夢
初投稿でございます。
「はっ、こんな程度かよ」「日本語滅茶苦茶じゃん。」
はい。存じております。
それでも、皆様に読んで頂けると想像するだけで、感動と緊張でガクブルでございます♪
私なりにちっこい脳ミソから話を絞り出した(つまり頑張ったってことです)ので、是非とも、暖かい目で最後までお付き合い下さいまし。。。m(_ _)m
まだ途中ですが、少しずつ進めていきますのでしばしの間お待ちください。
え?飽きた?秋田?
いやいやそんなこと言わないで下さいな(//∇//)
少しで良いので、暇な時間を私に下さい。
それでは長くなりましたが、少しでも楽しんで頂けたら本望でございます。
では、フィクションの世界へ行ってらっしゃいませ―――。
頬を打ち付ける冷たい雨…
視界にはいるのは少し黒の混じった赤…
そして、一人の少女。
「うひひ…」
笑わないで。
「うひ、うひひははは」
そんな声で笑わないで、僕の前で笑わないで。頼むから。
頭が割れそうだよ。
とうとう足元にまで赤色が流れてきた。ツンと鼻を突く臭いと、雨と混じって温かさを失った赤がねっとりと僕の足にまとわりつく。
大好きだったあの仄かに甘い香水の香りも、どうしようもなく吐き気を催すだけの臭いにかきけされてしまっていた。
…あの人は、もういない。
ぼんやりとした頭にそれだけははっきりと理解できた気がした。
少女の握り締めた刃が、大切な人を傷付けた刃が。
雨に打たれ鈍く、そして怪しげに光る―――。