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1周年企画特別編(2)

 ここは次元の狭間の空間の食堂。

 その食堂内の長いテーブルに5人の男女が座っていた。


 「どうも~俺たち渋谷系Gチューバー、エントランスっで~す」

 「盛り上がってこうぜパーティーピーポー!」


 そう言ってテンション高く盛り上がっているのは自称渋谷系Gチューバー、エントランスと名乗る2人組のチャラ男である。

 一様異世界転移者という事らしい……が詳しい実態はよくわからない。


 そんなチャラ男を2人を残りの3人が冷めた目で見ていた。

 この物語の主人公である異世界渡航者、川畑界斗にこの物語のヒロインであるフミコ。

 そして彼らをサポートする立場なのかはよくわからない立ち位置のケティー・マーシャントの3人である。


 「ちょっと待って! 今の私の説明おかしくない?」


 そう言ってケティーは両手でテーブルを叩いて抗議するが、実際問題これ以上簡潔に述べる事はできないので放置する事にする。


 「そう言うわけで1周年企画なんだけど、これは一体何をする系?」

 「さぁ? とりあえず1章から振り返っていきましょうかね?」


 そう言ってウザいテンションではなくなった2人はを見て、これ本当に大丈夫なのか? 自称渋谷系Gチューバーというキャラ設定完全に捨ててはるやん!

 と、ひそひそ話をカイトたちは初めてしまったが、当の2人はかまわず…


 「はい、そう言うわけで質問も何も来なかったから1章から振り返っていきましょうかね」


 そう言って話を進めだした。


 「いや、ほんとそういう発言ちょくちょく入れるのやめような? あと最初から振り返るほど内容濃くないよねこの作品?」

 「そういうネガ発言が一番ダメだと思うがまぁいいや……とりあえず序章から、この物語はこういう話ですよって説明するために初っ端からかなりストーリーが進んだところのお話をやったわけですが」

 「これストーリー的に時系列はどのあたりなの?」

 「……さぁ?」


 チャラ男じゃなくなった2人に質問されたが答えようがなかった。

 だって時系列的にまだ本編追いついてないからね? 仕方ないね?

 たぶん7.5章終わった段階よりまだ先のお話じゃないかな?


 「……それでいいのか?」

 「と言われましても」

 「……続いて1章ですが」


 これ以上この話題に突っ込んでも仕方ないと思ったのか1章に話が移ってしまった。

 これ以後なぜかインタビューに筆者が答えてるようなキャラ崩壊が起こりますが気にしないようにしてください。

 気にしたら負けです……


 「1章は始まりの物語ですが、これ本来の予定ではもっと長かったんですよね?」

 「そうですね、だって2日間の出来事丸々すっ飛ばしてるし……まぁ避難所に辿り着くまでの話をやると本編始まる前にもう完全に別ジャンルのお話になっちゃいますからね」

 「確かに、いつになったら異世界行くの?って感じになりますものね……」  

 「あと本編ではさらっと書いて流してますけど、ジムクベルトに対して核保有国が軒並み核攻撃を行ったって話も本当なら軍事作戦のシーンから書くつもりだったんですよね」

 「あぁ……それは書いちゃうともうミリタリ怪獣ものになっちゃいますね」

 「そうなんです、なので太平洋に各国の残存艦隊終結、核武装艦載機が空母から発進、各国艦隊からの核ミサイル飽和攻撃とかいうのをやる予定だったんすけどね、これはまぁ別の機会に取っときます」

 「いや、どこかでやるつもりなの?」

 「……まぁいずれ短編とかで?」


 いずれ短編でやる。

 これはやらないと言ってるのと同じじゃね? という心の声を押し殺して話は2章に移行する。


 「続いて2章ですが、ここに関してはテーマ曲があるとか?」

 「テーマ曲というより、2章のイメージといった感じで某ゲームBGM聴きながら書いてた部分なので、そういうやつです」

 「なるほど、あるあるですね。ちなみに何のゲーム?」

 「……そもそも本作自体が某ゲームと某特撮作品からイマジネーションというか多大な影響受けて作品作りしてるので、そこを察してもらえればというやつですかね?」

 「ほう、だからその作品って何?」

 「……ゲームはク○ノト○ガーにク○ノク○ス、特撮は仮○ラ○ダーディ○イドに○面ライ○ージ○ウ」

 「伏せ字にする意味ありますこれ?」

 「しとかなダメでしょ、そんなわけで2章の最初に街を見た時移行のBGMはク○ノト○ガーの中世のフィールドBGMです」

 「じゃあ2章の異世界の元ネタは……」

 「まぁ人がいない魔王城のみがある大陸って時点で察してくれれば……」

 「そんな作品世の中で溢れかえってると思いますが?」


 それだけ言うと話が3章に移行した。


 「続いて3章ですが、一様3章から5章までは繋がったお話ですね」

 「そうです、本当なら3章でまとめるつもりだったんですけど、ヒロイン加入エピソードである精神世界編は別個にしたほうがいいだろうと思って3、4、5章に区切りました」

 「これも本来は飛ばす予定だった?」

 「……まぁそうですね。3章の出だしですでに2つの異世界を巡ったってダイジェストにもならない語りで2つの異世界を処理したように、ヒロイン加入の精神世界もダイジェストで終わらせるつもりだったんですけど、モブや1回きりのゲストキャラならまだしも、さすがにメインヒロインの加入エピソードでそれは説得力に欠けるなと思ったので章を区切って書くことにしました」

 「なるほど、つまりプロット段階ではなかったお話なんですね?」

 「まぁ本編はダイジェストで、いずれ短編でやるって感じだったので……」

 「あぁ……構想はあるけど多分書かないってやつですね」

 「おい! でも精神世界編は後書きでも書きましたけど、いずれ加筆修正するかもですね。弥生時代は色々調べると書きたいこととか後から増えてきましたからね!」

 「あぁ……構想はあるけど多分書かないってやつですね」


 そう言って話が6章に移行した。


 「続いて6章ですが、この6章の前の番外編から新キャラが加入しましたね」

 「まぁ、筆者の別作品のキャラなんで新キャラなのかよくわかりませんがそうですね」

 「なんで他作品のキャラを持ってきたんですか?」

 「そりゃこの作品に多大な影響を与えた作品の性質を考えてもらったらわかると思いますが……別作品のキャラの登場は色んな異世界を巡るという設定を行かせるわけですよ」

 「ほう」

 「というか本作の設定上、仲間が気軽に増やせないというジレンマがありましてね」

 「ふむ」

 「プロットの段階ではそれでも気にせず書いてくと終盤になるまで仲間ができないね? って感じになったので……これを打開するには結局は本作の設定に縛られない他作品のキャラを投入するしかないんですよね」

 「なるほど」

 「なので本作に絡んでも違和感なく、そしてメインストーリーにがっつり絡めないメインキャラとなれるキャラを投入したわけです」

 「では、今後もメインストーリーには絡んでこないわけですね?」

 「……それは今後の展開次第というやつです」

 「なるほど、ところで6章はまだまだあの異世界で物語を展開できそうな設定がバンバン飛び出しましたが?」

 「一様、主人公が訪れなかった場合、あの異世界でどういったストーリーが展開されたか? って構想はあります。だから、まぁ言うなれば本来なら別の物語として書かれるはずだった物語を主人公達がぶち壊したってイメージです。完全に仮○ラ○ダーディ○イドですね!」

 「なるほど、では6章終盤で語られた南の大地の設定は本来書く予定だったけど書かなかった物語のネタなんですね?」

 「言い方ぁ!! まぁそうですね、書こうと思って書かなかった物語の設定ですねwちなみにネタバレすると第一部が北の大地から南の大地へと向かうまでで、第二部が南の大地との対立で精霊王と戦います。そして第三部でヒロインに精霊王が使役できないラスボスの精霊が憑依して最終決戦って流れですね。いずれどこかのタイミングで書きたいですね」

 「あぁ……構想はあるけど多分書かないってやつですね」


 そう言って話が7章に移行した。


 「続いて7章ですが、これはかなり長期になりましたね」

 「まぁ、一気に読んだらそうでもないんですけど、ここまで長くなるとは思ってませんでしたね……なんでここまで長くなったのか謎です」

 「ちなみに当初の予定では違ったんですか?」

 「プロットでは王都にいかず工業都市内で探しまくってる間に尋ねる先々で取り巻き男子たちに遭遇して主人公がイケメンに対抗心を燃やしまくって最終的に工業都市内で召喚者見つけてバトルって流れですごーく短い話になるはずだったんですがね」

 「プロットとは違う展開にして沼にハマったと」

 「まぁ、一言で言えばそうですね……今後の展開を考えればスチームボールを入手する過程も書いとく必要があったので仕方がないですが」

 「で、この7章も本来は書くはずだった物語のネタを使ったんです?」

 「いや、7章の異世界どう読んでも女の子向けのお話に男主人公乱入ってテーマだし、後書きでそう書いたでしょ? 男向け作品一様書いてるのにこれ受けるかな? って7章開始前にも一様書いてるし、だからこれは書こうと思ってたお話ネタじゃないです」

 「ほう」

 「でも、一様主人公が来なかった場合どういったストーリーが展開されたか? って構想は練りました。そっちの方が、7章の展開に多少名なりともバックグランドを持たせられるかと思ったので」

 「なるほど、ではそのネタはいずれ書く予定は?」

 「ないです」


 そう答えると話が短編に移行する。


 「続いて短編「夢喰と眠り姫」ですが、この短編は時系列的にまだ本編追いついてませんね?」

 「そうですね、まだ本編に登場してないキャラが先行して登場してますしね……」

 「じゃあこの短編のお話は序章のお話よりもまだ先のお話と?」

 「そうです。そんな先の話なんで短編でも書いたんでしょうね?」

 「いや、知らんがな。それはこっちが訊く立場でしょう」


 そう言うと話が8章に移行した。


 「続いて8章ですが……」

 「いや、まだ8章は開始してないでしょ」

 「……あ、そうでしたね! では今回はここまで!次回は各キャラを深掘りします!」

 「……これまだ続くのか」

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