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Full metal jacket 1

 ――……行ったのか?


 小さなスペースに強引に仕舞いこんだ身体を動かし、俺は棚から這い出た。周囲の様子を窺ってみると、どうやら先程入って来た古賀とハナブサと呼ばれた女は、もうこの部屋から出て行ったようだ。

 先ず最初にこれだけは言っておこう。極々一般的な身体能力のこの俺が、どこぞのスパイや忍者のように縄をするすると降りてゆくのは、はっきり言うが不可能だ。仮に降りようとしたしても、時間はかかるし、落ちて怪我する可能性だってあるし、何より十中八九敵に発見されて、再びお縄につくのが関の山だろう。だから火災探知機を鳴らして駆け付けた古賀に鍵を開けさせ、あわよくば捜索の対象を外に向けさせようと考えた、ここは俺の作戦勝ちという訳だ。


「しかし……」


 開けっぱなしのドアの先を見つめ、俺は深い溜め息を吐く。目では確認出来ないものの、階段からその先には、先程眺めていた窓の外から感じた吸血鬼の匂いよりもずっと強い匂いが流れ込んできていた。

 という事はこのドアの先からはもう一瞬の油断が命取りになる、そんな場所を突っ切らなくちゃいけないのだ。俺は生唾を飲み込むと、ドアの外を窺いながら、忍び足で部屋を出た。


 一歩一歩、慎重に、且つ遅くないように歩みを進める。火災報知機の警告音は既に鳴り止み、周囲を不気味な静けさが支配している。俺は荒くなる呼吸を必死に抑えて、三階へと続く階段を下った。


 ――っ!!


 階段を三階の所まで到達した時、二階の方から足音が聞こえてくる。不味い。もう俺の居場所がばれたのかと思ったが、不思議と吸血鬼の匂いは薄い。俺は三階へと続く扉を開けると、息を殺して奥の方へと進んでいった。

 畜生。どこもかしこも吐き気がする匂いで溢れてやがる。しかし、階段の方に引き返すにも、あの足音が気掛かり過ぎて戻る気もしない。俺はとりあえず一番の奥の部屋のドアを開けると、其処に誰も居ない事を確認して中に入った。

 そこは薄暗く、埃が溜まった部屋だった。しかし、足元には最近持ち込んだと思える、幾つものビニール袋や食べたゴミが散らばっている。一際奥の方には吸血鬼の匂いが強く残り、俺はもう一度部屋の中を確認するが、やはり吸血鬼の姿はない。と言う事は、奴等は此処を寝床にしていたのだろうか。


「あっ!」


 雑多に転がっていたゴミの中に、先程取られた俺の財布と携帯、それと幸運にもあの吸血鬼の男に持っていかれた俺のバッグとセシルさんのバッグを見つけた。どうやら此処は、本当に奴等の本拠地と見て間違いないようだ。俺は財布と携帯をポケットにねじ込むと、俺とセシルさんのバッグを拾い上げた。

 俺のバッグに比べ、セシルさんのバッグは全くと言って良いほど重みが感じられない。いや、寧ろ何も入ってないと言った方が良いだろうか。これなら、俺のバッグの方に入れてしまって方が良いかも知れない。そう思って俺は自分のバッグを開けると、ふとセシルさんが言っていた、渡された紙袋の事を思い出した。


 ――俺が一人の時にあの紙袋を開けろって、確かセシルさんは言ってたな。


 つい数日前までは、使うべくもないと思っていたが、今は事態が事態だ。今開けずして、何時開ければ良い。俺は紙袋を取り出すと、それを躊躇せずに開けた。


「……」


 中に入っていたのは、一艇の拳銃と、ぎっちりと弾が詰まったマガジンだった。俺はそれを取り出し、両方を見比べてみる。冷たい感触と独特の重み。エアーガンの類はあまり触った事がなかったが、その禍々しい雰囲気と威圧感で、それが本物であるという事は容易に想像出来た。

 よくよく見てみれば、これはセシルさんがバスの中で持っていた銃と形が似ている。恐らくは同タイプか、それに準ずるタイプの物だろう。そして中を漁れば、御丁寧にも替えの弾丸が入った別のマガジンも出てきた。

 俺にも闘えって事なのか? これは? いや、それだったらセシルさんの事だ、前もって使い方やコツぐらいは教えるはず。としたら何でこんな物を持たせたんだろう。


 ――まぁ、そんな事は今はどうでも良い。


 例え一週間くらい銃の扱いを訓練されていたとしても、実戦で直ぐに攻撃の一手として活用出来るかは甚だ疑問だ。だから今はこれを使って吸血鬼と闘うなんて馬鹿げた妄想を抱くよりも、これを如何に逃走に使うかを考えた方が良い。持たせた意図なら追々セシルさんに聞けば済む事だ。

 替えのマガジンをポケットに仕舞い、マガジンを強引に押しこんだ銃を緩めたベルトの隙間に固定する。見た目だけならアクション映画の主人公みたいな感じになったが、これは正真正銘フィクションではない事は重々承知。現実はそう簡単に上手くいってくれない事ぐらい、実生活で嫌と言うほど分かっている。俺はバッグを背負うと、部屋のドアを開けた。


 ――足音は……もうないな。


 此処が奴等の寝床と知れた以上、これ以上長居する道理はない。最も、向こうにとっては非常事態とも言うべきこの状況で、ゆっくりと此処で寛ぐような大馬鹿野郎が居るとは思えないが、何かの拍子で此処に戻って来る可能性は大いに有り得る。再び忍び足で階段まで近づき、今度こそ誰も来ない事を確認して二階への階段を降り、そしてそのまま一階まで辿り着いた。

 やはり、下に降りれば降りるほどに吸血鬼の匂いが強くなってくる。ドア越しでも、何とも言い表し難い吐き気を催す邪悪な気配が身体中を撫ぜるような感触があり、身体中に鳥肌が立つのを感じた。しかし、先程の足音の一件がある以上、階段は決して安全な場所ではない。意を決せねば。俺は音がしないようにドアノブを握ると、そっと確かめるように通路側を確かめた。


「……ん?」


 そこには、一人の見知らぬ男が呆然と立ち尽くしている。顔色は決して良くなく、上着の白いシャツは適当にズボンの中に押し込まれている。見た目は……恐らく20代後半か30代前半くらいだろう。連れて来られた時には何処にも居なかったが、今はまるで一日中此処に居たかのように、焦点が定まっていない眼を明後日の方向に向けていた。

 一瞬、その男も俺と同じように連れて来れた人間なのかとも思ったが、直ぐにその考えを改め、俺はドアをゆっくり閉める。微かにだが、吸血鬼の感覚があの男から流れていた。それは微量だが、感じ取れないレベルのものではない。そしてどういう事だろう、その感覚が何となく、あのバスの中に流れていた空気に似ているような気がした。

 もしやと思い、俺はもう一度バスの中の感覚と、捕まっていた四階の部屋の窓から感じた感覚を、今近くに居るこの男との感覚と伏せて考えてみる。……やはり似ている。吸血鬼に近いのに、どういう訳だか古賀や遠野のような、切迫した悪寒を感じない。まるで衣服にべっとりとこびり付いた染みのように、吸血鬼の感触が人間にひっ付いている感じだった。


 ――様子を見ている暇は……ねぇよな。此処まで来ちまったら。


 腰にくっ付いている拳銃の撃ち方は分からないが、ぶん殴るくらいなら出来るだろう。俺は腰から銃を引き抜き、トンカチを握る要領で銃のバレル部分を持つ。セシルさんには悪いが、今はこういう風に利用するしか方法が思いつかない。俺は呼吸を落ち着けると、意を決して扉を開けた。


「っつ!」


 走り出した瞬間、虚ろだった男の目がグルンとこちらを向く。そしてやはりこの男は奴等の言っていた協力者の一人なんだろう、身体を直ぐに俺の方に向けると、猛然と俺に襲いかかって来た。


 ――……右!


 直感的にそう思い、俺は迫り来る男と接近する直前に上半身を右に傾ける。男は俺を捕まえようとして伸びた両腕が、俺の逸らした身体の寸での所をかすめてゆく。男の身体が横切ってゆくその時、俺は無我夢中で男の首元に拳銃をハンマーのようにして叩きつけた。

 その一瞬、男が前に大きく揺らめくが、直ぐに体勢を整えて俺の方を向こうとする。まだだ。だが、もう一撃急所に加えれば……!

 足が自然と前に一歩迫り出し、視線が一直線に先程捉えた男の首元に集中する。いける。相手の動きは吸血鬼じゃない。だったらもうここは、単純に腕力と根気の勝負だ。


「この野郎がっ!」


 男の両腕が、がっちりと俺の身体を掴む。だけど、それはもう分かり切っていた事だ。既に俺の右手は大きく、そして半円を描いて男の首を捉えていた。

 途端に、俺を拘束しようとしていた両腕の力が弱まり、男がするすると、俺の足元に滑り落ちてゆく。もしかして、これで終わってくれたのか? 俺は振り下ろした右手をそのままに、絡まった男の両腕を振り解いた。


「死んだ……のか?」


 うつ伏せになった男の首筋を触り、俺は男の脈を確認する。……どうやら死んではいないようだ。そう思うと内心ほっとした半面、俺は男が起き上がる前に、一刻も早く出口に向かわなければと、そういう考えが生じた。

 未だまともに使っていない銃を再び腰に戻し、俺はおびただしい数の大型機械がガラス越しに並ぶ廊下を歩き始める。此処まで来れば、後は道伝いで何処にでも逃げられる。そんな安易な考えが浮かんでいた矢先、俺の正面に、再び先程の男のような、幾つもの薄気味悪い影が近づいてくるのが見えた。












「はぁ……はぁ……」


 セシルと対峙する吸血鬼の女、二条薫にじょう かおるが大きく息を吐く。身体中の至る所で発散されずに残った痛みが疼き、足元は自分でも分かる程に消耗し切ってフラフラになっている。それでも唯一希望を見出せるのは、自分の血の力の残量がそれほど減っていないという事だが、それでもこの身体を庇えば一気に減ってしまうだろう。


 ――最も、本気の血の力を出そうにもこの雨じゃあね。


 絶望的に降り続く雨の中、この闘いは彼女の思惑通り、もう既に二十分近くの長期戦になっていた。

 此処まで一人で粘れれば彼女としてはもう十分のはずなのだが、それでもセシルが血の力を全く使っていない以上、本来の目的である“明確な敵の戦闘能力低下”が完遂されていない。それでは駄目だ。例え本拠地に辿り着いても、趙なりロメオなりに到底敵わない程に消耗してくれなければ。二条は無理矢理に呼吸を落ち着けると、今も余裕を見せているセシルの方を向いた。


「随分……余裕な顔してるじゃない。こっちは大分必死だってのに」


「当たり前だ。貴様如きに全力は出さないと最初から言っている。 それに、これほど頑なに道を譲らないというのは、背水の陣と言うよりも寧ろ、私に闘う力を消耗させようというのが狙いだろう。恐らくだが、まだ何人か貴様の後ろに控えているのだろう?」


 やはり分かっているのかと、二条は唇を噛み締める。言動でこちらの考えを出した覚えは全く無かったが、どうやらそれもまだまだ詰めが甘かったらしい。これが生まれてずっと実戦で戦い続けてきた者と自分との差なのかと、彼女は自嘲気味に笑みを浮かべた。

 拳を構え、二条はもう一度目算で間合いを取る。状況は悲観する事ばかりではない。もう何十分かでロメオが工場までやって来てくれさえすれば、後はどうにでもなる。此処をもう十分も持たせれば、自分達の仕事は終わる。落ち着き払ったセシルを睨みつけ、彼女は凄まじい威力で大地を蹴った。


「舐めんじゃないわよ! 協会の犬風情がぁっ!!」


 二条の放った咆哮が、雨を引き裂く疾風の闘気となってセシルに襲いかかる。しかし、彼女の表情は依然として変わらない。というより、彼女の鋼のような不屈の心は、この程度の気迫に折れる事など有り得なかった。

 セシルは銃を腰に差し、軽く足を開いて二条を見据える。アインヘリャルが利かないなら、それならまた別の闘い方がある。接近する二条の動きを予測し、彼女は素早く前にステップを踏んだ。


「……っ!」


 二条は自らの血の力、マイフェアレディの右腕を繰り出し、近づいたセシルの顔面目掛けて放つ。間を置かず、自らの左腕で追撃。それをセシルは両手で往なし、お返しとばかりに鋭い掌底を二条に返す。セシルの一撃が二条の胸部を捉えたようにも見えたが、それも決して有効打にはならない。咄嗟に二条は上半身を後ろに逸らし、重たい一撃を寸での所で軽減した。

 一瞬、二人の視線が交錯する。お互いに殺意を抱いた二組の瞳が、周囲の風景を一瞬で漂泊し、溶かし尽くす。その刹那は地面に流れる水の粒でさえも空間に停止し、膨れ上がった異質の存在感さえも空洞と化してゆく。それを打ち破ったのは、現在二条の持つ四つの腕の中でも最高の威力を秘めた自身の必殺の右腕。それを脇腹からカノン砲のように加速させ、静止した空間の事如くを食い破った。


「呆れるっ!」


 見切りを誤れば、確実に深刻なダメージとなる二条の一撃に、セシルは躊躇いなく左手を伸ばす。しかし、雨に濡れた手では完全に二条の右手は掴み切れない。だがそんな事は当然セシルも心得ているし、彼女は始めから防御など頭の片隅にないのだ。自分の攻撃とは最大の防御、相手の攻撃とは最良の好機。つまりセシルがやろうとしている事は、そういう事なのだ。

 辛うじて掴んだ二条の右手を左側に流し、我が身をまるでダンスのように美しく、そして優雅に翻す。二条の右手を離したその左手が彼女の身体のバランスを取り、同時に彼女の動きを優美な舞いへと昇華させる。次の瞬間、腰に下がった彼女の銃がその右手に飛び付いて、舞い終えた彼女を彩るようにマナの光を放った。

 気が付けばセシルは、二条の背後を取っていた。突きつけた銃口は、完璧に攻撃を空振りに終えた二条の脳天に向いている。勝負は決した。この数秒の攻防で二条の存在の有無さえ、セシルはその右手の人差し指に治めてしまったのだ。


「私をこれほど長く引き止めた以上、情をかけるつもりはないぞ、女」


 恐ろしく冷静なセシルの声が、決して雨に掻き消される事なく二条の元に届く。その言葉に二条は口元を緩めると、臆する事無くセシルに返事をした。


「こっちも情をかけられる気なんてさらさらないわよ、“二艇拳銃”。それに最初に言ったでしょ? あんたと一対一で闘うと決めた以上、私は自分も、部下の命さえも前提条件にしてるって」


 二条には、例えセシルに葛城信介の場所を話したとしても、自分は絶対に生き残れない事が分かっていた。元々、この作戦を立てた自分が決めた事だからそれは仕方ない事だが、心の何処かでは逃げ出したいと思ったりもしたし、今も出来る事なら泣き叫んで許しを請いたいとすら思う自分が居るのも確かだ。

 しかし、それでもなお彼女は臆した表情を見せる事はない。不十分だが任務は果たした。此処まで時間を稼げれば、後はもう趙に任せられる。彼の命を算段に入れた事は悪いと思っているが、それは地獄で会ったら謝れば良い。それにロメオは嫌いだが、自分の出世欲には忠実な男だ、十分に役目を果たしてくれるだろう。それであの娘が解放されるならば……。彼女は考えるのを止めると、再び笑みを浮かべた。


「その様子なら、話す気はないようだな」


「話す気があったら、最初からあんたみたいな化け物に喧嘩は売らないわよ」


 二条は背中越しに、セシルが引き金に力を入れようとしているのが分かった。最後の最後で、未だ正体も分からない我等がボスにパンチの一つもくれてやれない事が悔しくなったが、彼女はもうどうでも良いと、両目を瞑ろうとした。


 その時だった。


 パチパチと、火花が散るような音が聞こえる。何かから放電される音、もしくは誰かが電気を放出する音。二条はまさかと思い、諦めかけていた瞳を開け、そして間髪入れずにその音が聞こえた方を向いた。


「……一対一なら敵わない。それなら、二対一ならどうかな?」


 セシルの銃口が、二条とは別の方向に向く。その方向の先には、先程二条が乗っていたスポーツカーの方だ。そしてそのスポーツカーに寄り掛かっていたのは、セシルをバスから降ろした張本人、趙雲海ちょう うんかいの姿だった。

 言うが先か否か、趙は両手をセシルの方に向ける。その瞬間、両腕の間に青白い火花が幾つもの白線となって顕現する。それが何か分かった二条は、セシルの隙を突いて大きく後ろに跳躍すると、それを見計らったかのように趙の両腕が、激しい光に包まれた。


「!?」


 危険を察知したセシルが、構えを解いて横に大きくダイブしたその刹那、今までセシルが立っていた場所が、光の歪みと青白い火花に囲まれて爆散する。何が起こったのか、一瞬分からず呆気に取られていたセシルだったが、着地して体勢を立て直すと、直ぐにアインヘリャルを構えた。


「ははは。さすが銀狼。危機察知能力は俺達の比類じゃないな」


 腰に手を当て、趙はそのあまり雨に濡れていない直毛の黒髪を掻く。よくよく見てみれば、今の一瞬で趙の長袖のシャツが黒こげになった半袖になっており、今は二の腕の所まで肌を露出している。セシルは趙の方に視線を向けると、唇に付着した泥水を拭った。


「悪いな、銀狼。だけど、こっちもあんまり後悔とかそういうのはしたくないし、君も何となくは予想してたんだろ?」


 不敵な趙の笑みに、セシルは口から唾を吐いて答えた。

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