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それでも神話は生誕するのか  作者: 鵺獅子
記述22 ここに神話をもう一度
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記述22 ここに神話をもう一度 第5節

 何かが始まる音がした。怒号のような銃声と、人の命が四散する音。

 鉛弾の雨は舞台の上に立つ為政者の脳天を狙って撃ち込まれ続けている。迷いなく真っ直ぐに飛び交う銃弾は民衆の鬱憤を晴らすべく立ち上がった英雄だ。彼らはその一つ一つに未来への希望を託しながら、人を殺す。

 俺には圧政に苦しむ連中の気持ちも、気が狂った赤の他人の崇高な思想も理解できない。どいつもこいつも好き勝手に暴れ回っているだけのように思えるが、見る人によっては爽快な光景だとでも言えるのかも知れない。

 何の為に戦うのか。そんなもの、自分の為以外の答えなんてあって良いはずがない。

 懐に収めた通信端末から地上で争う戦士たちの声が聞こえてくる。

『プラン3突破。チームEからGは目標を変更。ポール頭頂部の維持装置に集中。チームHとIは両翼に分散。接近する敵兵を遠距離から牽制せよ。チームAは引き続き……』

 作戦は順調に進行している。それとて自分にとってはもはやどうだって良い話であるはずなのだが、協力してやると一度でも発言してしまった以上は仕方ない。求める声はあまりに大きく、こちらを求めて伸ばされた手の平のあまりの冷たさに同情してしまった自分も悪い。彼らに戦うことを教えてしまったのは自分なのだから。だからこうして、空の上に立って彼らを見下ろす羽目になってしまった。

 「する」と言ってしまった以上は仕方ない。「面倒にならない範囲でならば手でも羽根でも翼でも貸そう」と、確かにそう言った。

 つい先刻までの自分ならそう言っていたはずだった。

 話が違う。

 こんなことになるとまでは思っていなかった。

「あの狂王とやらがここまで馬鹿だったとは」

 ボソリと呟いた独り言を通信端末が拾い上げ、地上に届ける。

『いかがなさいますか、先生』

「今はとにかくバリアを破れ。そこから先は……俺がやる」

『先生が直接!?』

「アレにはもう銃弾は当たらない」

 通信機の接続を切る。驚く元教え子の声にそれ以上の言葉を返してやるつもりはなかった。

 広げた翼に生暖かい日差しが降り注いでいる。不愉快を感じないことこそが不愉快だ。顔の筋肉が自然と強張り、体中の血潮が熱く昂揚し始めている。怒りだ。こんな感情のために行動したところで碌な目にあったことがないというのに、憤怒の衝動を押さえ込むことができない。見渡す限りに広がる真っ青な虚空を睨み、そのまま俺は地上に向けて飛び下りた。

 

 

 火花が飛び散る騒動の最中、舞台を取り囲む四隅の柱に火が付いた。頭頂部に備え付けられていた装置が紫色の光とけたたましいサイレンを放ちながら炎上する。それとほぼ同時に、降り注ぐ鉛の雨を防ぎきっていたバリアが霞のように細かい粒子へと分解されて消滅していった。

 障害物を突破した銃撃は壇上に向けて一心不乱に集中砲火を浴びせる。しかし、そこに立つイデアールは、己を守る強固な防壁が無くなってなおも怯まず、一切の脅威も感じていないかのように堂々と舞台の真ん中へ立ち続けた。その慢心極まる勇姿は本来であれば嘲笑われるものであるはずだった。世の理が確かであればあるほど、あの愚かな王は蜂の巣になるにきまっているはずなのだから。

 しかし事実は道理をねじ曲げた。確かな殺意とともに発射された無数の銃弾、その全てが射線を逸らし標的とは関係のないところばかりを叩いて叩いて散らばっていく。一発どころではなく、十も、百も、千も、全て的外れな足下ばかりを撃ち抜いていく。

 何かがおかしい。異変を感じた司令官が制止命令を下した。入れ替わりで新たな命令を与えられた部下一同は徐々に銃の向きを壇上とは別の方向へ変えていく。その先ではアルレス軍との白兵戦がすでに始まっていた。

 穴だらけになった舞台の上に砂煙が舞う。白く明るい陽光に照らされて鮮やかに映えるその場所へ、大きな羽根を広げた鳥のような形をした影が映り込んだ。その影が徐々に大きくなっていることに気付いたイデアールは、今まで微動だにもしていなかった体をやっと動かして空を見上げた。そこで目が合う。バサバサと風を薙ぎ払いながら地上へ向けて、壇上へ向けて、イデアールへ向けて降りてくるそれは、人によく似た姿をした異形の怪物だ。野次馬根性で立ち見をするために残っていた平民が声を上げて腰を抜かす姿を遠目にチラリと見かけて失笑する。

 今の俺は、戦争より恐ろしい貌をしていただろうか。

 一方で同じものを見たはずのイデアールは、ほんの一瞬ではあったが、口角を上げて冗談でも言われたかのように笑った。確認をするまでもなく、この男は狂い果てている。『失望』という二文字が鋭いナイフのように己の胸の奥深くに突き刺さり痛みを走らせる。

 ならばこの刃を利き腕にて抜き放ち、貴様の喉元に向けてかざしてやるまでのことだ。

「オマエはそこまで堕ちたのか」

 そんなつまらない暴言を吐き捨てるためだけに、俺はイデアール・アルレスキュリアの前に姿を見せた。

「お前こそ、角など生やして大層な姿ではないか、ソウド・ゼウセウト」

 全身が堅い鱗状の外殻で覆われ、長く太い尾を生やした半人半龍の怪物を前にして、イデアールは焦る様子もなく仁王立ちを続ける。口調は冗談めいているが表情は暗い。重たい瞼の下から見える双眼は陰鬱そのもので、群青だった瞳の色は影に隠れて暗く濁る。それらはまぁ、強いて言うならいつも通りの風貌であった。違和感があるとすれば、彼の目元に呪いの入れ墨のように深く深く刻み込まれていた隈がなくなっていたことくらい。それはそれで十二分に腹が立つことなのだが、今はこの際どうだっていい。

 右腕を宙にかざし、鋭い爪の生えた指先に力を込める。手の平の上に青白く発光したエネルギーが集まり、バチバチと光が弾ける音を出し始める。手の平の上の雷はいつの日からか俺の体の一部のようになっていた。大きさも、破壊力も、今なら自由自在に操れる。

 もとより俺は人間などではなかったのだから。

 

 死ね。

 

 心の中でとびきり単純な悪態を吐きながら右腕を振り下ろし、俺は舞台の上に立つ元友人に向けて雷を落とした。

 鼓膜を突き抜ける爆音。巨大な雷鳴は青い地平線の彼方まで轟き、残響がこだまする。壇上は一瞬で灼熱の炎に包まれた。応戦中の兵士も思わず剣を振りかざすことをやめ、呆然と口を開けて驚きの声を発していく。衝撃によって抉れた床が拳ほどの大きさに砕けて舞台の下へバラバラと落ちていく。

 一撃で仕留められたとは思っていない。手応えもなかった。舞い上がる土煙と火花散る陽炎の中、イデアールは一歩も足を引いた様子も見せず同じ場所に立ち尽くしたままだった。そしてその前には、純白の花嫁衣装を身に纏った女が、男を庇うように両腕を広げながら立っていた。

 女は何も言わず、スカートの下から長細い形状の剣を引き抜き、瞬き一つするより先にこちらへ向かって斬りかかってきた。

 熟練の兵士が下を巻くほどの素早さ、鋭さ。剣の切っ先は、まずは小手調べと言わんばかりに俺の喉元めがけて突っ込んでくる。今の外殻ならばこの程度の攻撃などどうということはないはずなのだが、女の異常なまでの表情の冷たさに嫌な予感がした。回避すべきだと騒ぐ本能につられて、身を捻ることでこの一撃をかわす。剣先は空を切るだけの結果になったが、女は気にすることもなく、突きの勢いを絶やさぬまま流れるような剣捌きで再びこちらへ斬りかかってくる。

 一撃、二撃、三、四、五、六……これだけの速度で動き回っているというのに、女は息を乱した様子もなく攻撃を続ける。急所めがけて真っ直ぐに走る剣先には明確な殺意があったが、眼孔に宝石をはめ込んだだけの人形のような表情に意思は感じられず、それはまるで誰かに操られているかのようだった。操っているものがいるとするならば、それは間違いなく……

「どうだソウド。その女は役に立つだろう」

 イデアールは滑稽な見世物でも愉しんでいるかのような笑みをこちらへ向ける。

「脳髄に機械を埋め込んだ。私の望みを何でも叶えてくれる、都合の良い女になるようにな」

 悪趣味極まる発言に反吐が出る。

「どうせ科学者連中からの入れ知恵だろ」

 踊るような剣での連撃を外殻の厚い腕部分で受けながら、イデアールへ向けて声を上げる。

「女に守ってもらうような腰抜けに、そんな外道行為を選ぶ勇気なんて無いに決まっているからな!」

「好きに罵れば良い。私はアレが苦しむことならば何だってする。それだけのことだ」

 舌打ちを一つ鳴らす。

 左胸に向かって突っ込んでくる剣を手の平で握り締めて受け止めた。手の平の肉がいくらか切れたが、痛みを気にするほどではない。そのまま手の平から電流を走らせると、電流は一瞬で刃をつって女の体に届き、感電させた。女が怯んだ隙を突いて細い腕を掴み上げると、見た目の通りにスラリと軽い少女のような体が、宙に浮き上がる。

 それを舞台の外へ向けて力一杯投げ捨てた。フリルをたっぷり拵えた華やかなドレスが弧を描きながら宙を舞い、高所から地面へ向けて落ちていく。下方からズドンと耳障りの良くない音が聞こえた。

 恐怖の叫び声一つ上げなかった女の代わりに、イデアールが大声で笑い始める。

「殺しへの戸惑いをどこへ捨ててきたのだ! いいや、素より貴様は破壊しか能がない獣であったなフォルクスよ!!」

「うるせぇぞ狂人!!」

 自分を守る者を一つ失ったイデアールへ向けて、今度はこちらの方から攻めてかかる。足に力を込めると一息で距離を詰め、接近と同時に鋭利に肥大化させた鉤爪を振り下ろす。これをイデアールは紙一重で避ける。風圧で舞い上がった灰色の髪が鉤爪の先に辺り、いくつか切れてハラハラとこぼれるように落ちていく。

 それが地面に落ちるより先に、イデアールは分厚いマントの下から大振りの剣を引き抜き、俺の胴体へ向けて横薙ぎに振り回した。幅広の刃が空を切る。そんな大振りの攻撃が当たってたまるか。しかしリーチが長いのは多少面倒で、避けるためにせっかく詰めた距離がまた開いてしまう。

 ならばと思い、周囲に球体状に固めた雷エネルギーを六つほど生み出し、イデアールに向けて発射する。三発は避けられ、二発は刃で防がれ、残りの一発が左肩に直撃して衣服ごと体を焼いた。

 強烈な電流が体中を痛めつけたはずだというのに、イデアールは苦悶の声一つ漏らさなかった。見ると彼の焼き爛れた左肩は表面の皮膚が崩れ落ちており、内部に埋め込まれた鉄の板が剥き出しになっていた。なるほど、ある程度の衝撃ならば想定の範囲内ということか。人間のくせに小癪なもんだ。

 次はそのやたら頑丈な胸板ごと心臓をえぐり取ってやる。

「出来るものなら」

 こちらの心中を読んだかのように、イデアールは挑発的な独り言をもらす。

 その後は、殴り合いにも似た剣戟が続いた。

 どこでこれだけの戦闘スキルを磨いたのか、イデアールは思いの外器用に俺の猛攻を耐え凌ぐ。体の半分以上が機械化しているせいか、腕力や耐久力が高く、重量のわりに身軽な足取りで動き回る。なかなかやるじゃないかと苛立ちついでに賞賛するが、それでもスペックならば俺の方が遙かに上だ。イデアールの体は徐々に後退することを余儀なくされ、ついに舞台の端まで追い詰めた。

 さぁ次は脚の一つでも吹き飛ばしてやろう。そう思った矢先に、イデアールは怒鳴り声を上げた。

「落ちよ! 砕けよ! 崩壊せよっ!! 貴様の主人が其を望まん!!」

 その言葉が俺の横を通り過ぎてどこかに届いたとともに、足場が、何の前触れもなく急激に崩れ始めた。

 明らかに不自然な崩壊にすっかり不意を突かれ、体勢まで崩される。その隙にイデアールは俺の脳天に向けて大剣を振り下ろした。交差した両腕でこれを受け止めるが、その衝撃でさらに床が崩れ、俺の体は崩れゆく瓦礫の山とともに舞台の上から落下した。

 轟音が濁流のように周囲一帯を震撼し、神聖なる戴冠式の舞台はただの石と土の山に成り果てる。

 地面に体を打ち付けるより先に翼を開いて滑空した俺は、なんとか瓦礫の下敷きになるのを免れた。一方で舞台の下方に残って警護を続けていた律儀な兵士たちが何十人と犠牲になった。今は敵対関係とはいえ、かつては同じ主に仕えた者同士、思うところが無いわけではない。それどころではないというのも確かな話なのだが。

 瓦礫だらけの地面に着地し、頭上を見上げる。不自然に崩壊を免れた舞台の上にイデアールがまだ立っている。距離が遠いのと逆光とで表情が窺えないが、悪戯に成功した子供のような顔をしているかもしれない。いい歳したジジイのくせに。

 

「我が最愛の王妃エルベラーゼよ」

 

 背後から、美しい旋律をおびた女の声が聞こえてきた。

 警戒しながら振り返ると、そこには全身傷だらけと化したあの女、エルベラーゼ・アルレスキュリアと思しき誰かが立っていた。真っ白な肌には生々しい裂傷がいくつも刻み込まれ、腕や脚も骨折しているように見えた。転落した時に負った怪我なのは明白であるが、あの高さから落ちてこの程度で済むはずがないと疑るのが自然だろう。何か奇跡的な力で即死を免れた。まるで、あの時のように?

 女は、ニコリと可憐に微笑んだ。花が散るような無邪気さに満ちたそれは、あの男が夢に見て苦しむまでして大切に想っていた少女の微笑みだった。

「貴様にはまだ私に隠している力があるだろう」

 墜ちるところまで墜ちたものだ。自我を持たない女の口は、イデアールの命だけを言伝のように唱えている。

「見せてみろ。この世を神の思い通りにされる恐ろしさ、忌ま忌ましさを、この世全てへ身をもって思い出させてやれ」

 エルベラーゼではない何かがその言葉を吐き出した直後、彼女の目が不自然な発光を始めた。言葉の通り、『目の色が変わる』。青から緑に、緑から金に、金から赤に、そして終いには……龍の瞳に。

 胸の奥がゾクリと震えた。自分はなんて愚かなのだろう。この女は、俺が最も手を出してはいけない類の『何か』であったと、やっと気付いた。

 けれどもそれが何なのかがわからない。脳裏に浮かび上がったのは、レトロ・シルヴァの顔だけだった。

 龍の眼が再び閃き、彼女の周囲の空間が純白の光とともに発光を始める。白い光は力を蓄えるように徐々に体積を増していき、どんどんと際限なく輝きも増していく。

 何かが来る。そう思って大きく距離を取った直後、光が爆発するかのようにはじけ飛んだ。

 はじけた光は光線となって地面を抉り、抉った地面を冷たく凍らせる。それだけではなく、未だ輝きの耐えない光の中からナイフのように鋭く尖った氷の塊が大量に飛び出してきた。

 マシンガンの如き怒濤の攻撃を前にして、流石の俺も危機感を覚えて上空へ逃げる。しかし氷の塊は逃げた先の空中からも当然のように生成され、追尾するように狙い澄ました射撃を続けてくる。

 避けられないというなら防ぎきるまでのこと。そう思って解き放った雷で相殺してみるが、それではキリがない。襲い来る氷柱針の雨を凌ぎきるのは容易であったが、これでは防戦一方で本体に近づけない。あの女の力に際限はあるのだろうか、彼女の冷たい攻撃は時間が経つほどに勢いを衰えさせるどころか、徐々に強化されていくように見えた。

 出力はあちらの方が上。

 そう気付いた途端、俺の脳裏に撤退の二文字が潔く浮かんだ。

 俺は一際強く地面を蹴り、空高く飛び上がった。上空で素早く身を翻し、しつこく追随してくる氷の刃に巨大な雷を叩き込む。それなりの火力で撃ち込んだおかげで攻撃の勢いが一瞬だけ停止する。その短い隙をついてその場から退避した。

 アレを相手に背を向けるのは腹が立つが、感情に身を任せて良い場面でないことくらいは俺にだってわかる。チラリと地上に浮かぶ白い光の塊に目をやる。周囲の氷と一緒に吹き飛ばしたはずなのに、何のダメージも受けていないかのように平然とした輝きを放ち続けていた。それを見て、どういうわけか安心した。

「逃げるのか、ソウドよ」

 ぐちゃぐちゃに崩壊した儀式の祭壇。その上に一人で立ち続けるイデアールが飛行する俺の方を仰ぎ見ながら嫌味を吐く。

「貴様が今更何を考えてこのような行動に至ったかは知らん。しかし、その思惑が失敗に終わったことを私は嬉しく思おう。残念だったな、ソウド。またいつでも来ると良い。貴様を斬るための刃を丁寧に研いで、待っていてやろう」

「随分元気そうじゃないか、イデア。心配して損したぜ」

 最後にとびきりの捨て台詞を吐き返し、俺はその場を立ち去った。

 不意打ちに名前を呼ばれたアイツの反応なんて、わざわざ振り返って拝んでやるまでもない。

 


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