154:異世界と覇王とドロップキックと乳袋、まれに尻(問題作群)
カテゴリ:アニメ 愚痴 かなりの愚痴
やあ、くまだよー!
前話に「異~尻」(良作群)も同時投稿しているので一緒に見てほしい。
というわけで、今期(夏アニメ)の問題作品の総評だ。
・殺戮の天使(12話)
原作小説未読。
今期一番のお気に入りOP作。
3番目の敵である女刑務官(?)が非常にイラつく喋りで難儀したが、作品自体は非常に面白い。
じゃあなにが問題なのかって?
「13話目からはWEB配信」
氏ねばいいとおもうな!(はぁと)
TV版最終話である12話目は非常にいいところで斬られているので特に。
うん、氏ねばいいとおもうんだ(確信)
これやられるくらいなら12話を4人目の敵までで使いきってくれてた方がマシだった。
面白いだけに絶望も半端なく高かった。
・ハイスコアガール(12話)
原作マンガ未読。
はいはい、タイトル詐欺タイトル詐欺。
結局ハイスコアに触れたのは2話目までだったというオチ。
おっさん世代には非常に懐かしいネタてんこもりで楽しい作品でした。
ヒロイン達がかわいいと思えない事を除けばナー……こればっかりは絵柄の好き好みの問題だから致し方あるまい。
・ISLAND(12話)
原作ゲーム未。
伊豆ランドではない、福岡らしいよ?(女性キャストの大半が福岡出身)
ヒロイン3人の個別ルートを1つに纏めたオリジナルルート。
ハーレム展開になりそうでならなかったのは良かった。
よかったんだけどなあ……オチは気にくわない。
いやさ、メインヒロインを救うという一筋で突き進んでいたはずなのに、あのオチはない。
デウスエキスマキナもびっくりだよ。
ミステリーでやったらスタブ間違いなしの行為だと、くまは思うんだ……
メインヒロイン3人が誰も幸せ(そうに見える)なラストに誰もが納得…………できるかああああああ(笑)
・邪神ちゃんドロップキック(11話+1)
原作マンガ未読。
後述の「覇王」と同じく、プロローグ全カットで行きなり日常が始まる作品。
あれ? これって2期めだっけ? 1期みてないなー? とマジに混乱したけど……特に問題は無かった。
内容は特にない、日常ドタバタコメディスプラッタ付き。
導入部文の説明はCMの原作紹介で補完したという、ある意味でも問題作じゃないかなって思う。
面白いのでどうでもいいんだ、導入なんて、メデューサが可愛すぎて可哀想すぎて泣ける。
まあ、一番の問題は「殺戮の天使」と同じです。
新作1話Web配信。
はい、ワロスワロス。
「ノイタミナ」枠じゃないのに11話で切るっておかしいなーって思っていたらコレだよ!
ドロップキックが自爆すればいいのに!(日常)
・すのはら荘
原作マンガ未読。
エロ系荘作品のまだまともな方。
管理人さんとのスキンシップ(マイルドエロ)が主軸の作品。
詰まらなくはないんだけど……面白い方なんだけど……メインが面白いんじゃなくて会長がからむと普通に面白いだけなんだよね、これ。
言い方が悪いけど、管理人さんって「ショタのエロキ○ガイ」だよね。
無自覚エロを狙っているんだろうけど、正直きもいんですが(笑)
性別逆転させてみるとそのキモさが理解できるはず……。
おもしろいんだけどね?
さて、ここから先は完全に問題作、駄作判定の作品になるので、「あれ? 好きな作品がまだかかれてないぞ?」なんて思ってる方は広い心で読んでほしい。
ブラバしろなんていわないさ!
でもスタブはしないでね?
そんなわけでタイトル紹介。
・ゆらぎ荘
・パンドーラ
・ロードオブヴァーミリオン
・音楽少女
・百錬の覇王と聖約の戦乙女
の5本です。
笑って許せる心の広い人はスクロールしてお読み下さい。
ここまでスクロールした人は笑ってスタブ準備している人じゃないと信じているよ!
・ゆらぎ荘(12話)
原作マンガは1巻分(12話?)程度読んで切った。
完全にエロアニメですね、これ。
無駄にエロ、ひたすらエロ、無意味にエロ、とりあえずエロ、息をするようにエロ、脈絡なしにエロ。
それ以外の特徴が全くないと言うくらいの駄作。
エロ切り取ったら6話で終わるんじゃね?
キャラを掘り下げる為のエロならまだいいんだよ。
そこに必然性があるエロはいいんだよ、異世界魔王みたいな。
ただ脱がす、エロコスさせる、乳袋で挟む、揉むって……
これでハッスルできるのは小学生男子レベルだぜ?
エロ絵だせば売れると思ってるんでしょうが……エロ求めるならエロ本(R18)でも、エロゲの方が優秀なんだよ。
ソフトエロに頼っているだけで、中身の内作品なんて駄作もいいところなんですよ……
設定にちゃち入れると、取り憑かれただけでその幽霊のスペックを丸々物にできる主人公がある意味チートで草生える。
・パンドーラ(26話)
オリジナル作品。
マクロス系スタッフが手掛けたロボットアニメ。
はい、そのロボが死んでます。
中華系資本で思想や背景やキャラが中華よりという批判をよく目にしますが、そんなことは些細な問題ですよ。
ロボアニメなのにロボがほぼ絡まないストーリー展開とかナイワー。
デザインカッコ悪いとか、変形に無理あるだろうとか(マクロスでは現実的に無理の無い変形機構を実際に立体化して製作するというポリシーがあった)、必殺技がショボいアクエリオンだとか……
ロボにまったく魅力を感じないストーリー展開がひどくて泣けた。
後述の「覇王」と同じで、ほぼ戦闘前のブリーフィングの会話だけで解決している点もマイナス。
ロボアニメとしてはかなりの駄作といえるでしょう。
あ、「巨乳ばかりだしてれば視聴者は喜ぶと思っているな」「乳飽きた」というコメントがでるくらい、登場人物の乳袋は張り裂けんばかりの大きさです。
もうすこしメリハリつければなあ……
・ロードオブヴァーミリオン(12話)
原案ゲーム未。
ストーリーはオリジナルのようです。
「運命に逆らう愛がある」みたいなキャッチコピーなのでラブコメ感は高いです。
あー……主人公とヒロイン(敵)がお花畑すぎてクソですね(笑)
どちらも流され巻くっているにも関わらず、密会してはお花畑展開してます。
一番突っ込みどころは世界観設定なんですが……東京で災害が発生して結界無いに閉じ込められたにもかかわらず、普通に社会が回っている所。
ナイワー。
戦闘シーンもロングかアップだけのアングルで、迫力がある、燃えるようなシーンは皆無です。
完全に駄作認定。
・音楽少女(12話)
オリジナル?
アイマス、ラブライブ系の音楽とアイドルを主題とした作品。
主人公が「音楽少女」というグループに出会いアイドルを目指すというテンプレ展開……かと思いきや、なんと「音痴」という設定に驚愕。
音痴以外は驚異のスペックを誇っていたので、これをどう克服してアイドルになるのかなーと思った2話目でマネージャーに就任というテンプレ外しに。
が、面白かったのはここまでだった。
マネージャー視点でメンバーの問題を解決していくのはアイマスと似ているが、介入がひどすぎる。
ほぼ力業というかご都合主義で進む。
主人公の「助力」でメンバーが頑張って乗り越えるのではなく、主人公がそのまま解決しちゃってメンバーが成長している感が全く無かった。
楽曲の数も少なく、ラブライブのようなダンスエンジンをつかったライブシーンも最終回でしかないという残念仕様。
作中ほぼ、練習シーンのみで営業で歌うシーンが皆無だったのもマイナス点だと思う。
最後に最終回のネタが酷かった、本当に酷かった。
野外ライブで1万人導入できなかったら解散という窮地(笑)に陥り、ライブを行い観客数が徐々に増える(人数を数える野鳥の会も真っ青のスキルを持つメンバーがカウントするという爆笑ネタ)のだが、あともう少しという時点でお約束の停電展開(笑)
照明、音響、映像が途絶えるなか一時休止になるライブ、なぜかマイクだけは生きている設定(笑)
普通ならばメンバーがマイクパフォーマンスなどで場を繋ぐ展開になるのだが……成長を主人公であるマネージャーに任せていただけのメンバーは楽屋で騒ぐだけである。
そして主人公が音痴披露で場を繋げるという、なんだかなーという展開に。
最終的にメンバーとのケンカネタ(笑)で盛り上げたまま電源が復旧。
そのまま主人公がメンバー入りして歌って終わり。
音痴のまま……ばかじゃねえの?
完全なる愚作、駄作、産廃。
……裏番組のレビュースターライトを見た方が良かった……音楽少女2話目の時点でレビューは1話だったんだが、2話目を期待してしまったんだ……
レビューの1話を見れなかった事によって、音楽少女を継続したんだ……期待を込めて、願って。
無駄ダッタガナー(泣)
ウィキみたら、元のメンバーは3だか4人の企画だったらしい。
アニメ化にあたってメンバー増やした挙げ句、主人公はマネージャー位置という設定にしたとかなんとか。
・百錬の覇王となんちゃら(12話)
原作小説未読。
おおとりを勤めます今期最大の問題作と評判の作品。
くま個人としてはそこまで酷いとは思ってません、思ってない……はず。
完全に「尺」が足りなかったアニメだと思ってます。
原作は読んでいないのですが、それでもはしょり過ぎだろうとツッコみを入られずにはいれませんでした。
まず物語に必須の「起承転結」の「起」である導入部分。
無いです。
なぜ主人公が異世界にいったのか、なぜ戦う必要があるのか、などなど……まったく説明がありません(笑)
これはもうあれですね、原作読んでから見ろよという製作サイドからのお達しということですね。
……あたまおかしいんじゃねえの?
ハーレムものに有りがちな、登場する女性キャラは即オチ確定で、戦に負けて属国になった瞬間オチます。
まあ、原作でもこうなのか、削りまくった影響なのかわかりませんが。
そして脈絡もなくはじまるエロシーン。
ゆらぎ荘ほど頻繁ではないですが、話はしょっているのに無駄なエロいれる余裕はあると?
そしてその後にまったく影響を与えていない「コタツ」エピソードをいれるとか……これを削った方がいいんじゃねえの? なんで存在してんの? としか思えない。
最終回前の戦中、しかもピンチに陥っている最中に現世に戻される主人公。
最終回で現地ヒロインとイチャコラした挙げ句に再召喚の機会が訪れる。
現地ヒロインの決意で二人で異世界に転移する決意を固め、召喚の光に包まれる二人。
燃えるシーンである。
ああ、製作はこのシーンを描きたかった為に無理矢理尺を詰めたんだな……と。
2クールならもっと上手くもってこれただろうなーと。
思ってました、CM明けるまでは。
CM明けたら、いきなり戦勝パレード(笑)
は? って思わず声が漏れたよ。
現地ヒロインの窮地に召喚が間に合った二人が「俺達の闘いはこれからだ!」展開で閉めるだろうと思っていたのだが、まさかの事後である。
エロの事後ならまだよかったのだが、戦争の事後である。
なんだよそりゃ、2期作るきねーだろ製作。
そして最大のオチ。
放送終了後ウィキを読むと……感動の二人の召喚シーン。
なんと現地ヒロインだけが召喚されて主人公が現地におきざりになるという展開だった!
その後なんとか主人公も異世界に転移して戦に勝つという王道だったらしいです。
……いや、この展開がまっているならば無理矢理詰め込まずに2期を狙えるまともな作品に仕上げた方がよかったんじゃないかな?
原作を読んでないので、原作からダメだとかいうコメントは無視します。
1作品としてみても詰め込みすぎ、投げっぱなしという無茶な作品で終わらせたという……
アニメ化が原作を殺した作品
といって良いでしょう。
原作は読んでないので殺したのか、アニメの方がましだったのかは判別できませんがー。
まあ、アニメをみて原作を読みたくなるかと言われれば、全くそんな気が起こらないアニメ作品でした。
さてさて、若干不作気味な夏アニメでした。
秋アニメの注目株は……
・天スラ(なろうユーザーなら当然ですね?)
・グリッドマン(キャラデザが好み、あとグリーンリバーさん)
・バニーガール先輩(バニーは正義)
・ゴブリンスレイヤー
・ゴールデンカムイ(2期)(熊はほとんどでないんだけどね……)
ですねー。
SAOアリシ~は……正直このエピソードって好きじゃないんですよね。
どうせならプログ~のほうをやってほしかった。
※スタブ
分からない人の為の解説……バックスタブの略。
わかる人だけ痛さがわかればいいなと……
汚ねぇケツをみたらスタブはお約束。




