⑦「専門家」の特徴
筆者:次に専門家を見ていきます
専門家って何のこと? と思われるかもしれませんが、弁護士や公認会計士、税理士などと言った国家資格者などのことを指します(それに準じる民間資格もあります)。
専門的な知識やスキルなどを活かすことによって、報酬を得ていきます。
まぁ、どうでも良い事ですが僕も分類されるとするならここと言うとここになります。
質問者:どう言った特徴や課題があるのですか?
筆者:専門的な知識が必要なので、多くの時間の勉強が必要にはなりますが、
社会情勢などによっては影響されにくい事から比較的安定的な収入を得ることが可能です。
僕は、親の紹介や、比較的現在のお客さんの紹介から窓口を広げていっている感じであまり営業努力はしていませんが、基本的には自分で切り開いていかなければなりません。
それでもやはり大学のサークルやゼミなどの先輩やなどからの紹介などになってくると思います。
後は地道にダイレクトメールやFAXを自分の事業と関係がありそうなところに送りまくるしか無いですね。
質問者:やっぱり地道に活動するしか無いんですね……。
それにしても筆者さんは親の紹介があるなら強いですね……。
筆者:うっ……。よ、余裕がある分こうして重要な事を発信しているから(震)。
質問者:専門家になるためにはもちろん専門知識が必要なわけなんですけど、
どれぐらい勉強する必要があるんですか?
筆者:やっぱりそこが一番問題ですよね。
出来れば時間に余裕がある学生のうちに国家資格を何か取得しておくと良いと思います。
特に大学に入る人なら時間的余裕が出ると思うので、そこで何らかの資格を取っておくべきだと思います。
質問者:具体的にはどんな資格があるのでしょうか?
またそれぞれどれぐらい勉強時間が必要なのでしょうか?
筆者:「資格Times」と言うサイトによりますと、
司法試験3000~8000時間
公認会計士4000時間
税理士 3000時間
司法書士3000時間
弁理士 3000時間
土地家屋調査士1000〜1500時間
中小企業診断士1000時間
社労士 800〜1000時間
行政書士500〜1000時間
マンション管理士500時間
と言う感じになっています。
あくまでも目安でこれより時間がかかっている方もいればかかっていない方もいらっしゃいます。
質問者:これはどれも大変ですね……。
筆者:まぁ、だからこそ時代の流れにも左右されにくいという特徴があるんですね。
質問者:これより時間がかからない資格は無いのでしょうか?
筆者:宅地建物取引主任者なら300時間ぐらいだそうです。
簿記検定やFPなどの資格でも、名刺に書くことが可能ですから、
何も持っていないよりかは遥かに説得力が増すことでしょう。
これらの資格は200時間未満で取得することも可能だと思います。
後の資格は短い時間で済むモノだと逆にあまり専門家としての知名度が低い又はその資格だけではやって行くことは難しいでしょう
まぁ、いずれにしても毎日コツコツと勉強を積み上げていかなければなりません。
それもテキストや参考書をただ読んでいるだけではあまり意味がありません。
血肉となるような反復を繰り返してくべきかなと思います。
1日4時間で1000時間の合格水準の試験ですと1年で到達可能です。
いかに弱点を克服するかが大事になってきます。
質問者:どのように反復すればいいのでしょうか?
筆者:人間の記憶力は1日経過するだけで大分忘れてしまいます。
1日どころか20分後には42%、1時間後には56%、そして1日後には74%が忘れられるという研究結果もあります。
そこで、その日のうちに今日勉強したことをまとめて見ておきます。
質問者:あ、そんなにも早く忘れてしまうものなんですね……。
筆者:これが、自分の興味のあることでしたらもっと効率よく覚えられるのですが、
中々試験勉強ともなると難しいと思います。
また、午前中が一番記憶できるというデータもありますので午前中に勉強し、夜に復習する。
そう言った形が一番有効です。
また、五感を活用すると良いです。
例えば書きながら唱えるようにして勉強することによって効率が上がることも分かっています。
走りながらスマフォで講座を聞くと言ったやり方もとても有効だと思います。
質問者:ところで資格者になってからはどうなのでしょうか?
筆者:これもまた難しい話なんですけど、普通の会社と同じように、
3年以内にその資格の仕事を辞めてしまうということもかなりあるそうなんです。
折角、時間をかけて資格を取得したのにかなりもったいないと思うんですけどね……。
質問者:それは勿体無いですね……。
筆者:これも人生設計としてどうすれば売り上げが上がるのか?
について突き詰めて考えていく必要があります。
やはり資格を取得したらどういう風に売り上げを上げていくのか? と言ったことをどの資格を受験するかを決める時点で考えておく必要があると思います。
まぁ、資格を取って実際に事業を始めて見たら思っていたのと多少は違うこともあるとは思うんですが、
全く考えないよりかは遥かに良いと思います。
勉強した時間がすべて無駄になってしまうことよりかは遥かにマシですからね。
質問者:なるほど、やはり人生設計を建てながら勉強をしていくことが大事になるんですね。
筆者:もしも、専門家を目指したいけど、何を目指したらいいのか分からない……という方がいらっしゃるのでしたら、興味がある専門家に直接どういう仕事をしているのか?
と言うことを直に聞いていくべきかなと思います。
質問者:確かに今現役で仕事をされている方だと説得力がありますよね。
筆者:そうですね。専門学校に行ってみると大抵はそう言うインタビューが書いてある冊子もありますから
そう言うところから情報を仕入れて貰えればと思います。