105回目 要塞攻略、内部突入
爆弾の大量投下。
これによって未完成だった敵要塞はかなり破壊されていく。
ただ、要塞本体は山の中に作られてるようだった。
まだ完全に崩壊したわけではない。
それでも、表面の幾つかは破壊され、内部の構造がむき出しになっている。
更に地中貫通爆弾バンカーバスターによって、要塞内部もある程度破壊されてるとみられた。
ただ、まだ完全に要塞は壊滅してるわけではない。
完全な勝利の為には、内部突入が必要不可欠になる。
突入部隊が集まっていく。
入っていける所までは装甲車で。
それ以上は無理だという場所からは徒歩で。
数多くの兵士が進んでいく。
この際、ヘリコプターによる接近はなされなかった。
確かに空から行けば、迅速な展開が出来る。
だが、もし生き残った砲台や機銃座があったら大変な事になる。
ここで下手な被害を出すわけにもいかない。
その為、地上からの接近となった。
装甲車で出来るだけ安全に近くまで運び。
もし敵が出てきたら、装甲車に搭載した機関砲や迫撃砲などで攻撃をする為に。
ありがたい事に、そうした場面はなかったが。
そうして接近した歩兵が要塞内部に突入していく。
不安は誰も抱いていた。
しかし、先に進むためにも要塞攻略を進めていく。
そして、内部に突入して、予想通りの接近戦が展開された。
魔力の高い来訪者と、日本・異世界軍の兵がぶつかりあっていく。
来訪者達は持ち前の魔力で、自分を強化していく。
防御も攻撃も魔力で上昇している。
それだけで日本人や異世界人の能力を凌駕する事が出来た。
だが、日本も対抗手段を用意している。
歩兵の能力を、人の身体能力を上げる道具を。
パワードスーツ。
強化外骨格。
あるいは、身体能力補助器具。
人の能力を向上させる身体装着器具。
突入部隊の兵士には、もれなくこれが支給されていた。




