27:タバコ税の闇
カテゴリ:一般
本日は2話投稿してます。(2話目)
やあ、タバコは二十歳でやめたくまです。
ちなみに吸っていたのは「Zephyr」。
気がついたら廃番になってた。
さて、先日はタバコ税増税の可能性の話をしましたが。
比較的槍玉にあげられるタバコ税。
なにかあると加税しようって流れがでますよね
なぜなんでしょう?
くま的考察をしてみました。
・専売公社、所謂親方日の丸の流れから民営化されたとはいえ、未だに1企業しかない。(1強体制)
まあ外国タバコも参入していますが、業績としてはまだJT有利です。
そしてJT自体が外国タバコの銘柄を買い取っていたりします。
(ウィンストン、ウエスト、アメリカンスピリッツ等)
中南海なんかもがんばってはいるのですが、いかんせん販路をJTに押さえられているので頭打ちです。
なので、政府としてはJTさえ押さえれば比較的簡単に加税が可能な状況です。
酒などは酒造組合(協会)という造り酒屋などの団体や、酒販組合(協会)などの販売ルートが多数存在しており、加税するとなると反対の声がでかくなります。
・政治家達の天下り先である。
JTを押さえれば……というもののトップ回りが政治家の天下り先だったりして、喫煙者の事をマトモに考えていないようにしか見えません。
いや本当にJTの施策って頭わるいんじゃね?と思うことしかやりませんからね?
結局のところ、政府からの圧力に簡単に屈してる印象しかないので、いまだに天下り先の受け皿なんじゃないかなーと思う訳ですよ。
・タバコは贅沢嗜好品。
無くても生きていく上で問題がない。
つまり金のある裕福層だけ楽しめればいいという考え。(ぉぃ)
・パブリックイメージが悪すぎる。
くまの若い頃(凡そ20~30年前)の「タバコを吸うのはかっこいい」というイメージがありました。
雑誌やテレビCMにもタバコが露出してましたしね。
これが今では「副流煙」だ「発がん性が高い」などのデメリットがあげつけられて「タバコを吸うのはかっこわるい、もしくは悪いことだ」というイメージになっています。
まあ、一番は調子くれたヤンキーの火の不始末や、ところ構わずポイ捨てするマナーの悪いボンクラ共が目立つようになったからなんですがね。
こうしたパブリックイメージが悪いモノに対して加税なのど負担を強いるとしても、反対の声よりも圧倒的に賛成の声が大きくなるのです。
等しく負担を強いる「消費税」を加税するよりも、「タバコ」という一般的にイメージの悪いモノに加税したほうが、有権者の受けがいいのですから仕方がありませんね?
なおかつ、その業界のトップが元政治家で、業界の事なんかろくすっぽ考えていないような人物だったらならば押さえ込むもの楽ですからね。
そして彼らの免罪符な言葉。
「外国では1箱1000円とかだから、まだ日本は安い方だよ!」
と。
さらにさらに!
いまタバコ業界は非常に辛い状況になっています。
パブリックイメージの低下からでしょうが。
・紙面、テレビなどの広告やCMに規制が入りました。
・新商品などでみられた1箱に1個ライターが付くなどの施策が禁止されました。
世間からの冷たい目に晒されている現状で、新規顧客を増やすための安易な施策すら法律で潰されて。
そこへ増税という追い討ちを掛けられるような状況に追い込まれています。
実際、末端ともいえる地方営業所では統廃合が進み、少なからずの人間がリストラへと追い詰められています。(前回の大規模増税時から)
JTに吸収されたアメスピの営業は人員が半分になったとぼやいてました。
そして個店への営業活動自体も大幅に回数を減らされてました。
前回の大規模増税の時も政府はいいました。
増税でタバコを辞める人がいたとしても、加税分でそれ以上を補える。
と。
なにわともあれ、政府にとってタバコは未だに国営事業なんじゃないですかね?
個人的には飲酒運転とか、スマホ弄りながらなどの危険運転するような輩から、がっつり絞って欲しいのですがね……。
まあ、そんなんじゃ足しにはならないでしょうが。




