⑪会社員の方が3職になるには?
質問者:今、会社員の方はどうしたらいいのでしょうか?
筆者:まずはこの税制について圧倒的に会社員が不利であるということを知るべきです。
その上で今後どうするべきかを考えていくべきだと思いますね。
あとは会社員の方が9割を占めている現状なので、周りに流されていると自然と会社員になるわけなんですね。
ですが、そもそも学校は「労働者」を製造するためのある種の「洗脳施設でもある」わけです。
だから会社員になるのが“当たり前“と思うのも仕方ないのかなぁと思いますね。
そこの固定観念を脱却できるかどうかが、起業への第一歩なんじゃないかと思います。
質問者:学校が「洗脳施設」って言うのも結構辛辣ですね……。
筆者:しかし、日本の産業の中では自動車業界などの製造業が世界で比較的に通用するという現状なので、
画一的な「労働者」を学校で生産する構造から脱却することが出来ないという社会的な側面もあります。
ですからある意味では学校は未だに重要な役割を果たしているのです。
ですが、時代の流れもありますから様々なサービスが増えていっているのも現実としてはあります。
製造業以外の部門の業務をやる際にはあまり「学校教育」と言うのはプラスに働いていない可能性が高いです。
特に自分に合う上司がなかなか見つからないと言った方は積極的に独立について考えたほうが良いように思えます。
質問者:なるほど社会構造上仕方ないのですね……。
思ったのですが、今会社員の方が独立しようとするためにはどうしたらいいのでしょうか?
筆者:結論としては、少ない労働で多くの可処分所得を得られるので、一刻も早く思い切って独立して欲しいというのがありますが、そのためには失敗しないための過程を踏んでいく必要があるように思えます。
ということで、焦らないことも大事になります。
質問者:早く独立して欲しいけど、焦らないで欲しいって――何だか矛盾しているような感じもしますけどね……。
ところでどういう過程を踏んでいく必要があるのでしょうか?
筆者:絶対に必須なポイントとしては、会社員としているうちに“独立した後のプラン”を立てておくべきです。
具体的には、売上をどう言った形であげていくのかそこに重点を置いて言った方が良いように思えます。
基本的には現在の会社員としてやっている業務の延長線上にあるような仕事をしていった方が良いように思えます。
つまりは、退職する前に独立後と同じ分野の副業で実際にお金を稼ぐ経験をしたほうが良いように思えます。
質問者:確かに、今までやって慣れていることの方がやりやすいですよね。
筆者:ここでの注意点は社員としてではなく個人として顧客と関係を持つべきです。
質問者:どういうことでしょうか……。
筆者:ほとんどの場合、取引相手は会社の“看板”だけを見ているんですね。
特に担当部署が営業だと自分の力で売り上げを勝ち取っているという風に捉えがちです。
確かにそれは間違ってはいません。
ですが、今所属している会社の看板なしでは取引してくれない可能性もあるのです。
ですから、今の売り上げの営業成績が良かったとしても、退職して独立した後営業をしても顧客にはならないことの方が多いのです。
質問者:確かにそこは今会社員の方にとって盲点かもしれませんね。
筆者:独立を見据えた上で今経験を積むことで、自分に足りないものに気づけたり、新たな分野を開拓するヒントが見つかったりします。
基本的には起業する上で必要な能力に関しては一つ前の⑩で挙げた「学生に必要なスキル」と基本的には変わりません。
もう一度復習させてもらいますね。
1 自己分析を行い「得意なこと」と「絶対にやりたくないこと」を明らかにする
2 「得意なこと」を伸ばす
3 「興味のあること」の中から伸びていそうな業種若しくはビジネスが出来そうな業種を調査する。
4 値段は標準以上にする代わりに、付加価値を付ける必要がある。それに値するだけの価値を付けられるか考える
ただ、今まで会社員をされていた方と学生との決定的な違いでは今の担当としている部署や得意としていた部署の延長線上にあるとより良い結果を生みやすいと言ったポイントの違いはあります。
質問者:なるほど、今までの業務が「得意なこと」である可能性は高そうですからね。
筆者: また社会経験の差や、人脈の違いは必ず学生との差別化にはなります。そこを活かしていきましょう。
次に3職の中で実は触れてこなかった「投資家」について触れて、そのあとまとめをしてから終わろうと思います。




