弱気な僕の本気の戦い
お久しぶりです。
まあ、まず一言……バトルの解説無理だよっ!
難しい……初心者には無理だよう……。
あ、それと、ブログつくりました!
よかったら見てください、たぶんトップの画面で行けると思います
今回は僕視点です。ご、ゴメンなさい……僕なんかで……。
生徒会長さんに飛ばされた僕と相手の女の人……こ、怖いよ……。嫌だよ戦いたくないよ……。
「…………? 戦いたくないの?」
「う、うん」
「…………そう、でも命令は絶対。私は貴方を倒す」
「うぅ……」
誰か来ないかな……助けてくれないかな……。
そう思ってたけど誰もこない……。
やっぱり僕が戦わなくちゃいけないんだ……。
「…………来ないなら私から攻撃する」
そう女の人が言ってポケットから携帯を出した。
「<送信>」
?
すると何処からか僕のお腹を殴られた。だけど女の人は動いてない。
「<送信>」
また。
次は頭……。さっきからやられてるし、次はこっちから。氷柱で上に上げる
「<受信>…………氷柱での攻撃」
よ、読まれてる!?
「ひょ、<氷柱>!」
「…………読まれてもするんだね。<送信>」
僕の氷柱が壊れた!?
「<送信>」
また殴られた……痛い……。
「<アイスボックス>!」
相手を氷の箱に閉じ込めた。
「<送信>」
壊された! うぅ……何で?
「<冷凍ビーム>!」
「<切り取り>」
え!? 僕の能力が消えた!?
「<貼り付け><送信>」
!? 何で僕の攻撃が!?
なぜか僕の攻撃を相手が使ってる……やっぱり強いよう……。
「…………ここでネタ明かし、私の能力はこの携帯を使って相手を攻撃するの」
「?」
「…………“殴る”と打って<送信>するとかんな感じに」
ま、またお腹を殴られた……。
「…………受信は相手の心を読み。切り取りは相手の能力を吸収して送信できるの」
だから僕の冷凍ビームが効かなかったのか……。
「…………もうお終い? じゃあ止め刺してあげる。<送信>」
「グハッ……!」
血もでてきたし……もう嫌だ……もう戦いたくない……。
「…………これで最後、<送信>」
「うっ!」
首を絞められてる……く、苦しい……。
もう終わりかな……。
負けてもしょうがないよ、だって攻撃しても切り取られるんだもん……。
……でも。
「<氷柱>」
「…………だから攻撃しても無駄、<送信>」
また壊された……じゃあ次は……。
「<氷塊>」
「<送信>……硬いっ」
残念だね、氷塊は殴るだけでは壊れない。
「<送信>」
こ、壊れた!? 何で? 何て打ったの?
「<送信>」
い、痛い。何回もお腹や顔を殴られた……。
「ハァハァ……」
「…………そろそろ本気を出したら?」
本気……。でもこの人が相手ならいいかな?
「……<氷の会場>」
ここはもう僕の会場。僕に支配権がある……相手の好きにはできない僕だけの会場。
「攻撃はここから! <氷柱>」
「…………しつこいね、<送信>」
それだけでは壊れない。
「…………さっきよりは硬くなったね」
「<氷柱>」
壊れないのが分かって相手は氷柱を壊さないで避けた。
「<氷柱>……<氷柱爆発>!」
「!」
氷柱が爆発して氷が全方向に飛び散った。
「…………負けそうだから本気だしていい? <データダウンロード>」
ダウンロード?
「…………ダウンロード終了、<貼り付け><送信>」
! 何これ? 僕の氷じゃない。
「<氷塊>!」
どうにか相打ちにできた。
「…………これはこの前戦った相手の攻撃をコピーした物。次これ<貼り付け><送信>」
「<氷塊>!」
「…………これはさっきの攻撃に違う攻撃を加えた物」
「<氷塊>!」
「…………そんので防げるわけないでしょ」
僕の氷塊は簡単に砕けた。
「<氷壁>!」
これで何とか防げた……。
これは僕の勘だけどこれ以上の技があるかもしれない。
「…………<貼り付け><送信>」
これは炎……。
弱い氷じゃ、すぐに溶けてしまう……。
だから賭けに出ようと思う……。
「<氷壁>!」
「…………ムダ」
氷の壁はすぐに溶けた。
でもこれは準備のための壁。
「<氷槍>」
僕の奥の手ではないけど、僕の必殺技。
氷の槍。
槍からは冷気が出て触れたものは全て凍ってしまう。
絶対零度の槍。
それで僕は相手に突っ込む!
「…………<送信>」
相手は炎を撃ってきた。
でも。
「僕の槍はそんな炎じゃ溶けないよ」
何で最初に槍でやらなかったは、接近戦が苦手だから……。
そして相手の能力が分からなかったから。
「…………<貼り付け><送信>」
さっきとは比べ物にならないほど大きい炎。
「でも……」
ここはもう僕の会場。
「氷槍の強さを教えてあげる」
触れたものを凍らす。
さっきから触れてる。
大気に。
「<大気氷結>」
さっきの炎で僕の氷の会場は溶けた。
蒸発した……。
しかも相手の周りを中心に。
今、相手を凍らせば僕が勝つ。
だけど僕は悪人じゃない……。
殺しちゃったら警察に捕まっちゃうよ……。
だから凍らせる部分は手と足。
壊すのは携帯。
「…………うっ」
氷槍で携帯を壊す。
これで僕の勝ちかな?
後はどうしよう……。
その前にここってどこかな……。
うぅ……困ったな……。
あ、そうそう僕の携帯で……。
って充電切れてる!?
「…………」
どうしよう……。
「あのう……ここがどこだか分かりますか……?」
「…………分からない」
「ですよね……」
ハァ……会長……助けてください……勝負より、今の状況のほうがキツイです……。