表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で森を切り開き鉄道敷いて魔王を倒したエルフの後日譚 「ファン・ライン」~異世界鉄道物語~  作者: 猫長明
第1号:騎士の鉄道クオリティ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/85

前回の事業報告とここまでの年表(1)

 研修中の新米転生の女神トレビは、

 現代東京で起きた列車飛び込み事故で

 「一番かわいそうなのは不当な悪評価を受けた鉄道車両」と判断。

 最新型の鉄道車両は女神の力で、

 日本発の鉄道路線、新橋横浜間を走っていた蒸気機関車の姿で

 異世界「ライン」に転生してしまった。


挿絵(By みてみん)


 そんな蒸気機関車を発見したのは、

 半永久的な寿命を持つエルフ種の中でも

 伝説級の魔道士の才能を持ちながら、

 魔法を嫌い科学というオカルトに傾倒していた

 天然チート主人公「マール・ノーエ」だった。


挿絵(By みてみん)


 マールは彼女を科学の道へと誘った

 幼馴染でマッドサイエンティストなドワーフの少女、

 「シオン・マヒデ」と共に

 突然森の中に現れた謎の鉄の塊を調査。


挿絵(By みてみん)


 偶然の幸運に恵まれつつも蒸気機関の仕組みを理解した2人は

 世界中に鉄道を敷くべくエルフの隠れ里を飛び出し、

 商業ギルドに鉄道の価値を認めさせ、

 世界初の鉄道会社「ファン・ライン」を設立した。


挿絵(By みてみん)


 それから150年。

 数々の紆余曲折を経て魔王を倒した人類。

 鉄道網で結ばれた世界は平和を謳歌しており、

 マールは今日もファン・ライン総裁として

 立派な社会人エルフとして働いていた。


挿絵(By みてみん)


 そんな今年、ファン・ラインの株式上々130周年を記念し、

 この平和で幸せな結末に至る紆余曲折の旅路が

 プロローグ含めた全13話で

 テレビドラマ化されることが決定したのだった。

歴史年表(Update0)


■紀元前46億年頃

・世界創生


■紀元前1億年頃

・炭素年代測定法が示す魔物ではない何者かの魔法使用の痕跡

・以後の地層からミスリル(元素番号マイナス1:Mr)が発掘されるようになる

・何者かの埋葬文化の痕跡


■紀元前6600万年頃

・エルフ神話上で最初の魔王が世界に襲来

・生物学的に最古の魔物の化石

・生物学的に最古の竜人の化石


■紀元前700万年頃

・生物学的に最古の人類の化石


■紀元前500万年頃

・生物学的に最古のエルフの化石

・生物学的に最古のドワーフの化石


■紀元前1万年頃

・一部の人類種が農耕を開始した物理的痕跡

・一部の人類やエルフが魔法を使い始めた物理的痕跡


■紀元前3000年頃

・世界最古の人類種文明

・世界最古の文字

・文字記録で人類史に魔王ノヴァが登場

・文字記録で確認できる世界最初の人類VS魔王軍の戦争


■紀元前404年

・歴史上最後の人類VS魔王ノヴァの戦争。人類種致命的敗北。


■紀元前23年

・最初の勇者「ライン」が誕生


■線歴3年

・勇者ライン、魔王ノヴァに敗北するも魔王軍に大打撃を与える。

 勇者VS魔王の戦いの歴史がはじまる。


■線歴207年

・第3代勇者ヒリュウのパーティにエルフの魔法使いメイが合流

 勇者パーティにエルフが協力する歴史がはじまる。


■線歴208~1871年

・これまでの間に21代まで勇者パーティが結成、魔王領を大きく切り崩すことはあれども、全員魔王ノヴァに敗北


■線歴1837年

・マール(0)、誕生


■線歴1847年

・魔王軍、アールヴヘイム強襲。世界樹焼失


■線歴1872年

・一号機関車、異世界ラインに転生★プロローグ

・マール(35)とシオン(42)、森で一号機関車に出会う★プロローグ

挿絵(By みてみん)

・マール(35)、故郷アールヴヘイムを出奔

・ニューブリッジ駅開設

・鉄道会社「ファン・ライン」設立★プロローグ


■線歴1873年

・アイアン・シンギュラリティによる科学技術の超加速的進歩開始


■線歴2025年

・ファン・ライン~異世界鉄道物語~ドラマ放送開始。

・マール(188)ドラマ解説役就任

挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ