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Imaginary Solution  作者: 瀬名隼人
Conclusion
31/31

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 世界は消えた。


 神も消えた。


 だが彼女は何処にも行けなかった。


 だから神になった。



 気が付けば世界が在った。



 人が居た。


 魔法が在った。


 だが彼は居なかった。


 神は世界を創り直した。



 人が居た。


 魔法が在った。


 だが彼は居なかった。


 神は世界を創り直した。



 人が居た。


 魔法が在った。


 だが彼は居なかった。


 神は世界を創り直した。



 神は世界を創り直した。



 神は世界を創り直した。



 神は世界を創り直した。





 神は世界を創り直した。









 神は、死ぬことが出来なかった。

 世界は神の消耗品だ。

 何時だったか、神はそう言った。

 それはその通りだと思う。

『今回の』神も、世界を傷付け、摩り減らせ、醜く変え、飽きた。

 そんな時、外から扉を叩く音が聞こえた。

 気のせいだろう。この白い闇に扉など無い。

 だが、来客は在った。

 彼女の力の結晶であり、世界の住人が彼女に干渉できる二つ目の方法を使ってくれたのだ。

 それは二十歳くらいの兄弟だった。

 兄の方が何か言う。

 どうやら、世界から争いを、魔法を消し去りたいそうだ。

 もしかしたら、今度は成功したのかもしれない。

 この世界を捨てることが出来るのかもしれない。

 今度こそ、自分は死ぬことが出来るのかもしれない。

 神は、青年に魔法の源はクリスタルであり、それを壊すことでこの世界から魔法の力を消し去ることが出来ると伝えた。

 去り際、自分の名を聞かせて欲しいと言われた。

 だから、神は答えた。


「私の名は『イマジナリィ』――――女神イマジナリィだ」


 その目は『虚ろ』に満ちていた。

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