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「胸が大きすぎるから」と追放された女騎士が国を滅ぼすまでの100日間  作者: 月這山中
第十一章 巨乳大戦

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82/100

82日目


 ラーナは乗客の魔術師と話し込んでいる。

 仲良くなったようだ。私の監視はいいのかと少し微妙な気持ちになるが。


 今日は海からの客も来た。

 接岸用のボートに乗せられて、人魚が甲板まで上がっている。

 彼女たちの身体は鱗に覆われていて、服を身に着けていないことが多い。


「おじゃましますうー。良い岩場がなくてえー」

「お名前は」

「わたしはフィーネですうー。よろしくうー」


 ちょうど昨日のウィンザムが甲板を散歩している最中だった。


 鳥人と人魚が、私を見る。


「なに鎧で隠してんの」

「そうよおー、わたしたちみたいに誇りなさいよお」

「うるさいわ」


 思わず胸を隠す。


「ホヒーー」


 ロバ竜が波に向かって嘶いている。

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