2周年企画特別編
2021年8月27日、本作「これはとある異世界渡航者の物語」は2周年を迎えました。
去年は番外編として3回分1周年特別編やりましたが、今年はそれをできるタイミングがなかったのでこういった形で2周年特別編やります(え
とはいえ、メイン登場人物の紹介とかは去年にやっていますし、去年は7章までですけど、各章の裏話などやっているので今回はそれはせず、本作のプロット、当初の構想などをちらっと紹介します(需要ないでしょうけど……まぁそれを言ったらこういう特別編がすでに需要ないでしょうが)
■タイトルについてのあれこれ■
というわけで、本作は現在「これはとある異世界渡航者の物語」というタイトルですが2年前に書き始めた当初はまったく違うタイトルでした。
知ってる人(つまりは2年前の初投稿から読み続けてくれている、ありがたい感謝しかない御方)がいるかはわかりませんが、最初のタイトルは「異世界渡航記(仮)」でした。
タイトルが思いつかなかったため、とりあえずのタイトルだったのですが、このタイトルのまま書き続けてたらどうなってたでしょう……
タイトル見てもどんな話なのかさっぱりわかりませんね……変えて正解です(汗
「異世界渡航記(仮)」のタイトルを変えた理由は短いわけわからないタイトルは読まれないって話を目にしたのと、検索かけたら当時(今はどうなのか知りません)なろう内に異世界渡航記って同じタイトルの作品5作品以上あったんですよね……
なので変更する事にしました。
その時に長文タイトル、いわゆる物語の説明をタイトルにするやつですね。
「○○の○○~××したので××になったから~××になります」的なの。
これに変更しようかと思ったんですが、でも本作って長文タイトルでどう説明すればいいの? と悩んで結局わからなかったので長文説明タイトルはあきらめて「とある異世界渡航者の物語」に変更しました。
そしてしばらくはこのタイトルで更新してたのですが、「とある異世界渡航者の物語」なんてタイトルのためにとあるシリーズの2次創作って勘違いされたのでタイトルを再び変更する事にしました。
でも、やはり上記にあげた長文説明タイトルは何も思い浮かばなかったので微調整で「これは」と足して現在のタイトル「これはとある異世界渡航者の物語」に落ち着いたわけです。
このタイトルになってからは長いので、このタイトルから今後変更する事はないとは思いますが、どうなんでしょう……もっといいタイトルありますかね?
■物語の原案、最初期のプロット■
本作は主人公が地球壊滅の危機を救うため、数多の異世界に出向き、そこにいる地球からの転生者、転移者、召喚者から能力を奪って殺して回るという内容ですが、一番最初の構想というか原案は違っていました。
一番最初の構想では、高校生の男主人公と同じ学校に通う女の子の幼馴染みが学校で授業を受けている際に正体不明の大怪獣の出現を目撃して学校から避難する中で現代文明が壊滅していく様を目撃する。
帰る場所も消えて、行く当てもなく絶望する主人公と幼馴染みは突如として出現した時空の歪みに飲み込まれ、過去にタイムスリップする。
過去で主人公と幼馴染みはあの正体不明の大怪獣は遙か太古の昔に宇宙から地球にやってきた外来種で、歴史の転換点にいつもその姿を現していた事を知る。
主人公と幼馴染みは過去であの怪獣を倒すことができれば未来を、自分たちの生きていた現代を変えられるのではないか? と考えてそれぞれの時代で怪獣の眠っている場所や倒すための情報を集めて、怪獣に立ち向かっていく……という構想でした。
過去に飛ばされて、過去で一定の情報を集めれば怪獣が限定的に復活して姿を現し、それを倒すことで力が手に入る(それぞれの時代、文明を反映した能力)
力が手に入ったら過去の別の時代、別の文明に飛ばされて、地球の過去の歴史や文明の力を得ていって、最後に現代に帰還した時、宇宙からの外来種である怪獣に地球の人類の歴史すべてでもって戦うって内容でプロットもそれなりには作ったんですが。
主人公と幼馴染みに敵対する、同じく現代から過去にタイムスリップした米軍特殊部隊、更に怪獣を倒すなどとんでもない! 怪獣の力で人類は次なるステージへ進むことができる! と訴える怪獣の力を手にいれようとする学者グループとの三つ巴の戦いがーって構想が膨れ上がってから、「あ、これ書くの無理やわ」ってなったのでこの原案は封印しました。
ちなみに去年の1周年特別編で本作は「ク○ノトリガー」「クロノ○ロス」「仮○ライ○ーディ○イド」「○面ラ○ダージ○ウ」の影響を色濃く受けてると書きましたが、この原案はまさに「ク○ノトリガー」「仮○ライ○ーディ○イド」の影響モロにでまくってますね……
そんなわけで、この構想は一旦白紙にしたんですが、でもこのベースラインの話はやっぱり捨てきれずに別の形で書きたいなーと思っていました。
そんな時にヒントになったのが「○面ラ○ダージ○ウ」でした。
またyo○tubeで「クロノ○ロス」の実況プレイ見たのも大きかったですね。
クロノ○ロス懐かしいと思う反面、やっぱ自分はク○ノシリーズ好きなんだなーと思った時に一旦白紙にしてたあの構想に「○面ラ○ダージ○ウ」「クロノ○ロス」の内容を落とし込んで、もう一度プロット組み直そうと思いました。
こうして「これはとある異世界渡航者の物語」、当時は「異世界渡航紀(仮)」ですが……これの原案ver.1ができあがってプロットを書き出してったわけです。
そして、そのプロットは大まかながらラストまで出来上がっているのですけど、2年経ってもその折り返し地点にも到達していないとはこれ如何に……
2周年特別編として期間限定で、本作の原案を供養できたと思うので、本編の次回更新を気長に待って頂けたらと思います。