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お久しぶりの入学式。そして新生活。

小学校の入学式以来の、6年ぶりの中学校の入学式。


緊張しているところもあるが、小学校の頃のクラスメートもいるから、ほんの少しだけ安心するところもある。


自分と同じ同級生になる人たちが歩く足音が響くたび、少しこわばってしまう。


ようやく椅子にたどり着いたという感覚を持って歩いただけなのに緊張して重くなった体を椅子に預けた。


そしていろいろな人たちの話が始まるのを聞いているよという姿勢で昔のことを私は思い出していた。


小学2年生にどこかに行った遠足が「なんか楽しかった!」という感覚が残っている。


一応は勉強目的のはずなのにそれを一瞬忘れてみんなとお喋りトークに花を咲かせたことは覚えている。


なお、詳しい内容は全く覚えていない。


あとは...小学生高学年になってからだろうか。家族と夏祭りに行くのではなく、友達と夏祭りに行くこともあった。


夏祭りの時期が近くなると休み時間の話題が半分夏祭りになるほどだ。


祭りの効果は絶大だなぁ~と思わされてしまう。


そう昔の思い出を振り返ったのもあり、いつのまにか入学式は終わっていた。ぼやけていた視界がクリアになったのは自分の前の席の人がカタッと椅子から体を離した音からだろうか。


慌てるところを見せないようにしながら、席から離れ、入学式の会場を後にした。


早く教室へ、早く席に着きたいといつもより速く足を進める。


教室は1-2という、なんともいえぬ位置にあった。


私の名前は白銀(しろがね) 零(れい)。


お金持ちっぽい名前だと思われそうだが、どこにでもいる普通の家庭だ。お金には困ってないが、お金がそんなにあるわけでもない。


白銀。そんな名前のせいで、通路側に近い真ん中の席になってしまった。


本当は、窓側の席がよかった。


差し込んでくる日光と風が好きで、空が織りなす風景も一瞬一瞬が一生に一度だ。


それをふさぎ込むカーテンを閉めようとする人は正直に言えば苦手だ。


自分が影になりたいときでも、自然は感情を持っていないからこそ、隣にいれる。


そういえば、この学校では入学式が終わると教室に全員揃い、必要なことを話し終わったら担任と生徒の自己紹介が始まるらしい。


その自己紹介が終わったら、各クラス解散だそうだ。


...自己紹介ほど面倒で疲れがたまるものはない。


そしてちゃんと前を向くと、二人目か三人目なのかはわからないが、もう自己紹介が始まっていたみたいだ。


拍手も聞きもしなかった私は他の人からした第一印象は最悪だろうか。


人は第一印象でだいたいの行動を決めることもある。


まぁ、いい。あまり気にするものではない。


ここは、会社でもないのだから。


そんなくだらないことでいじめのようなことになったら、呆れるのも無理はないと思うが。


何人かが自己紹介を終わり、ようやく私の番が来た。


時間の流れは遅いようで早いようだ。


_____________________________________


初めて小説を書きましたのでつたない部分もあると思いますので、誤字脱字などがあったらご報告お願いいたします(`・ω・´)

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