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駅の少女  作者: 黒稲 鴉
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電車内の会話

ちょっと待て。このままだと、

俺が誘拐犯にやってしまうんじゃないか?。

と、考えたがもう手遅れだった。

気が付いたら、愛美ちゃんは

俺の隣のシートに座っていた。

どうして、こんな状況になっているんだ?。

とにかく、親御さんはどこにいるんだ?。

分からない。と言っていたけれど

どういう意味だろう?。「迷子か?。」

と、聞いた所で電車が来たんだよな。

もう一度聞いてみよう。

「愛美ちゃんは迷子なの?。」

「ううん。迷子じゃないよ…家出。」

家出?。この年で?。

最近の子は、ませてるな。

「あの、もし良かったら家出をした

 理由教えてくれないかな?。」

「分かんない。何となく嫌になって。」

そう言う愛美ちゃんは、とても悲しそうだった。

「そっか。」

俺も日々や人間関係に嫌気が指したことは、

あるけど、それは大人になってからだな。

「家出って、凄い勇気があるね。

 俺もしたことあるけど高校生くらいだよ。」

「どうして家出したの?。」

「覚えてないや。」

「えー気になる。」

「いや、本当に覚えていないんだ。」

「おじさん、変なの。」

と、愛美ちゃんは笑いながら言った。

「こんな風に、いつか良い思い出だった。

 って笑える日が来るからさ。

 そんな悲しそうな顔しないで。」

「うん、愛美。家出楽しむ。」

いや、家出を楽しんじゃだめなんだけど、

まぁ、笑顔になってくれたから、いいか。

家出は作者も高校生くらいで、しました。

本当にささいなことで親とケンカして、あの頃は

ヤバかったな。

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