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13話 召喚されたし版権は守る

前回のあらすじ:裸Tシャツ

「……ええと、落ち着いた?」


「……」


 勇者ちゃんが眠りについてからしばらく経った頃、日がそろそろ沈むくらいの時間帯に、彼女は目を覚ました。まだ落ち込んではいるらしいが、少なくとも落ち着きはしたらしい。今は俺と対面する形で座っている。対面、とは言っても、さっきから顔を伏せているから、表情はわからないけど。


(しかしあそこまで取り乱すとは……)


 剣を失ったショックは大きいだろう。見た目だけでも特別なものなのだということは察しが付くし、思い入れもあったのかもしれない。

 けれど、ああまで怯えるものだろうか……そう、怯えていたのだ、大事なものを失くしてパニックになったというよりは、剣を失くしたのに気づいた瞬間、(魔王)に怯えだした。

 まるで、そう……自分を守るものが、突然消え失せたような、支えを失った人間のような、そんな感じ。


「……なあ、火を持ってないか? 焚火がしたい」


 どうにも気まずい雰囲気に耐えきれなかったので、俺は勇者ちゃんにそう話しかけた。火が欲しいのは本当だ。気温も下がってきたし、周りもすっかりと暗い。どこにいるかわからない獣避けのためにも、何かと火は欲しいところだった。

 ……それに何より……


(体育座りは色々見えそうだからやめて欲しいな……)


 何より、服だって早く乾かしたい。俺もズボンしかはいてないし、勇者ちゃんに至ってはその……俺のシャツ1枚着ているだけだ。正直目のやり場に困る。

 ……いや、うん、脱がせたのは確かに俺だ。けれど待ってほしい、あんな濡れ濡れの、違うびしょ濡れの服を着ている状態で気温の低い場所で寝ていたら、それこそ風邪じゃ済まなくなる。そりゃ脱がす時に二の腕なり太ももなりへそなりに不可抗力で、不可抗力で触れてしまったが、医療措置のための不可抗力なので俺は何も悪くない。

 つまりあの時点で服を脱がせるという俺の行為は医療行為であり、また医療行為は罪に問われない、よって俺は罪に問われない。Q.E.D


「どうして……」


「ひぇ、スイマセン……」


 どうしよ、つい謝っちゃった。やべどうしよ、あれ完全に怒ってるよ。でもそこまで怒ることないじゃないか。そりゃ大事な剣を過失とは言え川に捨てたり、寝ている間に服を全部ひん剥いたりはしたけど……あ、訴訟も辞さないレベルですね。詰んだわ。


「す、すまん許して……」


「どうして、殺さないの?」


「……は?」


 しかし、彼女から聞いた言葉は、俺の予想とはだいぶ離れたものだった。なにやらずいぶんと物騒なことを言ってる。


「どうしてって……」


「僕は今、何にもできない状態で、魔王(お前)からすればもう、触れれば壊れるような存在だ。今が勇者()を楽に殺す絶好のチャンスなのに、どうしてやらないの?」


 ……この子はどうやら、俺にすぐ殺されると思っていたらしい。なるほど、それならあの怯えようも理解できるかもしれない。


「魔法は? 使ってたじゃないか」


「……あの剣がなければ何もできない。僕ら勇者は、聖剣によって力を開放され、それを振るって魔を倒す。だから、聖剣があってこその、勇者なんだ」


「……つまり、あの聖剣? がなかったら、力はほとんど封印されるってことか?」


 そう聞くと、勇者ちゃんは黙って首肯した。なるほど要は、その聖剣を手に取って真の力を手に入れたやつが、選ばれし『勇者』……そういうシステムってことかな。

 そして今の勇者ちゃんの状況は、腹をすかせた獣が目の前にいるのに、いきなり唯一の対抗手段の猟銃を失ったようなもんってことだろう。それは恐い。俺なら失禁するね。


「……言ったろ? 何もしないよ」


「だから、どうして……?」


「逆に聞くけど、そんなに俺が何かすると思うのか?」


「!……」


 この子は、俺を敵視している。それは別にこの子だけじゃない、他の勇者や人間も、この子の仲間も、俺に憎悪なり殺意なりを込めて、攻撃的な目を向けていた。

 ……けれど、今のこの子を見て、改めて考えると、この子だけ、少し違った気がする。敵意には変わりない、殺す気だったのも同じだ。けれど違う。もっと必死だった。『殺さなければ殺される』とでも言わんばかりに、俺を殺すことに焦っていた。

 この子の目だけは、俺に酷く怯えているような、そんな気がした。


「だって……だってそうじゃないか! 魔王も魔物も、僕たち人間を遊び道具にして! 気まぐれで数えきれないほど殺して! 僕の父さんも、母さんも……僕だって、あと少しでッ……」


「……なあ、教えてくれ、過去に何があった? なんで君はそこまで俺を、魔王を怖がるんだ?」


「なんでって……本気で言ってるの?」


「残念ながらね。ついでに言うと、なんであんなに人間に嫌われているのかもわからない」


 俺がそういうと勇者ちゃんは、唖然とした表情をして、俺をじっと見た。けれど俺はそれを気にせず、話を続けた。


「別に、『俺がやってきたことはそんなに怒ることだったのか?』なんて価値観の違いについて聞くわけじゃない。そもそも俺は何もしてないし、何も知らないんだ。人間界だって、エイレックス王国以外のことはまだわからない」


「……そんな話、信じると思う?」


「それは君の自由だ。だけど、君が過去に、魔王と何があったのかは話してほしい。俺の言ってることが嘘か本当かは、その後に考えても遅くないはずだ」


「……」


 彼女は口をつぐんで、更に曇った表情になってしまう。辛いことを思い出させているのだから、無理もないだろう。

 俺が無理をするなと言いかけようとしたところで、彼女は重々しい口調で、その言葉を発した。


「……本当に、あの男とは関係ないの?」


 彼女の口から出たのは、予想に反して、思ったより短く、そしてより疑問を感じるワードだった。


「あの男……?」


「うん、お前とほぼ同じ、真っ黒で細身の変な服を着た、長身痩躯の男。お前の、魔王の眷属なんだろ?」


 ……俺と同じってことは、つまりスーツってことだよな? どういうことだ?

 この世界にはスーツはない。一般的は服装は中世ヨーロッパのような感じだ。礼装や正装はあるけれど、それも見た限り、ルネサンス期のイタリアみたいに、もう少し派手な奴だ。スーツみたいにシンプルな服はここにはない。イブ達の反応を見ても、それは恐らく間違ってないだろう。

 じゃあその男は誰だ? 俺のように、スーツを着てる男……もしかして、俺以外にも、この世界に召喚されたやつがいるのか?


「ね、ねえ、聞いてるの?」


「……その男、他に特徴は?」


「!……やっぱり知ってるの!?」


「いや、そんな男は知らない。けれど、そいつのせいで俺がこうなってるのなら、放っておきたくもない。教えてくれ、他に特徴は?」


「あとは……そうだ、手首に何か、小さい変なブレスレットを付けていた。小さい音でカチコチなっていて、小さい針みたいなのが2本か3本、皿の中で回っていた」


「!」


 小さい変なブレスレット……カチコチ……針が2本か3本回っている……腕時計か!

 ビンゴだ。この世界は魔法主体で、複雑な機械はほとんど作られてなかった。まして腕時計なんて精巧なもの、この世界にはまずどこにもない。

 決まりだ、この子の言ってる男は、俺と同じ、別世界から来たやつだ。


「特徴はまあ、わかった。それで、その男に何をされたんだ?」


「ッ……」


 俺がそう聞くと、勇者ちゃんはガタガタと震えさせ、顔を引きつらせた。


「大丈夫か? 無理そうなら……」


「……いい、話す。僕自身も、あの男が何なのか、はっきりさせたいから」


 そう言うと、勇者ちゃんは自分で身体の震えを何とか抑え、一回深呼吸をしてから、ゆっくりと話し始めた。


「……僕はもともとは、エイレックスの人間じゃないんだ。もっと辺境の、小さな村の生まれでね。そこで家族と生活していたんだ。普通の女の子だったんだよ、友達と遊んで、日が暮れたら帰って、ご飯を食べて……」


 ひとつひとつ、言葉を紡ぎながら、彼女は確かめるように慎重に話す。望郷の念に駆られているのか、その顔は、先程よりは幾分か穏やかだった。


「でも、あの男が来てから、全部がめちゃくちゃになったんだ」


 しかし、その穏やかさもすぐに消え、先程と同じ、彼女はまた何かにひどく怯えた顔をしだした。


「あの男は……最初は優しかった。自分で作ったおもちゃを子供たちにあげたり、書いた絵本を読ませたりして。すぐに村の人気者になったよ」


 おもちゃや絵本を自作……男は何かモノ作りをするタイプのやつだったのだろうか。


「でもッ……でもやつは、完全に村に受け入れられたところで、本性を現した」


 勇者ちゃんが自分自身を抱きしめる。声も震えている。正直やめさせようかとも思ったが、ここまで話させた以上、最後まで聞かない方がかえって酷だろう。そう思い、黙って聞くことに徹した。


「最初は、村の女の子たちだった。一緒に遊んでいた子が、行方不明になって、おかしいなって思ったんだ……そしてまた1人、2人って消えていって、段々怖くなって……次に男の子たち、そしておじいちゃん、おばあちゃん、大人の男、女……お父さんもお母さんも段々みんな、消えていってッ……」


 誘拐か? 何の目的で……ただの異常者なら、それで説明がつくけど。いや、ただのシリアルキラーなら、最初に絵本やおもちゃを子供に挙げた意味がわからない。どういうことだ?


「……でも、その後みんな戻ってきて、普通に生活していたんだ」


「え?」


 その言葉に、俺は思わずそんな声を出してしまった。拍子抜けだと思ったのだ。結局皆戻ってくるのなら。

 俺はバカだ。そんな話なら、彼女はこんなに震えるはずないのに。


「みんな、顔がそっくりの人形になって……」


 言葉が出なかった。それはどんな状況だろうか、自分の家族親類友達が、顔が同じ人形にすり替わっていて、同じように接してきている。正気を保っていられるものでもないだろう。


「怖くなって、僕は逃げ出した。でも、どこに行けばいいのかわからなくて、気づいたら村の近くの、洞窟に逃げ込んでいた。……そしてね、そこに大きな人形がたくさんあったんだ」


 彼女は、ついに顔をあげ、俺の方を見た。顔は恐怖に染まっていた。


「……大きな人形?」


「うん、クマみたいな顔だったり、アヒルみたいな顔だったりして、手足もいやに大きくて、男の人が、1人すっぽり入れるんじゃないかってくらい、大きい人形なんだ」


 ……もしかして、着ぐるみのことだろうか? でもなんでそんなとこに……


「大きな人形が……たくさん床に張り付けにされて、血の中に浸かっていて」


 その光景はどんなものだろうか、わからないし、わかりたくもない。


「生きてるんだ……」


 防衛本能だろうか。彼女は大粒の涙を流しながら、少しひきつった笑みを浮かべていた。


「生きている? 着ぐるみ……いやその、大きい人形が?」


「生きてるんだ。体の半分以上くさって、骨まで出てるのだってあるのに、生きてるんだ。生きて、助けて、助けてって……」


「……わかった、いい、もういいから」


 これ以上はいくら何でも限界だと思い、俺は彼女に話をやめるよう言った。けれどそれを構わず、彼女は話を進める。


「そして、あの男に見つかった。あの男は、鳥の頭をした魔物を連れて、僕に近づいて、こう言ったんだ。『君は最高だ』、『私の最高の作品だ』って……」


 『最高の作品』、それを人間に向けるということは、何を意味してるのだろうか? つまり、男は自分でその着ぐるみを作ったのだ。人形の村人は、怪しまれないためのカモフラージュだろうか? なんにしても、本物の村人たちはきっと、着ぐるみの……


「なんでこんなことするのって、泣きながら聞いたんだ。その目的を聞いた時の、そしてそれを話しているときのあの男の顔を、僕は絶対忘れられない」


 目的……どんな目的なんだ。こんなことをして、ここまでのことをしでかしてまでやらなきゃいけない目的って、一体……




「魔王の娘たちのための、夢の国を作りたいんだって言ったんだ。黒い丸いつけ耳を付けたその男は」




「……?」


 あれ、どうしよう。いまいち言ってる意味が分からないのに、なんかすごく危険なことをやろうとしてる気がするぞその男。なんだろう。やったらそれこそもう、全てが終わってしまう気がする。

 黒い丸いつけ耳ってのも気になるけど、なんか今は無視した方がいい気がする。ものすごく。


「…………なあ、ところで、その夢の国の名前とかは聞いたのか?」


 俺は何を思ってか、そんな質問をした、してしまった。確かめたかったのだ。そしてそれと同時に、強く願ったのだ、違ってくれと、杞憂であってくれと。


「確か……国の名前は……」









「ディズn「よしわかったもういい」ランドって……ど、どうしたの?」








 これはダメだ。男は思った以上にタブーを冒してるらしい。

 え? マジで? 気は確かか? 何を思ってそんなデスゲーム始めてんの? お前も俺もみんな死ぬぞ。ネズミのキャラクターの版権を持った会社に「ハハッ」って言われながら細切れにされるぞ。気は確かか?


「ま、魔王……?」


「……その男は、俺たちにとっても多分敵だ」


「え、で、でも! アイツは、魔王の娘たちのためって……」


「でもそれはもはややり過ぎだ。やつ自身が暴走したのであって、誰もそんなことは望んでいない」


「でも……」


「俺たちは関係ない、いいか? 俺たちは、一切、関係ない」


 そう、俺たちは関係ない。やったのは全てその男なのであって、俺たちは何も侵害していない。いいね?


「……本当に、魔王がやったんじゃないの?」


「ああ、そんなことできないし、やりたくもない」


「……そっか」


 そう言った勇者ちゃんは、少しだけほっとしたような顔をした……が、俺がそれを見ているのに気づいた瞬間、すぐにいつもの険しい表情に戻った。


「ッ……で、でも、お前が魔王なことに変わりはない! なにが何だろうと、僕は魔物を許すわけにはいかないんだ!」


「……剣がなくても?」


「え、あ、う……」


 忘れてたのか。言っちゃ悪いけど、この勇者ちゃん相当な天然だよな。


「剣がなくたって君は強いよ」


「…………ふぇ?」


 言われたことが随分意外だったのか、勇者ちゃんは素っ頓狂な返事をする。けど事実だと思う。武器がないシャツ一枚で、強大な(と彼女は思っている)魔王にここまで言ってのけたのだ。それだけで十分に勇者足りえるだろう。


「ま、それはそれとしてだ、いい加減火を焚こう。寒いったらないよ」


「……むぅ」


 納得いかないのか、気恥ずかしいのか、とにかくそんな表情をして、勇者ちゃんは顔を伏せてしまった。困ったな、俺は火おこせないから勇者ちゃんに頼ろうと思ったのに。



 ……クーン …………ヨシクーン……



「あん?」


「な、なに?」


 何やら遠くの方から声が聞こえる。……何かどっかで聞いたことある声だな。

 ……あれ、なんだ? なんか向こうからなんか来て……





「ウオォォォォオ! ヨォシクウゥゥゥゥウン!!」




「「わあぁぁあッ!?」」


 なんだ!? 物の怪の類か!?


「ヨシ君! 無事だったんすね!」


「……てロックさん? なんでここが」


「夜目はキク方なんすよ」


「ヨシカゲ君! 大丈夫?」


「リリスさんも……てことは」


 そう言いかけた瞬間、後ろから、2人とは別の足音が聞こえた。そうか、アイツも来てくれたのか……


「ゼェッ……ゼッ……ヨ、ヨシカ……だいじょ、ゲェッホゲホ、ウェッ……」


「うんお前の方が大丈夫か? イブ」


 なんで俺よりも死にそうなんだコイツは。


「ハーッハーッ……ん? ゲェ、勇者!?」


「え? ヨシ君なんで勇者ちゃんと一緒なん? てかあのシャツヨシ君のじゃん」


「ヨシカゲ君も半裸じゃない……え、うそこのスケベナメクジったらもしかして」


「なあ人の話を聞くってこといい加減覚えようぜ?」


 どうしてコイツらといるとこう、静かにするってことができなくなるんだろうか。疲れてるんだからやめて欲しいんだけど。


「……心配しなくても、僕は1人でエイレックスに帰るよ」


 そう言って勇者ちゃんは、まだ半乾きの自分の服をもって、エイレックスへの道を辿ろうとした。あの子俺のシャツ、もう完全に私物化してないか? いや別にいいけど。


「あー……エイレックスに行くのはちょっと、お勧めしないわよ」


 そう言って勇者ちゃんを引き留めるのは、意外や意外、リリスさんだった。リリスさんは自分のカバンの中から水晶を取り出し、それを勇者ちゃんに見せる。あれ確か、人間界が見れる水晶だっけか。持ち歩いてんのかあの人。


「……それがどうしたの?」


「まあ、見てみなさい……」


 何故か苦笑いをするリリスさん。何かと思い俺も水晶を覗いてみると、そこにはエイレックス王国の人達が映っていた。映っていたんだけど……




 ◆




「信仰心を保ちたいならさあ、姫様あてにしちゃダメじゃない?」


「自己防衛、投資、他国移住……エイレックス脱出だよね」


「だから姫なんか当てにしちゃダメよ。おん」




 ◇



「なんだこれは、たまげたなあ……」


「なあ姉ちゃん、誰に向かってしゃべってんだコイツら?」


「いやわかんないけど……で、どうする勇者さん? 今エイレックス王国は内部分裂がすさまじくて、今帰ったら絶対ゴタゴタに巻き込まれると思うけど?」


「え、あ……え……?」


 めっちゃ困惑してるじゃん勇者ちゃん。まあそうだよな、俺もちょっと何が起きてんのかいまいち把握できてないもん。

 というか、国がこんな状態なら……


「そ、そうだ! 姫様! 姫様を助けなきゃ!」


 そう、エルカ姫のことが心配だ。あの子大丈夫かな? この様子じゃクーデターでも起こされてそうだけど。


「ええ、心配でしょう? それでね、それについても、アナタについても、話したいことも聞きたいこともいっぱいあるの、だから……」






「貴女、魔界に来ない?」






 その言葉に、リリスさんとロックさん以外は、開いた口が塞がらないまま、固まった。



どうか怒られませんように(懇願)

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