会議は踊る
「魔王様、一体何が?、どういった目的で?」尤もなことを言う。
「永遠亭懐柔は失敗した。これは計画の誤差だが修正しなくてわな、詳しくは後で話す。」自信溢れて言い放った。
永遠亭の八意永琳、協力は無理でも懐柔はしておきたかった奴ならば八雲紫と同じく私の野望に気付く可能性があるからな、しかしまだまだこっちが有利だ全体の報告を聞いてから策を立て手からでも遅くはない。
一方紅魔館では
地上と協力するべしと綿月豊姫と綿月依姫から言われた月と永遠亭は混乱していた。形式上討たなくてはいけない、だが協力しなければ彼には勝てないと豊姫と紫の必死の説得が効いたのと実際に月が遊ばれるように侵略されたのと今回の幻想郷の月面戦争の攻防戦、陰謀全てが第三者に利用されていたことに気付かされてなんとか渋々協力できるようになったことで、永遠亭は知らない人で片が付いたのと、月面戦争にかかわっていたメンバー全員終結した。
「今回の出てきたあれについて説明してもらうよ愚かな妖怪」豊姫は警戒していた。
「そうそう、警戒しないでいいわよあれは昔、時空間を自在に操る強力な退魔士がいたわそいつが産み出したものよ」簡単に言う
偉そうに「咲夜にもその程度できるわよ」
「あら?空間をいじり全てをゼロの距離にしたり、空間圧縮したり、時を止めたり、異界作ったり、隙間に侵入したり能力でしていたわ」淡々と話していく
「恐ろしい能力ですが、これが今回と何の関係があるのでしょうか?」メイドが普通に言う。
「彼の誕生の経緯です。彼はその退魔士の子供ですが、人間の能力は受けづがれた例は少ないです。受け継がれても魔力や霊力そういうところが受け継がれるところが多い、だが彼は一度昔にある殿様に頼まれ、私を退治しようと戦い失敗し、当時最高と言われた地位を失い村人や町人から恐れられ妻を誰かから殺されます。そのときに妊娠していた子供をその地を加護する神と周りの妖怪たちと合わせてもできなかったため、大量の人の命を注ぎ込んだという。モヘンジョダロやマチュピチュに人がいないのはこのためね、そして我が子と旅しているうちに最後に八雲紫を殺せと言って取り込ませた言う。私が人を恐れたのは彼を見てから、私の配下が次々と減っていき、鬼の四天王と風見幽香、天狗たちと協力してどうにかなったと思った人間ですから。」こうして驚愕の事実が語られる。
「すごい奴だが彼の能力はなんだぜ」ずばずば聞いてくる
「彼は全ての能力を喰らう程度の能力、触れてしまったり理解されると使えるみたい、そして戦い方は能力を使うと思いがちですが、彼は父の技、現代の退魔士や妖怪退治屋たちの原型を使ってきます。特にあなたちがわかりやすくいうと博麗、霧雨、魂魄の技を合わせた天地魔闘は最強の一です。」
「博麗、霧雨、魂魄だって!博麗はあんたか昔の巫女が生みたした技じゃないの?」霊夢の疑問は尤もである。
「魂魄家にもこれは書かれてありません。」妖夢も初耳のようである。
「わたしも聞いたことないぜ」秘匿されていた可能性も、失われた可能性も高いが魔理沙も初耳のようである。
「こんな妖怪の話に信用がおけるのでしょうか?月をどうせ引っ掻き回そうと」依姫は疑っているようだ
「ちょっと待った、守矢の山で負けて捕えられて何とか逃げてきたが天地魔闘とかいったけそれは信用できるよ。夢想天成されて、マスタースパークよりも強い奴と半霊の奴よりすさまじい剣技を繰り出す技だった。御柱も鉄の輪でも防御不可そして攻撃は透ける最悪な技だ」八坂加奈子が出てきた
「それ本当か、神の言葉ならば」依姫は引いた。
「それにしても私たちにも知らないことはたくさんあるわね」亡霊が出てきた。
「彼の目的は?征服ならば一人で成功しそうだし隙間妖怪と入れ替わるならば時期を選べば簡単だが」吸血鬼は傲慢に言う
「それがわからないのよね、なんでも竹林に隠れていたし」紫が考えながら言うと
「もしかしたら、永遠亭と接近するためだとか、過去に月を追い払うため蓬莱山輝夜を守るために異変を起こしてます。」藍が発言すると。
「可能性はゼロではないわね、でも師匠を敵がどうして恐れているかになるかって話になるね、確かに天才だけど月に喧嘩を売れる連中が師匠を恐れるのは」月のことを理解し永琳を知るからこそ言う豊姫の発言は重い
「隙間妖怪今回散々利用してくれたわね、どういう計画だったの?度して幽々子がいるの?」これは霊夢が知る権利があるもの
「ここの姉妹にぎゃふんと言わせようと忍び込ませようと地上の力を集結させたのよ、幽々子に気付けたかしら?」いい笑顔で言う。
「「この隙間妖怪」」
走りながらメイド妖精が
「大変です、お嬢様吸血鬼が地下に侵入して妹様と交戦中、パチュリー様によると、とても魔法にたけているようです。」
幻想郷を作った理由に個人的に一度八雲紫は過去に人間に負けている