表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
71/100

71日目


 港へ来ていた。


「香辛料は海を渡ってくる……コショウにパセリ、塩すらも産地によって風味を変える……」

「あんまり好きじゃないんだよな。辛いのって」


 タンクの言葉に私は頷く。


「素材の味をそのまま楽しみたいからな」


 ラーナが袖を引く。


「これ、かわいいでしょう」


 土産物店で買ったのだろう。小さなドラゴンのぬいぐるみだ。


「この子に似ていて」

「ホヒーー」

「そうだな」


 ロバ竜をなでる。

 港をあとにした。


「くくく……はははは……」


 シローは怪しく笑うだけだった。

 帰りがけに市場で塩を買った。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ