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「胸が大きすぎるから」と追放された女騎士が国を滅ぼすまでの100日間  作者: 月這山中
第九章 美食を制するもの魔王を制す

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65/100

65日目


「とりあえずエール」


 席に着くなり私は注文した。


「お嬢さん……」


 振り返ると髭面の男がこちらを見ていた。


「この店で、酒で腹を膨らませるなどもったいないよ……」

「はあ」


 酒場で持論をふっかけられることなどよくあることだ。


「酒場なのに酒を飲むなということか?」

「そうではない……物事には順序があるという話だ……」


 エールが運ばれてくる。

 私は新鮮なエールを喉に流し込んでいく。


「っかあー! 酒よりもうまいものがあるというなら、食ってやってもいいかもな。懐にも余裕はあるし」

「いいや、機は今ではない……」


 男は席を立った。


「我が名はシロー。また明日ここへ来るといい……」

■キャラクターしょうかい


バスト・エルゼン:騎士♀。巨乳を理由に追放された。

 服にはこだわりがある。


ラーナ・ケインベルグ:パヴァ国付きの宮廷魔術師♀。

 魔法にはこだわりがある。


タンク:戦士♂→♀。身長も胸もでかい。

 カワイイにこだわりがある。


ロバ竜:魔法生物。よくわからない。


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