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琴ちゃんを形作っているのは、、、、、

高山鈴(たかやまりん)

白百合第一高校一年生。

小さい頃から高スペックな残念系女子。

「琴ちゃんはなんでもできて羨ましい!」

寺田琴(てらだこと)

白百合第一高校一年生。

小さい頃から鈴ちゃんに振り回されてきたお姉様。

彼女も高スペックなのだが鈴にあと一歩届かず。

「あいつに遅れを取るのが癪だ!」

庄山メイ(しょうやまめい)

白百合第一高校一年生。

小さい頃から英語ができない琴ちゃん大好きなふわふわ系お嬢様。

「旅先で道を聞くとみんなぎこちない英語で道案内をしようとするんですの。

私は日本人ですし英語で喋られてもわかりませんわ!」

竜崎奈々(りゅうざきなな)

白百合第一高校一年生。

小さい頃から女子にモテモテな姐さん

「りんたんをテイクアウトしたい(鈴とことって本当に仲良いんな)」

鈴「喉乾いたー、自販行ってくるー」

メイ「でしたら私もご一緒しますわ、喉が乾きました」

鈴「ごちになりまーす!」

メイ「嫌ですよ!琴ちゃんにご馳走するならいざ知らずなぜ私があなたなんかにご馳走しなくてはいけないのですか?」

鈴「キャシーはケチーだな」

メイ「私の名前は庄山メイです!!しかも韻を踏まないでくださる!?」

鈴「早くしないと置いてくよケチー」

メイ「キィーーーー!!」


琴、奈々「「 」」

奈々「、、、、、何やってんだよあいつら」

琴「本当にな」

奈々「て言うかこの組み合わせはなかなか珍しいな」

琴「まぁこの状態にならないようにしてたからな」

奈々「、、、、、私のこと嫌いですか?」

琴「あはは、違う違う、、、、、周り見てみろ?」

奈々「??」

キャーコトサマトナナサマヨーー!!

ナンノオハナシヲナサッテイルノデショウ

キットワタシタチデハソウゾウモデキナイコウショウナモノニキマッテイマスワ!!

琴「な?」

奈々「頭痛い」



奈々「ーーーにしてもあいつら遅いな」(琴が周りに集まらないように頼んでくれた)

琴「あぁ、そうだな」

奈々「じゃあこのさい気になること聞いとこかな」

琴「?」

奈々「いやさ、鈴って普段あんな残念なのに実はなんでもできるじゃん?琴がなんでもできるのは納得できるんだけどね?鈴のスペックの高さはなかなか首を縦に触れなくてね。けどまぁ、琴が鈴に色々教えてきたなら少しは納得できるかもって。」

琴「なんでそんなこと奈々が気にするんだ?」

奈々「いやほら、もし本当に琴が鈴に教えてたんならその方法聞けばメイのこともどうにかなるかなって?あいつとは幼馴染だから小さい頃から一緒だったけど家柄のせいでスッゲー箱入りなんだよ」

琴「あぁ、ちょっとわかるかも」

奈々「だろ?」

琴「けど、それなら鈴の高スペックは全く参考にならないよ?」

奈々「、どういう意味??」

琴「そのまんまの意味だよ、あいつは昔から本当になんでもできるんだよ」

奈々「、、、、、嘘だろ」

琴「残念ながら本当だよ。事実としてはむしろ奈々の言っていることとは逆なんだよ」

奈々「えっ?」



数年前ーー

チビ鈴「ことちゃん!かけっこがしたい!」

チビ琴「どうせすぐにあきるんでしょ!」

チビ鈴「そんなことないもん!」

チビ琴「、、、、、ほんとに?」

チビ鈴「ほんとにほんと!!、、、、、いっくよー!よーーいどん!!」

チビ琴「って、速すぎるよー!!」


チビ琴「よし!一週間がんばって練習したしこれなら勝てる、、、、、りん!きょうこそおまえをぬかしてやるぞ!」

チビ鈴「そんなことより野球やろうよ!!」

チビ琴「、、、、、」


奈々「チビりんたんハアハア(相変わらずめちゃくちゃだったんだな)」

琴「えっ?」

奈々「えっ?」

琴「い、今お前が刑務所行き確定なセリフを言った気がしたけど気のせいだよな?」

奈々「当たり前じゃないか、私がそんなこと言うわけないだろ?」

琴「だ、だよな!」

奈々「そうだよ!」

琴、奈々「「あははは」」

琴「ーーーんで、今私が秀才って言われてんのは昔からなんでもできるあいつに振り回されてきたからなんだよ。」

奈々「、、、、、」

琴「だから、なんでもできるくせにすぐに飽きるあいつが羨ましかったしそういうところは今でも嫌いだよ。振り回されるのもうんざりだ」

奈々「、、、、、ふーん、その割りにいつも鈴の無茶振りに答えてる気がするけど」

琴「それはあいつが危なっかしくて見てられなかったからだ」

奈々「ツンデレ乙」

琴「今すぐに星にしてやろうか?」

奈々「 」ガクブル

琴「、、、、、全く、これで分かったか?だからこの件はメイのことの役には立たないよ」

奈々「、、、、、さいですか」

鈴「ただいまー琴!今めっちゃサッカーしたい!!やろう!!」

琴「いやだよ暑いしめんどくさい」

鈴「おーねーがーいー!」

琴「いーやーだー!」

鈴「私は琴とサッカーがしたいの!ダメ?」

琴「、、、、、しょーがないな、どうせまだなんの準備もしてないんだろ?倉庫にボールだしに行くぞ」

鈴「やったー!!ありがとう琴ちゃん!!」

琴「はいはい」


奈々「なーにがいやいや付き合ってるだよ、、、、、あんな嬉しそうな顔しちゃってまぁ」

メイ「、、、、、ライバル出現の予感がしますわ」

奈々「待ってー!私もサッカーしたい!おいてかないでーー!!」



中良きことは美しきかな笑

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