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15.過去14 ヤンデレストーカー

どんどん行きますよー

 それから度々小野様に待ち伏せされ、その度に同じことを言われた。



 多分違うとは思っていたけど、やっぱり会ったのは偶然じゃなかったんだなぁ。

 どうやって私の居場所を調べたのかは…うん、聞かないでおこう。

 知っても防げるかどうかはわかんないし、現状再度の引っ越しなんかもできる余裕はない。

 あとは身体的に傷つけられる心配もぶっちゃけしていないから、余計な会話をしないことに徹した。



 追加情報としては、なんで女将さんにあんな嘘を言ったのかわかった。

 外堀を埋めるつもりだったんだって。

 外堀も何も…本丸がガラ空き過ぎて、何目的かすらわからなかったよ。


「まさかいきなり辞めるからどうしようかと思った。」


 一瞬殺意が湧く。

 誰のせいで、どんな気持ちで私が…!

 けどそんな気持ちもすぐに消え去り虚しさにとって変わる。


 そうしてもう遠慮なく無視するようになったんだけど、小野様はどんどん通い詰める頻度を増やしていった。




 最初の頃、デートしていた時もすごい私の休みに合わせてくれていたなと思い出す。

 今も事務員の私の帰宅時間に合わせて、帰り道にスタンバッてるって、仕事はムリして片付けているんだろうな。


 それで言葉を尽くして甘やかして、私の恋愛感情で引き寄せて、側にいるようになったら徐々にまた『家政婦、察しろよ』状態になって、自分は恋人と過ごすのか。

 前回私はわからなかったけど、それはさも当然来るべき未来に見えた。


 そしてそんなことはわかってはいるけれど、強引で諦めない(これ追加ワード!)小野様にどうしたらいいか困ってしまった。


 このまま流されないようにして、時間が経つのを待つしかないのか?


 でも私にこんなに時間を割いていて、物理的に他の人に行く余裕ってあるのか?


 そしたらこの攻撃はいつ終わるの?


 やっぱり諦めてもらうにはもっと何か作戦を練らなければならないのかな…



 答えのない問いばかりが浮かんできて、最近は毎晩寝る前の時間が憂鬱だった。

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