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遅刻とお話

サブタイトルが思いつきません……

あと今回は短めです

 休日が終わり学生たちは学校に向かう。俺もまたやる気のでないまま学校に向かう。

 この休日はいろいろあったせいで休めていない。

「ハァー……」

「なーにため息ついてんのさ!」

「いたっ! 雛森先輩! 後ろから叩いてこないでください、ビックリします」

「あ、いいのかな? 忘れてるみたいだけど。今日の朝、生徒会が校門前であいさつする日だよ」

「え? 忘れてました! じゃあ急ぎましょうよ!」

「いいよ面倒くさいし……」

「いいから! 一応生徒会役員でしょ! 早く!」

「ねえ! 一応って何! 一応って!」



「ハァ……ハァ……スミマセン遅くなりました……」

「遅いよ後輩くん!」

「スミマ……って、先輩も遅かったでしょ!」

「え? そうだったけ?」

「そうですよ!」

「まあまあ、大丈夫ですよ、間に合いましたし」

「よかった……」



 無事遅れず到着して、あいさつも終わり俺たちが自分の教室に向かおうとしたとき会長に呼び止められた。

 内容は

 今日の放課後すぐ生徒会室にきて

 らしい。たぶん陽麗のことについてだと思う……


 教室に向かい。俺たちが席に着くと同時にHRを始めた。

 俺は先生の話を無視して考えていた。

 陽麗のこととか……

 そんなことを考えてると睡魔が俺を襲った……


 気がつくと俺は俺は寝ていて教室には誰もいなかった……

「あれ? 誰もいないの? 今の時間って体育?」

 と思って時間を見てみた……

「え! もう放課後じゃん! 何で誰も起こしてくれないの! 奈々は!」

 そう言ったあと机に紙が置いてあることに気づいた。

「ん? えーと」

『大河が中々起きてくれないから先に行ってるね  奈々より』

「はぁ! 急がないと!」


 全力疾走で生徒会室に向かった。

 ガタンッ!

「遅くなりました!」

「大河~また遅刻だよ」

「遅いよ後輩くん!」

「うっ……今度は先輩の言ってることが正しい……」

「遅れた罰としてジュース買ってこい!」

「え~、嫌ですよ~」

「葵さ~、一言いってよ」

 会長を呼び捨て……

「えーと、そうですね……次は遅れちゃダメですよ」

「分かりました」

「一件落着ですね……それでは本題に移りますか」


「本題というのは陽麗のことについてです」

 やっぱり……

「昨日行って分かったと思いますが、陽麗学園は荒れてます。生徒会長も要注意です。たぶん本当にあの人にとってあれは暇つぶしだったのでしょう。推測ですがあのひとはとうぶん私たち月麗学園を襲ってこないと思います。彼の言葉が本当なら」

「じゃあ、とりあえず安心して学園生活をおくってもいいんですか?」

「はい、安心してください」

「よかった……」

「あ、私からも質問です。このことって全校に知らせるんですか?」

「それはまだいいです」

「分かりました」

 話はこれだけ。この日はみんな雑務をしないで帰った。理由はたぶん休日ちゃんと休めなかったからだろう。俺は家に帰りすぐベッドに向かい寝た……。

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