6話 俺は男では味わえなかった事をこの1日で沢山経験してしまったようだ
6話 俺は男では味わえなかった事をこの1日で沢山経験してしまったようだ
いや、オタクは1度は夢に見るよ?彼女とお昼寝していちゃいちゃしたいとか。でも問題は俺は今女の身体だっていうことで。良いのか小沢修哉17歳!本当にいいのか!?いや、駄目だろu
「あれ?嫌なn」
「嫌じゃないです失礼します!」
いっかあ、どうせ元々の俺には無理なんだしっ!そう思い、俺はベットに潜り込んだ。あとで思ったけど、これ結構変態っぽいよなぁ…。そして、気づく。歌鈴さんと顔がもの凄く近い。チカイチカイチカイ…。
「脩華ちゃん、顔が真っ赤よ?」
「そ、ソンナコトナイデスヨ」
「ふぁぁぁ…。私も眠くなってきちゃった…」
そう言うと、俺の目の前が真っ暗になった。何でって?歌鈴さんが俺を抱きしめて俺の顔が歌鈴さんのオッパーイに埋もれたからだよ!!!!!!
「か、カリンサン…!!」
「…。」スピー
え、この数秒で寝たの?人間ってそんな凄かったっけ?
だけど、この状況から力ずくで逃げるほどこの女の身体で力を出せるわけがなく、歌鈴さんを起こす訳にも行かず、かとって寝ることも出来ない苦痛の時間を過ごした。1つ良かったことはおっぱーいはこんなにも柔らかいんだって分かったことかな。うん。
それからどの位経ったのか、俺には分からなかった。興奮も収まって、俺も少し眠くなってきたとき、歌鈴さんは目を覚ました。
「んんー…」
「か、歌鈴さん、おはようございます」
「んー。おはよぉ〜…」
歌鈴さんは少し眠そうだった。まあ、寝起きで眠そうじゃないやつなんていないだろうけど。そう思った瞬間、俺の目の前に歌鈴さんの顔が近づき、唇に柔らかな感触をおぼえた。
チュッ
された時はいったい自分の身に何がおきているのかよく分からなかった。だが、何秒か遅れてその状況を理解した。そう、俺は初めて女の子と、しかも歌鈴さんとキスをした。女の身体で。女と。
「カリンサン!?」
「んー?なあにー?」
「なにじゃないですよ!!いきなりキスなんてしないで下さい!!」
するなら男の俺として下さいと、うっかり口が滑りそうになった。でも俺は男に戻れるのか?少し不安になった。
「いいじゃない〜、だって脩華ちゃん可愛いんだもん〜」
「だ!め!です!」
拒みたい!本当はやっぱり男の時にしたいから拒みたいのだが歌鈴さんの力が強すぎた。歌鈴さんは寝ぼけながらまた俺にキスをしてきた。
チュッ
チュッ
チュッ…
「っだぁ!!!!もうホントにストップ!!」
俺がそう言うとやっと歌鈴さんは目が覚めたようだった。
「ごめんね、脩華ちゃん…私、寝起きが悪くて…嫌いになっちゃったよね…?」ウルウル
「いえ!全然大丈夫です!!!!」キリッ
改めて歌鈴さんは凄く美人なんだなーと思った。あんな上目遣いされたら童貞な俺が断れるわけないだろ…。
それから俺達は部屋でトランプしたりして時間を潰し、リビングに降りて夕飯を頂いて、また部屋に戻った。あとは寝るだけだと思っていたのだが、肝心な事を忘れていた。風呂だ。まあ、別々に入るだろうし大丈夫だろう。自分の身体みて興奮しないように気をつけよう…。
「脩華ちゃん、お風呂なんだけどね、」
「ああ、歌鈴さん最初に入ってきたらどうです?お…私は後でいいので」
「え!?私と入ってくれないの?」ウルウル
「入らせていただきますはい!ありがとうございます!!」
後半は俺の本音だ。だが、嫌なのも俺の本音だ。やっぱり自分の身体もまだ慣れてないのに、こんな美人の身体みたら俺、男に戻れてもなんだか虚しくなる気がする。だがそんな俺の気も知らず、歌鈴さんは俺の着替えを準備し、俺を風呂へ案内してくれた。
「なんだか楽しいねぇ!!」
「は、はぁ…」
服を脱ぐ。もちろん壁とにらめっこしながら。パンツを脱ぐ。なんで女のパンツってこんなに面積が小さいんだよ…。ブラのホックを外す。何度も思うけど目の届かない所にホックなんてつけるなって思う。
もう俺の身体を隠すものは何も無い。できるだけ自分の身体も、歌鈴さんの身体も見ないようにして湯船に入った。そして体育座りをした。もちろん壁とにらめっこ状態。だが、歌鈴さんは俺の背中とにらめっこしていない壁との間に入ってきて抱きついて一言、男だったら絶対かけられないであろう言葉を俺に言い放った。
「わぁぁ…脩華ちゃんのおっぱい柔らかーい!」
こんちわーっす!!エ口です!!
百合要素少し出てきましたねw頑張って次も書きます!
次回もよろしくお願いします!!