はじめての依頼
変な書き方ですいません
部屋に着きドアを開けると中は大変なことになっていた
「目ー目がー逃げたーー」とランルーが叫んでいて、部屋のすみには耳がうさぎを震わせながら丸くなっている空凛がいた
「あのー、今日ちょうど仕事が終わってちょっと飲んでいましてこいつらハイテンションなんです。騒がしくてすいません」と自分の事務所をフォローした。
無論、嘘だ依頼何て受けたことがない
「ではこちらへ」
と、お客さん用の椅子へ案内をした、その事に気付いたランルー、空凛も僕のとなりにやって来た。
そうして皆、椅子へ座った
「それでは早速、依頼をお聞きします、どうしましたか?」
「妹が死んだのです」
彼女は、それだけを言って無言になった。
話を続けなければと思い僕は
「妹さんがですか、気分を害されるかも知れませんが、他殺ですか?」
そうすると空凛が横から背中をグーではたいて
「それ以上はやめておいてください、嫌言うのが遅かったか」
そのときだった、依頼人の子の息が荒くなり過呼吸になった。
「ヤバイ、ランルーお願い」
「はいよー」
とランルーは何やら石を出してライトでその石を照らした。
すると、依頼人の過呼吸が止まった
人を落ち着かせるための光だったのだろう自分の中にあった緊張もその光を見た瞬間吹き飛んだからそう思った。
もう安心と思ったら。
依頼人が。
「他殺です、絶対に、だから…だから…」
そのとき依頼人は、自分の口に手を当てて声を押さえた、だがもう遅い
その声は、誰がどう聞いても恨みを持っている声であった、おそらくだからの後に続く言葉は殺すであろう。
「失礼」
「私、村山林檎ともうします」
「妹が死にましてその事を解決してもらいたくてここへ来ました」
「わかりました」
「村山さんですね」
「林檎でいいです」
その後、最初に口を開いたのはランルーであった
「すいません、最初にお聞きします、さっきの言葉、だからの次に続くのは殺すでしょうか?」
一番聞いてはいけない言葉だ
そうすると目を見開いて林檎は
「そうですがなにか、あなたたちも同じですか、同じでしょうね、こっちの状況がどうであろうと、ただの他人事、ええ、そうですよ、殺しますよ、犯人を殺して、そして自殺と決め付けた警察を攻め裁判を起こしこの日本から警察を無くてあげますよ、でもあなたたちからしたらただの性格破綻者に見えるでしょうそうですよねそうで、」
「もうやめてください」
と僕は途中で話を切った。
「どこでも言うことあえて言います、こんな状況の林檎さんを見たら妹さん悲しみますよ」
「でしょうね、そして」
「そして、依頼を受けましょう」
「えっ、今なんて言いました」
「その依頼是非受けましょう」
その言葉をいった瞬間、林檎はそこで泣き崩れた、それもそうだろう、こんな態度を取ったんじゃ普通の探偵事務所じゃ依頼を受けないだろうでも受けた僕だって、姉がいると言うかいた、僕が生まれる前に死んだがなんとなくその気持ちもわかるのだ。
「ありがとう」
その言葉を最後に林檎は気絶したよう眠った、おそらく疲れが出たのだろう、こうして夜露死苦探偵事務所に、はじめての依頼が舞い降りたのであった
僕のただの趣味に付き合ってくれてありがとうございます。