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夜のキャンバスに色をからめて  作者: ぬりえ
五月

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37/230

十九、

聖女「そんなことがあったの」

策士「僕の次期候補が技術訓練室を借りていたから、情報を集めてみたらわかったんだ」

黒魔道士「黒沼にも苦手なもんがあるなんて意外だ」

白魔道士「誰にでも苦手なものはあるものですよ」

戦士「それよりもその薬の調合技術のほうがよっぽど気になる」

勇者「今年度に入ってから黒沼先輩の名前を耳にすることが増えましたね。それまで存在すら知りませんでした」

聖女「やっぱりあのナイフが関係してるのかな」

白魔道士「今回の試合でも使用していたのですか」

策士「最後に一振りしていたそうだよ」

勇者「なんでそこまで知ってるんですか(怖っ)」

戦士「剣を使うのはあたしか透先輩の仕事なのにな~」

黒魔道士「俺も前回いいように使われたな。あ、そういえば、野﨑が祠がなんちゃら言ってるの聞きましたよ」

聖女「祠? 学校裏のあれ?」

黒魔道士「はい。井上はそこに行った後に変になったっとか」

策士「少し情報を集めてみるか」

聖騎士「僕も気にしておくよ。役目があるかもしれないし」

聖女「二人ともありがとう」

白魔道士「黒沼先輩は放っておいていいのですか」

勇者「色々と怪しい知識持ってますよね」

戦士「いっそのこと生徒会に入れちゃうとかどうですか?」

策士「無理だろうね。彼女は我々に無関心を通り越して嫌っているようだから」

聖騎士「嫌われるようなことしたっけかな」

黒魔道士「あはは、先輩は嫌われるとかなさそう」

聖女「とにかく、私たちは生徒の求める学校の象徴として、できる限りをつくしましょう。最近はあまりよくないかんじがあるから、気をつけて」


 聖騎士はなんとなく、胸にもやもやを抱いた。

 自分の仕事、役目。

 嫌われているかもしれないこと。

 あるはずのものが、奪われている感覚。


 この感覚、感情を、人はなんと呼ぶのだろう。



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