仮説2 「手洗い、うがい、お風呂」が感染拡大を防いでいる
仮説2 「手洗い、うがい、お風呂」が感染拡大を防いでいる
仮説の2つ目は、これは、ある程度実証されていることとは思うが、今、改めてどの程度感染拡大に意味があるのかを検証すべきだと思っている。さらにいうと、手洗い・うがいはよく言われるが、日本人のお風呂(特にシャワーではなく湯舟につかる習慣)好きが感染予防に大きな効果があるように感じている。
手洗いやうがいも一般的に言われていることなので、ここではあえて仮説にするほどではないが、お風呂はあまり話題になっていないようなので、お風呂に入る回数と感染率、あるいは感染者に感染する直前のお風呂の回数(毎日、1~2日に1回、1週間に2回、1週間1回)を調査すれば、お風呂と感染リスクをある程度相関させることができるのではないだろうか?
私は、お風呂によって、体についた菌を洗い流してしまうことで、ベッド(ふとんや枕)に菌をつける可能性を極めて低くすることで、感染リスクを下げることが可能になるのではないかと考えている。
検証方法
日本、イタリア、フランス、ドイツ、アメリカ等、それぞれ500~1000人程度の抗体検査と同時に生活様式(手洗い、うがいのタイミングと1日当たりの回数、それと入浴の回数=1週間当たり〇回=湯船利用の有無等)をチェックする
仮説3 牛肉(牛脂)・チーズの摂取量と死亡者数
仮説3は、感染者数というより、死亡者数と食生活の仮説である。今回、致死率が高い国はイタリア、スペイン、アメリカ、フランス等である。もちろん、直接的な原因、あるいは最大の要因は医療崩壊や医療を受けられない人(無保険等)のシステム的な要因であろうと思われるが、個人的には、もう一つ。基本的な食生活にも影響があるように思えてならない。
イタリア、フランス、スペイン。これからの国の食生活といえば、牛肉文化ということ。さらにはチーズも好んで食べる。アメリカといえば、ハンバーガーである。
もちろん、牛肉好きのもう一つの雄ともいえるオーストラリアやニュージーランドでは今のところ致死率は高くなっていない。ただ、この両国は極めて水際対策が上手くいったと思われ、国内感染者自体を少なくできているので、まだ表にでないだけなのかもしれない。
牛肉を仮説にしたくなる、もう一つの要因が、コロナの死亡原因のなかに、血栓があることだ。つまり、牛肉やチーズの摂取量が多くなることで、血栓をしやすくしていないだろうか?そう考えることはできないだろうか?
これも、死亡した人の食生活や嗜好品を遺族等(あるいは施設入居者であれば、施設に対して)に聞き込みをすることで、関係性があるのかないのかは、確定できるだろう。一見、ばからしい話かもしれないが、もし、関連性があるのであれば、今後の第2波、第3波の際には、こうした食生活なども重症化リスクに入れることが可能になり、血栓対策を含め、致死率の減少に貢献することができるはず。とにかく、今回のコロナはまだ不明な点が多いわけでだから、今回の感染者や死亡者に対しては、あらゆる可能性から疫学的調査を行うのが必要だと考えている。
検証方法
これも仮説3と同様の国に対して、生活様式と一緒に食生活も回答してもらう。重視するのは、メインディッシュに何を食べる回数が多いか、また乳製品特にチーズの食べる量がわかるように聞く
蛇足
しかし、安倍首相というのは、日本語を理解していないとしか思えない。(我が家では安倍語もしくはバカボン話法と呼んでいるが・・)昨日の会見でも「新たな日常を取り戻す」と言ったが、これは日本語的にはおかしいとは思わないのだろうか?新たな日常を言いたいのであれば、後ろにつながるのは、普通は「作り出す」であり、取り戻すを言いたいのであれば、「これまでの日常」もしくは「従来の日常」であるのが普通。
新たな日常を取り戻すスタート
新たな日常を作り出すスタート
どちらが日本語として理解しやすいかわかるだろう。
安倍首相のスピーチライターは本当に日本語理解力が中学生以下のように思えてならない。