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まだ恋を知らない  作者: 嘘くん
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不器用な秋本律

テストの日

海「おはよ律、クマがあるぞ。もしや一夜漬けだな」

律「流石に休み明け早々赤点は俺も嫌だからな」

海「お互い健闘を祈る」

数日後テスト返却日

律「うわ、まじかよ、あと2点足りない赤点だ、どっかないのか採点ミス頼むー」

答えがめちゃくちゃ過ぎて採点ミスなど無いことを秒で確認できる律

海「お前また赤点か」

律「そういうお前はどうなんだよ」

海「俺か?赤点まのがれたぜー!!」

律「この裏切者」

海「ナイゼリアでお前が帰った後に出るところを鈴木に叩き込んでもらったからな余裕だぜ」

律「ちくしょー」

海「補習今日の放課後からだってな、頑張れよ」

律「今日からかよーきついってー」

放課後

補習授業の場所は東棟3階の物理教室かよ、ヤバイ時間に遅れる。

教室到着

セーフ、あれ、なんで誰もいないんだ。教室間違えたかな、いや合っているはずなんだけど。

花「遅れてすいません、ってあれ、秋本くん?1人だけ?」

え、なんだこの状況、どゆうことだ。

律「あ、うん、俺も今来たところなんだけど、教室誰もいなくてさー間違ったかと思ってたんだけど、あってるよねー?」

花「合ってるよ、この紙にも、ほら、東棟3階の物理教室って書いてあるし」

花「それより、補習私たちだけなの!?」

律「そーかもな、おれ先生探してくるわ」

花「うん、ありがと秋本くん」

数分後

先「すまない補習が2人しかいないから忘れてた」

やっぱ2人だけなんだ、やばい、どーしよ、うん、とりあえず、真面目に補習を受けよう、てか教卓の前で隣かよ。この机、距離近いし、やべぇ、落ち着け平常心、平常心、、、いやなんかいい匂いする、くそー集中できねぇ、

花「ん、、、、?」

律「あーなんでもない」

やべぇ急に振り向くな、死ぬかと思った、ずっと見てたのバレたかな、俺はこいつが嫌い、俺は嫌い、俺は嫌い

花「ねぇねぇ、秋本くんっていい匂いするよね」

律「あぁーうん、そーいえば、よく言われる、うんうん」

って何言ってんだー俺ーあほあほあほ初めて言われたわ、やばい、効果ばつぐんだわ、それは、

先「はい、これまた家で復習してきて明日ノートにまとめて出してください、秋本くん号令おねがい」

律「気をつけ、礼、お願いします」

先「何言ってんだ、補習し足りんのか?」

隣で中原さんが笑ってる

律「あ、すいません、ありがとうございました」

花「律はほんと面白いよね、あ、ごめん、昔のあれで、ほんとごめん、秋本くんお疲れ様!また明日」

逃げるように教室から出ていく中原さん

律「うん、また明日」

 

下校途中、電車を降りたら、たまたま希さんも同じ電車に乗ってたみたいで遭遇


律「そんなのありかよ、てかわざとかよ、絶対わかってやってますよね、あーキュン死しかけたーってどう思います?希さん」

希「少年、その子は、とんだ悪女だな」

律「なんですか、そのキャラは」

希「いやーなんとなくー」

希「でも大変だねそれは」

律「ほんとですよーあーくそ女って思い知るんですけど、可愛かったと思ってしまう自分もいちゃって、」

希「でもまぁ彼女にも彼氏いるっぽいんでしょ?やっぱビッチだよ、その子」

律「そーなんですけどーでもー」

希「でもじゃない!他の女の子探してみなよ、好きになるかもじゃん!前にチンスタでdm送ってくる、隣の女子校の顔はタイプの可愛い子がいるって言ってたじゃん」

律「あーなんかいましたねーでも今そーゆーこともあって女嫌い発動してるんですよー」

希「いいから試しに話してみたら?」

律「んーーーわかりました。希さんがいうならー話してみようかなー」

希「またなんかあったら相談してね」

律「はい!おやすみなさーい良い夢を」

希「はいはい、おやすみ」


帰宅後

とりあえず、チンスタで連絡返してみるか、

律「返信遅くなって、ごめんなさい、部活は帰宅部で、フルネームは秋本律です、呼び方はまかせます」

既読、ピコンっ、いや早過ぎだろ

女「こんばんわ!全然大丈夫です!返信ありがとうございます。私、名前言ってなかったでした。私は山西朱里です!あかりって呼んでください!私はりっくんって呼びます!!私も帰宅部です!高2ですよね?」

なんだ、この子ガツガツだなー俗に言う肉食系女子というやつか。

律「わかりました!あかりさん!

僕も高2ですよ、帰宅部一緒ですね」

朱「やっぱり同い年なんだ!私実はりっくんのこと見たことあるんです!」

律「どこでですか?」

朱「朝、自転車めっちゃ早くこいでますよね?」

律「はい、めっちゃ爆走してます笑」

朱「自分の学校は少し始まるの遅いので、ゆっくり行ってたら、いっつも凄いスピードで抜いていっちゃうから顔覚えてて、たまたま友達の体育祭の投稿に載ってたからフォローしたんです」

律「そうだったんだ笑笑、自分朝起きれないからギリギリの電車に乗って行っているんで、いつも爆走しないと間に合わなくて笑笑」

朱「もしよければ、明日の放課後一緒に帰りませんか?」

え、まじか、急だなー、でも希さんにも言われたし、別に最初は気にせず、試しに帰ってみるか、良い人そうだし。

律「いいですよ!」

朱「やった!!ならお互い学校の近くのトンちゃんっていうラーメン屋わかりますか?」

律「わかります!」

朱「ならその店の前で待ち合わせで何時頃に学校終わってから来れそうですか?」

律「4時ごろになると思います」

朱「わかりました!ならその時間で会いましょう!」

律「了解です!もう夜も遅いし、また明日!」

朱「明日たのしみにしてます!おやすみなさい!!」

律「うん、おやすみ」






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