130回目 全軍上陸
上陸地点に続々と兵団が集まってくる。
日本軍だけではない。
異世界軍も集結してくる。
その士気は高い。
憎き来訪者の本拠地に攻め込む。
やる気がみなぎるのも当然だ。
その軍勢が集まるまでに、上陸地点周辺のつゆ払いがされていく。
敵はほとんどいないが、念のためだ。
幸いにして敵の存在はほとんどない。
あるのは瓦礫の連なる廃墟くらい。
その廃墟を片付け、駐留できる場所を作っていく。
空港も港も作られていく。
上陸して敵を殲滅するためだけに。
もったいない事だが仕方が無い。
必要な出費と割り切るしかなかった。
そうして兵力が集まるにつれ、行動範囲も広がっていく。
上陸地点周辺だけでなく、周辺の広大な範囲にも兵力が展開する。
偵察隊を兼ねるそれらが、潜んでる敵を探っていく。
幸い、魔力探知が出来る。
来訪者の魔力は強力だ。
日本人や異世界人より強力である。
だからこそ、探知しやすい。
その反応を探りながら周辺を見回っていく。
ほとんど残ってはいないが、まれに見つかる事もある。
その場合は容赦なく攻撃を仕掛けていく。
生かしておいたら後で厄介な事になる。
そうして残り少ない来訪者も粗方削り。
日本・異世界連合軍は、来訪者大陸で最も大きな都市へと向かう。
規模からして、そこが敵の首都だと考えられていた。
今は瓦礫の山だが。
既に無人機による探索は進められている。
空から廃墟の都市の様子をうかがい。
見つけた敵に攻撃を加えてある。
生き残りはほとんどいない。
それでも念入りに調査をしていく。
万が一にも反撃があったら面倒だ。
そうして安全が確認されてから、本隊が突入する。
10式戦車を先頭に、偵察車両が。
戦車偵察隊であるそれらによって安全を確かめていく。
それが終わってから、歩兵部隊が突入していく。




