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8014E列車 夢で終わって・・・

 小学生の僕はこんな感じだった。女子扱いはこの時からのもの。僕はそれほど男の子としての特徴が少なかった。顔は最初から女子・・・。声は声変わりしてないから女子・・・。今日は(もえ)の夢の中を語る。

「えー。ナガシィってば意地悪しないでよ。」

何をしているかは僕には当然わからない。

「いいじゃん。」

「ねぇ、あんまりいじわるするとまたいじるよ。」

「いじってみれば。」

現実の僕は絶対にこんなこと言わない。

「分かった。」

(もえ)はそう言うとどこからともなくスカートを取り出した。

「ねぇ、これはいてみてよ。」

「ちょっと。なんで僕が(もえ)のスカートをはかなきゃいけないんだよ。」

「今はいてるズボンの上からでいいから。」

「・・・。」

なんか結局スカートをはかされることになってしまった。

「カワイイ・・・。ナガシィ。写真に撮りたいなぁ・・・。」

「ちょっと・・・。」

 (もえ)の夢はここで終わりではなかった。僕はこの恰好のまま学校に行かされたらしい。夢の中で終わってくれたことが幸いであった。

 (もえ)から聞かされた小学校6年生のことであった。


番外編は完結。


また思いつきましたら、短編などで投稿をするかもしれません。


本編と並行して読んでいただきますと、伏線があることがわかると思います。たとえば永島が稲沢さんと初対面の時にどこかであった気がしていたとか。

 番外編が完結しても、本編はまだまだ続きます。これからも永島光作品をよろしくお願い申し上げます。

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