表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺は転生したのであった  作者: 廻巡循回
5/6

五話

決められていることに意味はない。

物を投げれば重力に引かれ、雨が降れば水たまりができ、大気が充満していることに意味はない。


空虚広がりたる場所に意味を与えるという意味なき行い。

存在することに意味はない。


循環が保たなくなるまで廻るだけ。


ラスボスはどこにいるのだろう。

俺は歩き、探す。


「おーーい!出てこい!」


叫ぶとラスボスが現れた。

そこに形はないし、意思もないがそこにはラスボスがあった。

俺は空を切るパンチをする、するとラスボスは倒れた。


何もなかった場所からドラゴンが現れ死ぬ。

こいつがラスボスだ。


「これで俺の役目は果たされた」


「そうしたのは無意味に存在することを許されたことへの感謝であり、服従ではない」


俺は天を睨みつけ拳を構える。


「……この先俺は道の先ではなく、そこから続かない何処かへ行く」


本当の戦いが始まる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ