農業基礎知識 "単位"
こんにちは。
牛田ファームです。
今回は農業の基礎知識第1弾
【単位】
についてです。
日常生活において私たちが使う “メートル”や”キログラム”のように、
農業においても使用される単位があります。
”ヘクタール”や”アール” 1反、2反という言葉を耳にしたことがある方もおられるでしょう。
今回は農業単位の中でも"広さ"(面積)を表すものを解説していきたいと思います。
また最初に申し上げますが、今回使用する数字は近似値となっており、正確な数字ではありません。
99.172㎡を100㎡と記載する等、わかりやすい表記となっております。
農業において使用される面積単位はおおむね3つあります。
それが、
畝
反
町歩
です。
まずは 畝
1畝の面積は100㎡です。
10m×10mの広さです。
この100㎡という数字。広いようですが想像してみると意外と狭いようです。
シングルスのテニスコートが約200㎡であることから、コート半分程度が1畝となります。
またわかりやすいことに、1畝が1aとなります。
次に 反
1反の面積は1000㎡です。
単純に畝の10倍の広さで、
25m×40mや31.6m×31.6mでも表すことが可能です。
テニスコート1面が約200㎡なので、5面で1反といえます。
バスケットボールコート(約420㎡)2面強とも表すことができます。
また1畝が1aなので、10倍である反は10aとなります。
最後に町歩
1町歩の面積は1反の10倍の10000㎡。
100m×100mの四角形です。
テニスコート約50面の面積ですが、もはや想像するのにテニスコートでは荷が重いですね。
あえて日本人の馴染みのある「東京ドーム○個分」という表し方をするなら東京ドーム0.2個分となります。
まだいまいちパッとしません。
サッカーのコートが大体0.7町歩程度なので、サッカーコート1.5面分くらいでしょうか?
なかなかの広さであることがわかっていただけたと思います。
また、1反が10aなので、10倍である1町歩は100aとなります。
また100aは1haと表すことが可能なので、1町歩は1haとなります。
以上3つ
畝
反
町歩
畝の10倍が反
反の10倍が町歩
そして1町歩が1ha
です。
理解いただけましたでしょうか?
以降はこの単位を用いて農地の種別や新規就農について詳しく解説できればと考えています。