表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺は転生したのであった  作者: 廻巡循回
2/6

二話

とりあえずここはどこだ。

森の中みたいだ。

木があり、木があり、木がある。

だけど全部枯れている。


「育て!」


木を応援したが効果は無かった。


「もう無理、枯れる」

「もう少し頑張れ!」

「あんた何なんだ、何のようだ」

「俺は転生者だ、これからどうすればいい」

「木に聞かれても困るなぁ」


木はボロボロと朽ち果てていった。

もし輪廻があるのならいつか再会するのだろうか。


「あ」


気づけば木の残骸は道を作っている。

この道を行くか行かざるかで全て決まるというのだろう、俺は先へ進む。


そして五百六10秒後

太陽が現れた。


「お前は殺す」

「なぜ?」


太陽は俺への殺意に満ちている。


「転生者は全て滅する」


太陽から無数の光線が発射され俺を撃ち抜かんと迫った。


「くらえくらえくらえくらえ」


俺はパンチを繰り出しそれら全てを迎撃する。


「貴様は何者だ」

「俺は転生者だ」


うおおおおおおん、太陽は泣いた。


「泣くという行為に意義はない。あまりにも虚しい」

「意味を求める貴様の全てが、世界の意味を否定している」


何いってんだこいつ。

俺はジャンプしてパンチで太陽を殴る。

太陽は大人しくなった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ