さそりの心臓
毒のあるキミ
その毒に
僕は溺れる。
その毒は
耐性のない
僕には強く
じわじわと
僕の心を
蝕んでいく。
夏の夜に
散歩途中の
僕にいう。
「さそりの毒は
心の毒。
知らないうちに
毒がなければ
生きていけない。
だって蠍座の
心臓は
赤い星。
怪しく輝く
赤い星。
あなたのことを
魅了する
私の星。
お願いだから、
絶対に
私から
離れないで。
あなたのことを
魅了し続ける
星でいるから。」
さそりの毒は
孤独の毒。
弱い私を
隠す毒。
あなたなしでは
生きれないのは
私の方。
わたしの心臓が
潰されないように
あなたに毒を。
離れないための
さそりの毒を。
『さそりの心臓』
限られた文字で表現するのは本当に難しいですね。
普段、あまり考えずに出てくる言葉を描いている自分にはとても大変でした。
陸なるみ様、リクエストありがとうございました。
今回のようにリクエストを募集してます。
メッセージか近況報告のところのリクエストのところに送ってください。
相談でも、これについてどう思うでもいいです。
お待ちしてます。