捏造の王国 その102 ムダ金外遊、バラマキ外交、それで国内問題放置?ジコウ党キジダダ総理!
休みの少ないニホン国で珍しく長く休める大型連休中に外遊バラマキしてきたキジダダ総理。その成果を振り返って悦に入っていたが…
30度近い高温が各地で続くかと思えば、一転暴風雨に太陽フレアの頻発に怯えるニホン国。全国的にお休みが続く、でも他国に比べればホント少ないけどそれでも休めるんだーというゴールデンウィークとか言う謎の週に、あちこち移動しまくったニホン国民も少なくなかった。しかしながら、せっかく新型肺炎ウイルスの規制解除で海外旅行も完全解禁となったにもかかわらず、いつまで続くかわからない円安、物価高で格安隣国ツアーすらためらう始末。インバウドやらで外国人観光客が、安いニホン国を堪能しグルメに買い物に観光にいそしむ姿を見つつ、何とかしのぐ国民が多っかったのだが
「今回の外遊の成果はすんばらしい、いやあ西側だけでなく第三世界まで足の延ばしたんだぞ」
と自画自賛の連発はニホン国キジダダ総理。裏金問題やらワクチン大量廃棄やらで無駄遣いしまくったうえに、ロクに釈明も、謝罪も、弁明もせずにお茶を濁して誤魔化し、外遊に逃げるという相変わらずの厚顔無恥さ加減である。
「ははは、民主主義をまもって、アブナイ例の国と仲良くなり過ぎないようくぎ刺したんだからねえ、もっとアメリカからもニホン国からも認めてもらいたいのだが」
いや、それ虐殺まがいに国連違反のことやってる国とかを容認しているアメリカに追随してるニホン国がいうこっちゃないよねー、しかもそれに反対する米国内のデモを馬鹿にする太鼓持ちタレント連中を蔓延らせるマスコミ連中にのっかる政治家がいうのはオカシイという声を聞こえない力を発揮し全力で無視するキジダダ総理。
「ふ、これで私を下ろそうなどという声も下火になるだろう、だいたいこんなときに首相が外遊なんて―とか言ってるが、わがジコウ党で行ってる連中多いじゃないかー」
アイツもやってんだから、俺もって悪いことをして怒られたときの中学生の言い訳のようなことをのたまうキジダダ総理。だいたい外国に一時逃げたところで、選挙に負け続けているという現実は変わらないのである。ゲームだのライトノベルだの漫画だのに現実逃避したところで、仕事嫌だけどキツイ、学校で嫌な事ばかり、先が見えない希望のない生活が変わらないのと一緒である、一時しのぎにはなるだろうが。
「援助の約束も取り付けたし、外交のキジダダの成果をみれば、なんとか」
相変わらずの単なるバラマキである。しかも未曽有の物価高だの、作物やら、国民の健康に甚大な被害をもたらす異常気象だの、頻発する地震などの自然災害だの、備えに対する金はいくらあっても足りないぐらいなのに、無駄金を返しもせず他国にあげちゃうとは、さすがの消極的ジコウ党支持者でさえ眉を顰める事態なのに全く気付かないキジダダ総理。
「そうそう、実に七か月ぶり支持率があがったなあ。やはりニホン国民は裏金も物価高もそのほか忘れてくれた。むろん、ダダッピなどのネット工作が効いてはいるだろうが、これでうまーく解散ブラフを使い、地方自治体を掌握していざという時言うことを聞かせる法律も可決でき…」
と自画自賛、酔いによっているところへ
リリーン
と執務室の上の黒電話が鳴った。
「な、なんだ、いきなり。こんな時に…まさか地獄の書記官とやらがまた嫌味を言いに来たのか、だいたいいつも私が良い気分のときに余計な」
『ああ、お呼びのようですから、来ましたけど、電話をとらなくていいんですかあ、まあ、とったら天国から地獄というか、自己都合の良すぎるボンボン世襲の妄想から、いい加減にしろ勘違い無能政治家モドキと責められる現実に引き戻されるというか』
と、待望の地獄の書記官の声。キジダダ総理の自分に甘すぎる妄想垂れ流しの発言にさすがに一言いいたくなったのか、それとも前前総理のころからの忠告し続けても聞く耳もたない総理たちにめげず、閻魔大王からの特別任務、ニホン国民の亡者を減らすために現世の為政者を何とかするという仕事をしに来たのか、いつものように淡々としたお声である。
「ギャー、電話の受話器の反射に写ることはないだろう!!よ、余計なことを言ってしまったばかりに、変なのがきたあああ」
叫ぶキジダダ総理にあくまでも冷静な地獄の書記官。
『あのー、お花畑のお話をだらだら続けてる場合じゃないですよお。連休中だからと油断して裏金議員たちを手を回して不起訴にしたり、円安介入が後手後手に回ったり、さらに今回の連休で人の出入りやら気温の変動が激しかったせいで種々の感染症が流行ったりして…』
「え?そんなことになってるのか、ま、まあ外遊中だったし…」
『相変わらずニホン国の現実には無知無頓着ですねえ。連敗記録更新も含めて問題山積みですよお。あ、オトモダチの本当は能無し政府に仕事貰わないと潰れちゃう自称広告会社便通が利益爆上げのようですけどお、あそこ他に頼んだマイマイナンバーカードにさっそく偽造が続出して、ジコウ党他にも被害出ましたよお、大変ですねえ、マイマイナンバーカード反対の声がまた大きくなっちゃいますねえ、当たり前だけど』
「え?まさか、そのことで電話が?」
『それだけじゃないですよお、物価高対策・円安対策への不満が経済界とやらにもあがってますしい、改憲したらジコウ党好き勝手にやるだろうがバレバレでまずいかもーと似非右翼さんらもさすがにヤバさに気が付きましたしい、裏でアシストしてもらうつもりで作った野党モドキの新党が正体バレバレで老舗のメイジの党も含め軒並み支持率下がって内紛まで起きてますし、さらに…』
ジコウ党、そしてキジダダ総理にとって聞きたくない認めたくない耳をふさぎたい現実を羅列する地獄の書記官。その間もなり続ける黒電話の音。
本当は早く電話に出て対処すべきと思っていても、なかなか出ない出たくないと受話器をとらないキジダダ総理であった。
どこぞの国では国民は大型連休で休んで遊んでいれば、悪政を忘れると思われていたようですが、円安物価高、気候変動そのほかもろもろでゆっくり休んでもいられなくなると、忘れなくなりそうですねえ。なにしろ就業時間外も各種アプリで職場の情報をチェックすべきといわれる恐ろしい時代ですし