永遠
大きな背中に
大きな手のひらで
すこし乱暴に頭を撫でられた
そのあとぎゅーって
つよくつよく抱き締められた
いつまでも
いつまでも
そんな日は続くものと信じてた
ぬくもりはずっと覚えてる
些細なことで褒めてくれた
包まれるような笑顔
人が人を愛することになんの理屈も答えもない
それは巡りめぐる本能
親から子
誰かを愛し
また親から子へと続く
たくされた命は永遠を信じる
白いキャンバスが真っ白なままいつづけること
ロウソクの灯りがありつづけること
永遠なんてないんだね
ただ目を閉じれば
そこには
永遠があった