登場人物紹介(17話まで)
17話までに出てきた登場人物紹介です。まだ17話まで読んでいない方はネタバレになるのでご注意下さい
これ誰だったかな?と思った時に読み返していただけると幸いです。
(ウェルリンテ&その協力者たち)
・ウェルリンテ=スクルビア 爵位「公爵家」
若きスクルビア家の当主。公爵家でありながら没落寸前であるという事実を見て、貴族たちは彼女を低く評価するが決してそうではない。どれくらい広いのか見えない人脈と持ち前の頭脳を活かし、時には武術を持って『計画』の成功へ進む。
・レイラ 爵位なし
ウェルリンテの情報収集担当。様々な顔を持ち、王宮のメイドとして潜り込む時は「ハルス=ヘルマイド」と名乗っている。大体のことを完璧し、特に水魔法に関しては最高峰のレベルである。ウェルリンテについている理由は不明だが、『復讐』が絡んでいることは間違いなさそうだ。
・ハンス=ヘルマイド 爵位「子爵家」
リシスの兄であり、若いながらも内政の手腕に長けている。子爵家であるが、妹と共に「双璧」として貴族の話題に度々あがる。ウェルリンテについている理由は不明だが、昔助けてもらったという台詞からそのことが関係しているのかもしれない。
・リシス=ヘルマイド 爵位「子爵家」
ハンスの妹であり、最年少で王宮剣術免許皆伝など武術に長けている。子爵家であるが、兄と共に「双璧」として貴族の話題に度々あがる。ウェルリンテのことを「姉様」と呼び、敬愛している。
・ライラス=ドレイン 爵位「侯爵家」
ドレイン家の現当主。スクルビア家には恩がある。ウェルリンテが当主になった初期の頃は疑惑もあったが、今は心の底から信頼している。ウェルリンテが縁を切った家族を受け入れている。
・セルビア=ドレイン 爵位「侯爵家」
ドレイン家の長女。最初はウェルリンテの美しさに見惚れ行動を共にし出したが、人格にも惹かれている。ただ、隙さえあれば今もウェルリンテを着せ替え人形にしようとしている。容姿も美しく、勉学武術共に好成績だが、マナーの成績だけは悪い。
・ワンリル=エルサイデ 爵位「伯爵家」
エルサイデ家の長女。主に、学校内で生徒達の会話を聞き情報収集する。学校内ではウェルリンテの取り巻きの1人という認識で通っている。そしてあの夜、証言台に立ったことは何故か知られていない……
・暗部の人&白猫 爵位なし
ウェルリンテが直々に集めて編成した部隊。武闘派の人だけでなく、新薬開発のような開発に携わる人もいる。白猫はそんな暗部との連絡手段の一つ。
・碧蝶 爵位なし
ウェルリンテがある協力者と連絡するための手段。体のどこを探しても手紙はないのに、きちんと相手まで手紙が送られるという不思議な蝶。
(ウェルリンテの味方でない人達)
・カイルス=ルイト 王家
ルイト王国第一王子。ウェルリンテから散々批評されるような性格の持ち主。将来、国王になれば絶対に暴動が起きること間違えなしと思われている。ただ、世間からの評価はウェルリンテが隠していたこともあってそこまで低くはない。
・ファリシス=タルイテ 爵位「男爵家」
タルイテ家の娘。ずっと昔からスパイとして、ルイト王国にいるタルイテ家。何故今になって行動を起こしたかどうかは不明だが、カイルスに取り入って滅茶苦茶にしようとしているのは確か。
・ランヒルト=ユライン 爵位「公爵家」
王家側であるにも関わらず、ほとんど政治にも参加しない謎多き一族。普段は全く動きを見せないが、貴族にとって命より大事な『名』を使って取引をするなど大胆な行動が見られる。
・ユーリエスト=ガルハンデ 爵位「侯爵家」
ガルハンで家現当主。スクルビア家の家であるガルハンデ家だが、常に3、4番手という位置であり、今回の反対派統一では序列が上がると思って期待と共に行動する。しかし、結果は惨敗で本人は気づいていないようだがウェルリンテにも見捨てられている。彼がここにいることができるのは、裏の人を探る為にわざと泳がされているに過ぎない。
(その他)
・イリシス=ランディ 爵位「子爵家」
ランディ家の長女。没落貴族リストでもトップ10の常連で、わざと入っているウェルリンテとは違い本当に食べるものにも困っている。レイラとは王宮で働いているメイドとして同僚で、レイラ曰く人の嫌なことを率先してやってくれる優しい子らしい。金に釣られ、あの夜にはナイフをスカートに隠して持っていくも結局は殺すことができなかった。
・ウェルリンテの元家族達 爵位「侯爵家」
ウェルリンテは自分の元父を屑と表現するほどには嫌い。母親と妹も嫌いだが、一応父の被害者だと思うことにしている。今はドレイン家に居候になっており、家名もドレインである。妹の名はウィルハンス=ドレイン
・イデア&オキュルス 爵位なし
ウェルリンテが偶々乗合馬車で出会った冒険者の二人組。積極的に情報を仕入れたり、ウェルリンテの佇まいを貴族と見抜いたことなど、かなり実力が高い冒険者と思われる。
・『白の騎士』 爵位「侯爵家」
ドレイン家の長男。貴族の間でも有名な美男子。しかし、ウェルリンテやライラス、ワンリルからも使えないという烙印を押されている。
・第三話に出てきた???達
『無垢な暗殺者』、『賢い先導者』、『新星』、『悲しき姫』などよく分からない言葉が出てくる
・第九話に出てきた???達
全部で4人だったが、全員が私で私も全員であるという意味深な言葉を残す。1人は「王女様」と呼ばれていた。