ!!そんなもの、読むんじゃない!!」


「エ~・・・トコロデクロキハ漫画ヨムノ?」


「え、ああ、結構読むよ。漫画好きだし」


「Wahr!!(ホントッ!!)ジャア、アニメトカモワカル?」


「結構分かるよ。よく見てるし」


「嬉シイネッ!!趣味ガ合ウ人ト出会エテ!!」


オリヴィアは目を光らせていた。どうやら彼女は日本のサブカルチャーが大好きなようだ。最近、そういう外国人も多いから彼女もその一人なんだろうね。彼女の意外な一面を見たかもしれない。


「特二好キナノハ、『闇の支配者にあこがれて』ッテアニメネ!!」


「あ、そのアニメ、僕も好きだよ!!あの主人公やキャラ、内容がいいよね~!!」


「ワタシモ!!ワタシハ特二ヒロイン達ノ胸ガイイネ!!アノ描キ方ハ日本デシカ見ラレナイネ!!」


「どこに注目してるんだよ!!」


彼女との時間はとても楽しく、時間など気にせずに話していた。正門に来て、彼女とは別れた。翌日、


「クロキクロキ!!マタアノ話ヲシマショウネ!!放課後二ネ!!」


とオリヴィアから言い寄って来た。どうやら昨日の話が楽しかったみたいだ。それからは彼女とはたくさんアニメの話をしたり、白沢と宝華、優衣とほのかとご飯を食べるようになった。


「コノクラス、結構楽シイネ!!」


オリヴィアもお気に召されたようだ。ある日の放課後、彼女が部活動を見たいと言い出したので、一つ一つ見ていくことにした。


「イイ部活ナイカナ?」


するとちょうど近くにいた宝華が


「なら水泳部はどう?結構楽しいよ」


と誘い出した。そもそも彼女は運動神経はどうなんだろう?そこは気になった。宝華は話を続けて


「うちの水泳部って学校でも結構支援されてて、しかも近くの市民スポーツセンターを丸々借りて練習してるし・・・」


と彼女が話している時、オリヴィアは宝華のスカートをまくった。て何してんの!?


「Richting!(やっぱり!)」


「きゃあぁっ!何してんのよ!?」


宝華は顔を赤くした。オリヴィアの方は何かに気付いたらしい。


「水泳部ハ部活ノアル日、事前二水着ヲ着ル!噂ハ本当ダッタネ!!」


「変な事言ってないで謝れ!!」


流石の僕も焦った。幸い、僕達以外誰もいなかったから良かったけど・・・こりゃ彼女にはまだ何かあるな。彼女のある意味意外な一面を知った。


「うっっ・・・オリヴィアは水泳部に興味はないの?」


宝華は再び気を取り直してオリヴィアに問いかけた。すると彼女の答えは


「ソンナノニハ入ラナイネ!!何故ナラ動クノガ面倒ダカラネ!!」


とキメ顔で答えた。いやおかしいだろ!その理由!?このままいては埒が明かないのでこの場を去った。しかしこれでだいぶ絞り込めた。まず運動系ではないってこと。文化系を見ればいいことだ。早速色んな文化系部活動を見て回った。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「全部回ったけど、該当ゼロなんて・・・」


今は食堂の自販機近くにあるベンチに座っていた。オリヴィアはジュースを選んでいる。あれから色んな部活動を回ったけど、面倒くさいの、飽きたの、面白くなさそうのでぴったりの所が無かった。何で部活入ろうとしたの?


「オマタセネ~!!ッテ顔色変ダヨ?」


「お前のせいだ・・・」


僕はげっそりしていた。あれだけ振り回されたので、結構疲れた。しんどいな~。


「ソウイエバ、クロキハ部活、行ッテナイノ?」


「・・・・・!」


彼女の質問に思わず固まってしまった。そう、僕は一応帰宅部になっていて、白沢は女子テニス部、宝華は水泳部、優衣は美術部、ほのかは茶道部に所属しているのだ。そういえば部活なんて考えたことがなかったな。うちは貧乏だから、そんな余裕がないのも一つだけど。


「僕はいいかな。面倒だから」


「ソンナ!?モッタイナイネ!!」


「全部拒否したお前が言うとね・・・」


説得力はないって言いたいけど。ここにいてもしょうがないので帰ろうとした時。


「やっと見つけたわ!!”闇の支配者、ノワール”!!」

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