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私の彼はバカでアホで頭も悪いし何にも考えてない人だけど、いつもぽかぽか太陽みたいな人なんです!

作者: 七瀬





”私の彼はバカでアホで頭も悪いし何にも考えてない人だけど、

いつもぽかぽか太陽みたいな人なんです!“




いつも私は彼と会えば、”喧嘩ばかりしてしまうけど?“

彼と一緒に居る時の私が本当の私なんだと想っている。

彼は本当にバカでアホで頭も悪いし何にも考えてない!

それなのに、偉そうに私に学があるような事を言う。

それを私が間違っていると彼に問いただすと、直ぐに逆ギレ!

本当に最悪だと想っていると、、、?

バカみたいな顔でニコニコしながら私を見るているの!

そんな彼を見ていたら、私の先までの怒りがどこかに飛んで行ってしまう。

何にも考えていないからこそ! 悪気もないし私に対しても本気で

怒ってる訳じゃないと知っている。

”バカでアホで頭の悪い彼が私は大好きなのだ!“

もっと言うと? 少し鈍感なところも彼のいいトコロなんだと思う。



『あのさ、俺の今日の服! めちゃめちゃメトロじゃーね!』

『”メトロ?“』

『昔のメトロみたいな!』

『ああ~レトロね!』

『そうそう、そのニトロ!』

『レ・ト・ロ!』

『レトロ、レトロ! お洒落じゃねー!』

『”その前に、その服幾らだったの?“』

『”えぇ!? 12万だったけど、“』

『バカじゃない! なんでそんなに勝手にジャンジャ要らないモノ

を直ぐ買っちゃうのよ!』

『だって気に入ったからいいじゃん!』

『バカすぎでしょ! 本当にアホなの?』

『バカやアホって直ぐに言うのはやめてくれない、俺はバカでもないし

アホでもないから!』

『結婚式のお金、二人で貯めるってちゃんと話したじゃん!』

『ああ~そうだった!』

『結婚式挙げる気、本気であるの?』

『・・・うーん? どうなのかな?』

『真面目に考えてよ!』

『あるよ! あるに決まってんじゃん!』

『じゃあ、もうこんな服買わないでよね!』

『分かった、約束するよ。』

『・・・うん、本当かな?』






・・・案の定、彼は1週間後にはまた高額な服を買ってきて

私に見せびらかしてきたの。

彼に私が、その服幾らしたのと聞くと? 

彼は私が思っていた以上の金額を言ってきた!




『”50万!“』

『はぁ!? そんなお金、どこから出したのよ!』

『二人で貯めてた通帳からおろして出したよ。』

『嘘でしょ? マジで言ってんの!』

『俺が嘘つく訳ないだろう!』

『自慢げに言わないでよ、本当にバカ!』

『これでも古着の店長が安くしてくれたんだぜ。』

『・・・ゴッ、50万で? 50万してどこがどう安くなったの?』

『本当は58万したんだけど、8万は安くしてくてさ。』

『騙されてるだけでしょ! それ返してきなさいよ!』

『嫌だよ、これ限定ものだからもう売ってないんだ!』

『・・・そんなんに何の価値があるって言うの?』

『俺はファッションに使うお金は妥協しないって決めてんだよ!』

『”じゃあ、私達の結婚資金はいいんだ、“』

『・・・そ、そんな事言ってないだろう。』

『そう言う事じゃん! そうでしょ! 勝手にふたりで貯めてる

通帳から50万もの大金を出して、そんな服買うなんて。』

『・・・ごめん、だからもう泣くなよ。』

『本当に反省してる?』

『うん、反省してる。』

『じゃあ、もう絶対に買わないでね。』

『分かった。』






・・・流石に彼も”反省“してくれたのか?

レトロな服を見ても買わないよう我慢してくれてたみたい。

そしてやっと結婚式を挙げられるだけのお金が貯まり、”結婚式“を

挙げる事になった。

お互いの家族や友達、職場の人達に祝福されながら私達は無事に

結婚式を終える。

幸せな時間はあっという間に過ぎてしまった。

これでやっと彼と正式に”夫婦になったわ。“

無駄遣いも多い彼だけど、それ以上に私を大事にしてくれる

彼が私は大好き!

これからもふたりで幸せになろうね。

”でも無駄遣いだけはしないでほしいな。“



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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