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ネタ集めシリーズ

青木ヶ原樹海の散策(洞窟での探索含む)

作者: ザ・ディル

青木ヶ原樹海にツアー付きで行きました。


結果としては結構満足しました。

ネットで調べるだけではわからないことだらけでした。



以下、今後の小説のネタになるためにまとめました。備忘録として記載しましたが、ツアーにいきたい方がいれば参考になるかもですし、他作家さんにもネタになるのではないかと思い、エッセイとして共有しておきます。



青木ヶ原樹海は10km×10kmほどあると解説された(ググったら35km^2あるらしい)。山梨県にのみ存在する場所。

静岡県も入っているのではないかと思っていたのですが、噴火が発生して出来上がったマグマごとに名前が振られるらしく、青木ヶ原は山梨にしか存在しない解説があった。


青木ヶ原樹海に生息する動物はアナグマ、鹿、リスが多いらしいです。

イノシシ、熊もいるにはいるらしいですが会う頻度は極端に少ないとのこと。

本ツアーでは動物に会いませんでしたが、足跡はそこそこありました。



青木ヶ原の木々については根っこの部分がはみ出ている。これは地面が土ではなく溶岩でできているため、地面に根が張れない。

根が張れないから地上に根がほぼほぼはみ出ている。見えない根は下手したら数センチしかないそう。木同士で根を絡ませて立っているらしい。

もし立体起動装置があったとしても木が重さに耐えられなくて連続して木々が倒れそうですね。

 ※作者が小説に盛り込みたいシーン①はここですね。

また、地面に土がないので水をためるのは難しいのかと思ったのですが、苔がその部分を補っているとのこと。

確かに、ツアー中、苔だらけだったなあと覚えています。



遊歩道の途中で洞窟があり、その中に入りました。

青木ヶ原樹海は、風穴(ふうけつ)氷穴(ひょうけつ)蝙蝠穴(こうもりあな)の3種類があるらしい。

以下、それぞれの特徴を示す。

風穴:洞窟内は散歩できるほどとは言えないが、アップダウンはほぼなく探索しやすい。

氷穴:洞窟内はアップダウンがあり、ツアーとしては不向き。

蝙蝠穴:名前の通り、蝙蝠が出現する穴。上記2つの洞窟もいるときもあるらしいが、こちらは温度が高いため蝙蝠が生息するには持ってこいとのこと。


本ツアーでは風穴に行きました。ツアーじゃないと行けない洞窟なので、富士山の有名な洞窟とは別個で考えていただければと思います。

2、3年前――2022年、2023年まではその洞窟には氷が多かったそうですが、ここ最近の温暖的な気候によって氷はほぼほぼ溶けてしまったそう。それでも奥に行けば氷はそこそこありました。

氷がない場所では、洞窟の岩――たしか玄武岩といってしましたが、これが凸凹で音を吸収する働きを持っている。ゆえに、防音室のような働きをして、洞窟から外に声は漏れないのだそう。

氷がある場所はある程度、反響します。洞窟の入口に氷がほとんどないので、やはり外には声が漏れないですが……。

そして当たり前といえば当たり前ですが、ライトがない限りは洞窟は真っ暗です。

ライトを消して何時間待っても光がないから何も見えないとのこと。

 ※作者が小説に盛り込みたいシーン②ですね。

さらには洞窟って結構足場が悪いです。小学生もツアー参加できるとのことでしたが、中学生からのツアーの方がいいんじゃないかなぁと勝手に思っていました。

ぶっちゃけると大の大人でも足場悪すぎてちょっと怖かったです。



あとは青木ヶ原樹海はコンパスが狂ってさまよってしまう件について、確かに間違いではなさそうとのこと。

磁力ある石によってコンパスが狂って正確な位置を把握できないそうです。

おまけに青木ヶ原樹海は似たような風景が多くなってしまうとのこと。理由としてはアップダウンが多々あり、普通の人間はどこも同じ場所だと誤認しやすいとのこと。

だから彷徨いやすい条件が整っている。万が一、遊歩道から数十メートル離れて走り回ってしまったら本当に抜け出せないかもしれないですね……。



また、発見されていない洞窟もあるかもしれないという現場ツアーの方がいっていたので、これはもう小説の一部の舞台として組み込みやすいなあと勝手に思っていました。

どこまで採用するかは置いておいて、やはり良い舞台装置にできそうな印象でした。

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